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AACA第3戦 長良川

AACA第3戦 長良川

クラス:AACA
開催国:日本
日程:3月11日
距離:100km



天候:晴れ
出場チームメイト:野中竜馬、阿曽圭佑、中島康晴、山本元喜、椿大志、中西健児、雨乞竜己

日本で行われたAACAカップの第3戦。


レース前のミーティング

今日は集団ゴールになったら雨乞で、ラスト一周に飛び出せるチャンスがあれば中西で勝負するという作戦。
残りのメンバーも各々目的を持って動く。


レースレポート

レース開始。
自分としては他のメンバーのフォローとアタックの練習をしていくつもりなのであまり積極的には動かない。
多めの人数が飛び出した際にキナンの選手が乗っていたなかった時に動けるようにする。
何度かアタックに反応してみるが悪くなさそう。
20分程アタックが続いて椿の乗った4名が逃げた。
そこから1分半ほどのタイム差で集団と逃げが進む。
やはりコーナーは苦手。
特にゴールライン通過後のZコーナーと呼ばれるコーナーで前と離れるため毎回詰めなおすのに足を使う。
そんなこんなで20周の内の半分である10周が終わる。
お腹が空いてきたので捕食のアスリチューンを食べる。
このあたりからバテ始める。
自分は踏んでいるつもりなのに踏めていない。
コースの奥側の折り返しでの立ち上がりも、周りの選手は楽そうなのに自分だけやたらしんどい。
そして逃げが崩壊して椿が単独で逃げ始める。
そこから2周を終えて椿以外の飛び出していたメンバーが集団に吸収される。
そろそろラストに向けての動きが始まるはず。
集団から逃げを追加の逃げを計ってアタックがかかり始める。
アタックでペースが上がり自分は辛い。
しかしペースの上がる集団を気にもかけず淡々と逃げ続ける椿。
追いつかれるどころか差が広がることもある。
驚異的な強さ。
粘る椿とバテる自分。
そのままレースが進みラスト3周へ。
いよいよ椿も捕まりそう。
そして自分は終わりそう。
3周の奥側のコーナーの立ち上がりで耐え切れず中切れ。
流石にこれは無い。
恥ずかしい。
しかし全力で踏んでいるつもりなのに加速しない。

一体なぜ!
スタート前にはBCAAも摂取した。
昨日に練習をし過ぎた?
たしかに昨日の練習で筋肉に負荷がかかるインターバルを入れ過ぎた気もするが、ここまで踏めなくなるはずはない。
それに昨日はしっかりプロテインを飲んでいるから回復しているはず!
夕食でも鳥の胸肉を……!?
昨日の夕食 鳥の胸肉のみ。
 今日の朝食 小さめのパン2つ。
 レース3時間前 おにぎりと小さいアンパン1つずつ。
 スタート前 BCAAアスリチューン赤2つ
 レース中 アスリチューン黒3つ。

ハンガーノックだコレ!

プロテインの事しか頭に無かったせいで炭水化物の摂取がおごそかになっている。
エンジンの働きをする「プロテインで鍛え上げた筋肉」を持っていてもガソリンである「淡水化物」が無ければエンジン=筋肉は動かない。
こんな初歩的なミスを犯すなんて……。
俺の脳みそはプロテインか?
いまさら気が付いても遅い。
一度ハンガーノックになったものはすぐには戻らない。
対策は事前に食べておくことのみ。
それが出来ていなかった時点で取返しはつかない。
そこからは千切れて終了。
一応ゴールはした。
レース結果は1位雨乞、2位野中さん、3位中西でキナンが123だった。


感想

ハンガーノックになどなったのは高校生以来だろうか?
これがAACAカップで良かった。
特に大学卒業後はレース前の食事はチームで行っていたのでコントロールされていたし、周りに合わせているだけでよかった。
日本で走るようになり自由な場面は増えたがその分、自分で考えて行動しなければ失敗する。
今回のハンガーノックはその代表例だと思う。
こういうミスをしないように普段の生活からさらに気を付けて次週のJBCFの宇都宮に挑みたい。

ハンガーノックになってしまうと体が無理やりエネルギーを作り出すために筋肉を分解する。
今回のハンガーノックで筋肉も確実にダメージを受けているはずである。
プロテインをしっかりと補給して回復させたい。


キツさレベル

ハンガーノックでヘロヘロになって終わった。
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