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ヨーロッパと日本の差 後編

昨日に引き続き日本とヨーロッパの選手。
ヨーロッパと日本の差を埋めるためにはどうすれば良いのかについてです。

もっとも手っ取り早いのはやはり高卒後にヨーロッパに渡ってしまうという手段ですね。
この場合重要なのはヨーロッパのチームに単独で籍を置くことだと思います。
ヨーロッパの同年代の選手と一緒に居る事で様々な知識や刺激を受けることが出来、成長できると考えます。
この場合には「3年やってダメなら競技をやめる」ぐらいの覚悟が必要だと思っています。
高卒で本場に挑戦する以上、ヨーロッパプロ(プロコン以上の事を指します)になれなければやめるぐらいの覚悟で挑むということですね。
しかし、ここまでの事に関しては今までさんざん言われてきたように感じますし、自分も聞いたことがあります。

では、それ以外の手段が無いのか?とういと自分はそうではないのではないかと感じています。
と言うよりも、現状で高校卒業後の選択肢で大半の選手が「大学進学」を選ぶ以上、その選択をした選手が将来的に活躍できる方法を見つけない限りは日本の競技レベルの向上はあり得ません。
「大学に進学したからあの選手はヨーロッパで勝負できる訳がない」ではダメなのです。
自分が高校生、大学生に対するアドバイスをちょくちょく上げているのもこの考えがあるからです。
大学進学後の選手に自分が必要だと思うことはまず意識の変革です。
大学進学という選択肢をとったものの、ヨーロッパにも挑戦したいと思っていたり、思いだしたりした選手はとにかく「強くなりたい」と思い続ける必要があります。
今の強さでは全く足りていないという自覚を持つ必要があります。
学連のレースで勝っていても意味は無いのです。
なぜなら、学連のレースに出ている選手には卒業後は選手を続けるつもりが無かったり、ヨーロッパというレベルでやるつもりが無い選手が多く含まれているからです。
ヨーロッパという世界のトップに挑みたいと思うのであれば、学連では圧倒するというレベルの強さは最低でも必要となります。
それでも足りないかもしれません。
そのためのトレーニングをする必要もあります。
自分はトレーナーではないのでトレーニングに関して詳しく語ることは出来ませんが、大事なことは「やればやるだけ強くなるという訳ではない」ということです。
休息はトレーニングを行う上で欠かせませんし、そこをおざなりにしてはトレーニングが意味を成しません。
しっかりと休息し良いコンディションでトレーニングを積むことが強化につながります。
トレーニングの方法に関してはトレーニングコーチ等を探すのが良いと思います。
今は調べればすぐに見つけることが出来ると思いますので。

そして学連の選手を更に強化する方法については実業団のレースに出場させるというのがかなり有効だと思います。
大学生のみというカテゴリーではなく、全年齢といういわば無差別級のレースである実業団レースは大学生にとってかなり良い刺激になると思います。
己の実力を知るという意味でも、自分が目指す位置の遠さを知るという意味でもです。
自分は大学1年の時に出場した富士あざみラインのヒルクライムでの惨敗がかなり良い刺激になりました。
当時クライマーだと思っていた自分は優勝どころか着にすら絡めなかった自分をもっと強化する必要があると思えたのです。
今はどうか知りませんが以前に聞いた話では、学連と実業団の重複登録は出来ないらしいです。
いろいろと事情が有るのでしょうが、これは学生を強化するうえでかなりの足枷になっていると思います。
有力な選手は実業団チームにも所属してレース数をこなして経験を積むべきですし、むしろ学連代表のようなチームを実業団に作ってしまうのもありな気がします。
自分は言うだけなので簡単ですが、実際は色々と難しいのかもしれません。

今後も色々と思いつくかもしれませんし、考えは変わるかもしれません。
しかし、大学を卒業してヨーロッパで3年を過ごした自分が、今、日本とヨーロッパの選手の違いや差、そしてそれを埋めるために必要だと思ったことは以上でした。

まだまだ選手経験も浅い自分が言っていることなので、将来に後々読み返して恥ずかしい部分もあるかもしれませんが、その時は「昔はあんな事言ってたなぁ」と笑えるようなメンタルを鍛えていきたいと思います。 この記事が面白かった方は「いいね」を押して頂けると記事を書くやる気が上がります!
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