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回答 File29

質問
高校生で自転車競技をしている者です。
柿木コーチの本に、ジュニア~u23 1、2年目はLTよりvo2peakを鍛える方が重要だと書いてありました。元喜さんはその年代で意識していたこと、実践したことってありますか?またジュニアからu23にあがると具体的に何か変わることはありますか?

回答
まず初めにそういったトレーニング本を読んでいるのであれば、それを参考にトレーニングを行うのが一番良いと思います。
それを踏まえたうえで自分の時はどんな感じだったのか、という事について経験から紹介していきたいと思います。
自分はその年代では特に何かを意識するわけでは無く練習を行っていました。
あえて言うのであれば全力。
特に大学入学1年目はかなりの頻度で追い込みまくっていました。
イメージ的には集団練習の際の峠の頂上はその日のメニューに関係なく取り行きます。
毎日全力でトレーニングに取り組むなんてことはそれくらいの年齢でなければできません。
10分走なども行っていましたが、パワーメーター無しでやっていましたので相当適当です。
ジュニアからU23に上がると感覚的に回復力が徐々に落ちていくように感じます。
今となってはジュニア期のような日々追い込み続けるようなトレーニングは体がもちません。
その分、トレーニング1回毎の強度はジュニア期以上に上げることが出来るようになるため、メリハリのついたトレーニングを行うことが出来ます。
回復力が落ちる代わりに強度を上げることが出来るので結果として強くなっていきます。
ですので基礎となる体力やスタミナの強化はジュニア期の間にしっかりと行っておく必要があります。
LTはトレーニングの強度に関わってくるためこの部分は本に書かれてあった事と一致すると思います。
また、自分の聞いた話ではVO2Max(peak)はジュニア期からアンダー1,2年までしか伸ばすことが出来ません。
これがLTよりVO2を鍛えるべきと書かれていた理由でしょう。
ジュニアからアンダーに上がった際に大きく合わるのは自分の周囲の環境です。
自分の場合は高校卒業後に大学に進学していますので、それを例として挙げます。
まず、大学に進学すると大概の場合寮に入ることになります。
そうなると自炊洗濯等々の日常生活でするべき要素がとても増えます。
そういうのは休息時間の減少に直結しますので疲れが取れにくくなります。
大学の授業も自分でカリキュラムを決めることが出来る反面、高校よりはるかに不規則な授業予定になります。
また、トレーニングに関しても自分で考える必要があるためオーバーワークや練習不足になりがちです。
日常生活のコントロールに加え、授業とトレーニングの計画のバランス調整。
これらが大学進学直後に一気にやってきます。
普通に考えて即座に対応することなど不可能ですので、進学直後は成績が伸び悩みます。
これを突破して初めて次のレベルに上がって行く事が出来るのです。
ちなみに大学の授業数に関しては学年が上がるごとに減っていくため、徐々に練習時間を確保できるようになっていきます。
大学進学直後の成績伸び悩みを防ぐためには上記の問題点をクリアできるように予め備えておくか、問題がやって来て忙しくなっても大丈夫なくらいに体が頑丈である必要があります。
自分の場合はどちらかと言えば後者だったんだろうと思います。
最終的に選手を目指すのであれば頑丈な体、タフネスが無ければ耐え切れずに潰れてしまいますので、いい機会だと考えてここで鍛えるのも十分ありです。
大学に進学しない場合のパターンに関しては知りません。
他の経験者に聞いてもらえれば良いと思います。

いずれによジュニアからアンダーへの切り替わりには競技を取り巻く環境の大きな変化が伴います。
「今まで通り」では絶対に上に進めませんので更なる向上心と対応力を持って壁を乗り越えてください。 この記事が面白かった方は「いいね」を押して頂けると記事を書くやる気が上がります!
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COMMENT

練習メニューの比較

著書拝読しました。
ブログで読んでいましたが、レース結果など内容の補足もあり、また楽しく読みました。

さて、お伺いします。
鹿屋時代、イタリア、現在の練習メニューを比較して、違いはありますか?
よく、頑張っているからと言ってのびるとはかぎらない。効率的な練習が大切だと聞きますが、山本選手の実感としてどう思われますか?

| zz | 2017/08/01 22:53 | URL |















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