ツアー・オブ・チンハイレイク 2016 9日目
ツアー・オブ・チンハイレイク 9日目
クラス:HCクラス・ステージレース
開催国:中国
日程:7月26日
距離:100km
天候:雨
出場チームメイト:ニコラス・マリーニ、ダニエーレ・コッリ、リカルド・スタキオッティ、石橋学、山本元喜
チアンシュイで1周12.5kmのコースを8周するクリテリウム。
偶数周回ごとのゴールライン通過時にスプリントポイントが設定されていた。
レース前のミーティング
今日はコッリが中間スプリントポイント狙いで逃げを狙い、自分と石橋は先頭交代のローテーションに加わる為に待機、最後はコッリ、スタキオッティ、マリーニでゴールスプリントという指示。
レースレポート
最初は動かなくていいという事なので集団中盤からスタート。
スタート直後はアタックと吸収が連続し集団が縦に伸びたまま進む。
集団後方で落車に気を付けて付いて行く。
2周目の中間スプリントでもがいたコッリからジャケットを受け取ってチームカーに返しに行く。
その後集団に戻り前方に上がって行く。
その最中にサウスイーストが集団をコントロールしているのが見える。
前に上がって行き、コッリ達に「前で回ろうか?」と聞くのと「前で回ってくれ」と言われる声が被る。
お互いに「オッケー」と言ってから前に上がって行ってローテションに加わる。
ラスト5周の表示を通過。
逃げとのタイム差が40秒で7人逃げている状況。
去年はこのコースで逃げ切られているので差をそこまで開けたくない。
ローテーションにはアンドローニ、サウスイースト、コルス、中国チーム、から1人ずつとNIPPOから自分と石橋が入って回る。
コルスと中国チームは差を広げておきたかったらしくペースを落とし、差が1分にまで広がる。
去年に自分達と同じように逃げ切られたサウスイーストが焦ってペースを上げる。
そこからアンドローニとサウスイーストが1人ずつでNIPPOが2人の4人でのローテーションになる。
タイム差が40秒に縮み、そこから更に詰めていく。
ラスト3周に入り25秒程で見える位置まで迫る。
あまりに早く吸収し過ぎると再度アタック合戦が始まるので徐々に差を詰めていく。
ラスト2周で10秒程といった感じ。
その半周後に逃げを吸収。
逃げを捕まえたタイミングで1人が飛び出しそれを追いかける展開になる。
ラスト1周を切った辺りで逃げを完全に吸収。
交代で1人が飛び出すがチェックに入りすぐに吸収。
そこからは自分、アンドローニ、コルスの3人でアタックが掛からないぐらいにペースをコントロールしながら進む。
ラスト5km程のところでサウスイーストが列車を組んで上がって来て自分は集団に呑み込まれる。
仕事完了という事でそこからは流して走り、集団から遅れてゴールした。
集団スプリントではマリーニが2位。
感想
前半は後ろで休めていた上にコントロールが始まってからも本気で差を詰め始めればすぐに詰まる感じだったのでそこまではしんどく無かった。
距離が短かったのも楽だった原因だと思う。
去年と違い逃げを潰し切ってしっかりとゴールスプリントができるように展開して言うことが出来たのは良かったと思う。
明日は今大会最長の240kmなので気合を入れて頑張って来たい。
キツさレベル
5
ハッキリ言って楽に終えれたという感じ。
しっかり休んで明日以降に備えたい。
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