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ツール・ド・フローレス 3日目

ツール・ド・フローレス 3日目

クラス:2.2クラス ステージレース
開催国:インドネシア
日程:7月16日
距離:83km
天候:晴れ

平均ワット:219W
最大ワット:1007W
※パワー2マックスでの測定
出場チームメイト:トマ・ルバ、ジャイ・クロフォード、阿曽圭佑、中西健児、山本元喜

インドネシアで行われたUCI2.2クラスのステージレースの3日目。


レース前のミーティング

昨日に阿曽が逃げたことで山岳リーダージャージを獲得していたので阿曽は今日も逃げてジャージを守りに行き、他のメンバーは逃げのメンバーを見て危険な選手は逃がさないようにするという作戦。
一番に気を付けるべきなのは「キナンがコントロールしないといけない」という状況を作らないという事。

レースレポート

集団後方からスタートし9kmのパレードの最中に先頭まで上がる。
危険な逃げが発生した時に動けるように備えないといけない。
レーススタート、阿曽が逃げを狙いに行くが決まらない。
この二日、一緒の位置でゴールしていた総合7位の選手がアタックしたので自分も付いて行く。
決まらない。
何度かアタックがかかった後、中西を含む10名以上の先行が発生する。
集団前方が横に広がり差が広がり始める。
総合に絡む選手が前に入っており中西だけでは心もとない。
これは逃がしてはマズイ逃げ。
集団先頭付近にいるトマも同じ考えのようでハンドシグナルで「前を追え」と指示している。
トマは前に出るのが難しい位置にいる。
集団が詰まっており前に出るのに苦労したが何とか前に出る。
先行しているメンバーとかなり差が広がっている、ピンチ。
アタックして前を追う。
反応してきた選手と交代で前を追っていると後ろから集団が追いついて来る。
今度はジャイがアタック。
自分やジャイ、そしてトマが動くと必ず集団が追ってくる。
それが総合上位に入っているメリットでもデメリットでもある。
こういう集団を活性化させたい時には泳がされる危険が減るので助かる。
アタックを続けて差を詰め切る。
相当脚を使ってしまい集団後方まで下がってしまう。
その直後の登りで阿曽含む6名の逃げが決まる。
メンバーは阿曽、ピシュガマン、CCNのホワイトハウス、リーダーチームのフツーロ、KFC、セブンイレブン。
総合で一番上位の選手はピシュガマンで9分遅れ。
逃げが決まってからもアップダウンが続き中々辛い。
ダメージが抜け切るまでは相当辛かったが20kmを越えたあたりから楽になって来たのでキナンが固まっていた集団前方に上がる。
集団のコントロールはフツーロの選手が単独で行っている。
フツーロは今日のステージに3人しか出走できておらず、その内1人は逃げに入っておりもう一人はリーダー。
かなり辛い展開だろう。
しかしここでフツーロがコントロールしなければ、タイム差が一気に広がってしまうだろう。
総合上位チームは全員逃げに選手を送り込んでいるし、それ以外のチームにはコントロールする意味も力も無い。
フツーロ単独でのコントロールのまま40km地点から始まるKOMの登りに入る。
登り始めはフツーロが一定のペースで牽いていたが、途中からトレンガヌが出てきてペースアップ。
集団がバラけ始める。
平均360Wくらい出てるのではないかというくらいで相当キツイ。
自分の体重が61kgくらいなので6倍近い。
このペースが頂上まで続くはずがないと信じて耐える。
勾配が緩いことも手伝い何とか食らいつく。
やはり踏み続けるのは無理だったようでトレンガヌの選手が交代する。
全員辛かったようで途端にペースが落ちる。
しばらくすると再びトレンガヌが上がって来てペースアップ。
それを何度か繰り返すが、徐々にトレンガヌの選手も勢いが落ちてくる。
やっと一息付けるか?と思ったところでトマがアタック。
集団が伸びる。
「辛い辛い!」と思っていると中切れ発生、トマ含む3人だけが先行する。
ジャイがアタックするが抜け出せず、次に自分がアタックする。
KFCと他2名が付いて来て4人で抜け出す。
集団とは差が開いている。
先頭を交代しKFCが前に出る。
しかし残り2人は前に出てこない。
