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JBCF全日本トラックチャンピオンシップ オムニアム

クラス:トラックレース オムニアム
開催地:山梨県境川自転車競技場
日程:10月18日
距離:4種目
天候:曇り



レースレポート

前回に引き続き、今回はトラックレースに出場。
2日目の出場種目はオムニアム。
競技人生で初参加の種目で、基本的に走り方は全く分かっていない。
リオオリンピックにオムニアムで出場している妻から色々と教わりながらの出場となった。
基礎知識として、オムニアムはスクラッチ、テンポレース、エリミネイション、ポイントレースを行い、その順位によって1位が40点を獲得できそこから一つ下がるごとにポイントが2点下がる。
つまり5位は32点貰える、という仕組みである。
最終レースのポイントレースだけは別で、獲得ポイントがそのまま点数に加算される。

1種目目のスクラッチ。
スクラッチレースのルールはロードレースと全く同じ。
今回は10kmで行われ、ゴール着順で順位が確定する。
それまでの過程は一切関係なくいかにゴールで上位に入れるかが重要。
自分としては途中から逃げて少人数で先行してゴールを狙いたかった。
レーススタート後はしばらくの間、ジッと身をひそめて脚を温存しており、残りの距離が少なくなったところでアタックして、逃げを狙っていった。
やはり簡単に逃げられる訳もなく、集団一つのままゴールへ向かう展開になる。
最終周回に入り英也が先頭で一気に踏んだことで集団が棒状1列になる。
自分の二つ前で中切れが発生しそれを埋め切れず、後ろにいた選手に刺されて中途半端な位置でのゴールとなった。
確か13位だったと思う。
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2種目目のテンポレース。
このレースは4周のニュートラル走行の後21周のポイント周回が存在し、各周回の1位にのみポイントが与えられる。
着順はポイントの獲得数が優先され、同点の場合はゴール着順で決するという形。
スクラッチレースとは真逆で、途中の展開でいかにポイントを稼ぐかが重要なレースになる。
自分の作戦はこれまで通り前半は脚を温存して後半に逃げを狙うというワンパターン戦術。
スタート後は何度かポイント争いのスプリントが起きたが、その後に英也が愛三の貝原選手と逃げてしまいどうしようもなくなる。
幸い中間ポイントを獲得している選手が少なかったので、0ポイント同士の着順争いも考えつつ展開を見ていた。
終盤になったところで2人逃げとの距離が詰まったので、アタックして単独で2人にブリッヂを成功させる。
後ろから英也が「ゴーゴーゴー」とか言っていたので、そのまま踏んでいたら先頭通過ができて、1点獲得。
後で車載映像を見ていたら、自分が全力で踏んでいる後ろで英也がピースしていた。
点数を取れたは良いが直後に集団に追いつかれてしまい、そのまま集団の先頭数人が再び逃げを作り自分は後方集団でゴール。
1点だけ取れていたので、7位だった。
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3種目目はエリミネイションレース。
今回のルールは単純明快。
毎周回のゴールライン通過時に最後尾通過した選手がリタイアさせられる。
最後まで残っていた選手が1位で最初に降ろされた選手が最下位。
スクラッチもテンポも初出場のレースではあったが、なんとなく展開は予想できていた。
しかし、エリミネイションだけは完全に未知の領域。
展開も流れも全く分からない中での出場。
ちょこまかと位置を変えながら、何とか早々に打ち切られることだけは回避できたが、ある程度安定して走れる選手が残った時点で最後尾になってしまい打ち切られた。
楽に走れていたし中々面白かったので打ち切られて悲しかったが、仕方が無かった。
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4種目目はポイントレース。
獲得点数がそのまま加算されるので理論上は一発逆転もあり。
今回も代り映えのしない途中から逃げ作戦。
今回は逃げに拘ってレースを展開してみたおかげで、終わってから色々と気付ける部分もあったが、もったいないことも多かったと終わってから思う。
序盤が終わったところから動いていくが、中々ポイントに結びつかず。
途中で、ブリヂストンの孫崎選手、シマノの中田選手、ヒンカピーの石原選手の3人で逃げるもそこまで大きな点数を獲得することも出来ず。
その後はいつも通り英也が単独で逃げてしまい、大量得点を重ねていった。
終盤に単独ブリッヂ兼ポイント獲得を狙ってアタックし、最後の中間スプリントを2位通過出来たものの英也までは届かず、むしろ集団に追いつかれ千切られて後方でゴールした。
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ポイントレースで得点を重ねることも出来ず、最終順位は10位で終えた。


感想

トラックレースになれてなさすぎる、というのが一番の印象。
また、トラックレースの感覚がジュニアのままなので、力isパワーで押し切ろうとし過ぎている。
つまり、テクニックが無い状態で効率悪く力をぶっ放しているせいで、勝手に脚が無くなっていっている。
バンクを上手く使うテクニックとか、アタックの仕掛け方とか、レース展開の仕方とか改善点まみれのレースだったと思う。
幸い、車載映像とかが残っているので、色々と見返しながら自分の走りを改善していきたい。
トラックレースの走り方はロードレースと全く違うので、一から勉強の必要があると感じた。


キツさレベル


各種目の競技時間が短く、インターバルも結構あるので瞬間的な疲労度はそこまで大きくなかったが、蓄積の疲労でかなり疲れた。


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