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選手のリスク

ロード選手の体というのは「自転車で速く走る」事に特化しています。
今回はそんな選手の体が抱えるリスクに関してです。

選手が抱えるリスクに関し一番多いのは落車による擦過傷でしょう。
ある程度の落車はテクニックにより回避可能ですが、結局のところ「誰でもこけるときにはこける」ので擦過傷はもはや職業病とも言えます。
それ以外にも極限状態まで体を追い込んでいるため選手の免疫は時々非常に下がってしまっています。
そういう状態になってしまっていると「普段であればかかってもどうってことのない病気」が思いのほか重症になってしまう事もあります。
最近名前が広がってきている病気である「伝染性単核球菌症」などが当てはまります。
こういった病気に関しては専門的な話になってしまうので自分のカバーする範囲外となります。
それに最初に上げた擦過傷に関しても「何を今更」感があるので触れなくても良いと思いますし、以前に記事で取り上げたこともあります。
では、今回紹介する内容は何なのか?と言いますと、様々な要因で選手の体自体に起きるトラブル、ハードウェアのバグ的な問題点になります。
一番身近な物としては日焼けによるシミやソバカスの発生ですね。
昔選手をされていた方の中にはやはりシミやソバカスが発生している人が多く見受けられます。
自分的には風格が出て悪くないとも思うのですが、悪化すると皮膚がんにもなりかねませんので出来る限り日焼は避けるべきなのでしょう。
対策としては日焼け止めの使用になりますが、生半可な物では軽々と汗で流れて終了です。
選手のレース中の発汗量は半端ないので当然です。
キナンが提供を受けているアグレッシブデザインの日焼け止めはウェットプルーフを名乗る通り濡れても落ちません。
専用のクレンジングオイルでやっと落ちるレベルの耐久力を誇っているのでお勧めです。
日焼け以外にも選手の体に起きるトラブルは存在します。
最近自分が診断された症状は「心肥大」
いわゆるスポーツ心臓ってやつです。
ハードなトレーニングによって鍛えられる心肺機能。
それを支えるために心臓も大きくなります。
選手としては正しいことなのですが、普通の生活を送るという面では過剰なほどに大きくなります。
その結果選手の平常時の心拍数はかなり低くまで低下し、起床時には40台を下回ることもあります。
選手間でよく出る話に「病院に搬送されたら平常時心拍が低すぎて、心拍測定器が常にアラートを響かせていた」なんて話があります。
シーズン中はそれでも特に問題が無いのですが、シーズンオフになったり、練習量が落ちてくると問題が発生します。
具体的には、原因不明の動悸や気持ちの悪さなどです。
しばらくすれば落ち着くのですが、あまり気分の良い物ではありません。
それ以外にもメジャーな病気として「骨粗鬆症」があります。
「スポーツしているのに骨粗鬆症になるの!?」と思われるかもしれませんが、意外と多かったりします。
特にクライマー系の絞った選手に多く見られます。
自転車というのはリハビリに使われるくらい体に負担の少ない乗り物でもあります。
当然、体に加わる負荷が低いので骨に伝わる刺激が少なくなり、体が「そこまで骨を強化しなくても良いんじゃない?」と勘違いしてしまう訳です。
それ以外にも「体を絞るための減量による栄養不足」や「踵への刺激が少ないことによるホルモン不足」が原因として挙げられます。
選手がビタミン剤を摂取したり、散歩に出かけたりするのもそういうトラブル回避を目的の内に含んでいたりします。
一般の方は仕事や移動で十分に歩かれていると思いますのでそこまで心配する必要は無いと思います。
むしろトレーニング以外ではベッドで横になっていたり、ほとんど歩かない選手が異常なだけなのです。

今回上げたのは選手の体に起きやすい代表的な症状だけでこれら以外にも色々なトラブルの危険性があります。
そういったトラブルに直面しないようにいろいろと工夫するのも選手の仕事であったりします!
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