これはただの邪魔。
チェックに入りに来たつもりかもしれないが千切るしかない。
ついでにKFCも総合2位の選手なので千切れてくれた方が良い。
KFCの後ろからアタック。
1回では千切り切れず2回程繰り返す。
KFCと自分の2人になったことを確認。
前方にはトマ含む3人が見えている。
2人にまで絞り込んだ今、前に追いつく手伝いをする必要は無い。
KFCの付き位置になって交代を断る。
何度か交代を求めるKFCだったが、ここで踏み止めるわけにもいかず渋々前を牽き続ける。
頂上1km手前で一気に踏んで前に追いつこうかと前との距離を計っていると前の集団でトマがアタックをかけて単独で登っていく。
滅茶苦茶速い。
トマが単独先行している以上、自分が前に出る意味は更に無くなる。
有るとすればトマに千切られた2人を吸収するくらいだろう。
KFCの後ろに付いているといつの間にか中西が追いついて来る。
そしてKOMまで1kmの看板が出たところでジャイが追いついて来る。
ここからキナンがローテーションを始めてペースアップ。
前の2人を捕まえにかかる。
KOMを通過する。
このKOMは27分間301W
トレンガヌのペースアップから頂上までは17分間319W
その後アップダウンで前の2人を捕まえて8人の集団になる。
その内キナンが3人でセブンイレブンが2人。
自分たちはトマが先行しているのでローテーションに加わらない。
殆どセブンイレブンだけが牽く状態になる。
かなり長いダート区間で何度か集団が分断するがそのたびに1つにまとまる。
KOMスタートの看板を過ぎる。
逃げから千切れて来た選手を吸収していく。
2回目の地味なKOMを越えて下りへ。
このKOMは6分間241W
勾配がキツくなったラスト800mは2分間347W
ここでセブンイレブンの総合2位の選手が先行を開始する。
下りが上手く相当速い。
それをジャイが追いかけ、遅れて自分が続く。
下りの途中でラスト10kmを切る。
下り切ってすぐのところで前から千切れて来た阿曽が先行していたセブンイレブンの選手の付き位置になっているのが見える。
それを自分と中西とジャイで追走して吸収。
集団のペースが落ちかけたところで登りで遅れたはずの総合リーダーが出てくる。
自分たちも相当速く下ったはずだが、それ以上の速さで下って追いついてきたのだろう。
ラスト2kmの看板を過ぎる。
セブンイレブンの総合2位の選手にアタックを仕掛けられて追走するという後手は踏みたくない。
アタック開始。
何度かアタックするが抜け出せず。
ラスト500mを切ったところでセブンイレブンのもう一人がアタック。
それが地味に先行したままゴールスプリントになった。
自分は集団内の13位でゴール。
トマがステージ4位、ジャイがステージ7位、中西が9位。
総合ではトマが3位に浮上、ジャイは5位のまま、自分は今日ステージ優勝したピシュガマンの選手に抜かれて7位に落ちた。


感想

前半の逃げが決まるまでの動きが相当辛かった。
登りまでに脚が回復してくれたので助かったが、そこからがまた辛かった。
トマが行ってからの絞り込みで、残っていたキナン全員が前に残れたのは相当大きかったと思う。
そこからの展開を非常に有利に進めることが出来、今日もトップに近い集団に残りながら脚をある程度温存することが出来た。
明日以降もキツイ山岳ステージが続くので気合を入れて頑張りたい。


キツさレベル

途中に辛い場面もあったが、終盤は休むことが出来たので回復した。

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| レースレポート | 16:54 | comments:1 | trackbacks(-) | TOP↑

COMMENT

僕ジロ

僕のジロデイタリアを読み始めました。

山本選手が進学校出身だと知り、驚きました。自転車を趣味あるいは職業にされる方は高学歴なことが多い気がします。

山本選手は勉強とスポーツには相関関係があると思いますか?

| ヤマカツ | 2017/07/17 11:05 | URL |















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