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上半身の使い方

今回は体幹と上半身を利用した乗り方についてです。
今までは基本的に固定する方向で使用する体幹について書いてきましたが今回は動かす体幹です。

とは言っても体幹の基本は固定です。
これが出来ていない状態で体幹を使って動きのあるライディングを目指しても力の抜けた走りしかできません。
十分に固定する筋力がある上で初めて動的に使えると考えてください。
体幹を動的に使う際に一番イメージしやすいのがダンシングになります。
ダンシングしている最中に体がまっすぐで動かない選手なんてまずいません。
ダンシング中は腰部のねじりもペダルを踏む力に変えて推進力を得ています。
この腰部をねじる際に体幹周りの筋肉が使われています。
この筋肉を十分に使えずにダンシングしていると力のこもっていないダンシングになります。
腰の入っていないダンシングというのはこのことですね。
また同時にハンドルを引く力も必要になります。
ハンドルを引く際に必要とされるのは腕の裏側の筋肉と肩甲骨周りの筋肉になります。
肩からハンドルを引き上げるというイメージでハンドルを引くと良いと思います。
ハンドルを引くという動作にだけ気を取られてしまうとハンドルに頭が引き寄せられてしまいます。
ハンドルを引くといってもハンドルが上がってくる高さには限度がありますので力み過ぎると体の方が下がることになるのです。
ハンドルを引く際のイメージとしては「引く」というより「バイクを左右に揺らす」といった方があっているかもしれません。
「ハンドルを引く」にしても「バイクを揺らす」にしても結局は上半身で力を生み出している為、それを下半身に伝えるために体幹で支えられている必要もあります。
お尻を上げてペダルを踏んでいるというだけでも様々な筋肉の動きが含まれており、その全てを説明するのは非常に困難です。
大事なことは自分の抱いている出力に体が負けてしまって潰れないこと。
潰れてしまうと肩や頭がぶれたり、踏んでいるのに進まないという事態が発生します。
いくら意識しても体のブレが収まらないという人は根本的に体幹の筋力不足です。
トレーニングしましょう。
シッティングにおいても同じようなことが言えます。
リラックスして走行している分には上半身はそこまで重要になりません。
しかし下ハンを握ってペダルに力を込めている際には特に顕著に体幹の有無が分かります。
ダンシング以上に体幹で固定する必要があるシッティングでは体幹不足が体のブレとして出ます。
意識的に体幹を動かしながら踏む方法もありますが、その大きな違いは肩と腰の動きになります。
体幹が使えている人のシッティングでは腰やバイクが少し左右にブレる事があっても肩が左右にブレることはまずありません。
シッティングで踏んでいる時に肩が左右にブレている人は体幹不足です、鍛えましょう。
同時に下ハンのシッティングでは腕の裏側と肩甲骨周りでガッツリと固定する必要もあります。
肘をしっかり落としてホールドポジションを固めるイメージです。
肩に力を入れてしまうと首回りが小さくなり逆効果ですし、肩が凝ります。
これが肩の力を抜いて乗るという事にも繋がってきます。

いろいろと複雑な動きの含まれる自転車での筋肉の使い方ですが、乗り方に意識を向ければ自然と正しい動きになるはずです。
皆さんも無駄な力の入っていない綺麗なフォームで自転車に乗りましょう!
そしてそのためにもしっかりと体幹を鍛えましょう!
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