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回答 File32

質問
鹿屋時代、イタリア、現在の練習メニューを比較して、違いはありますか?
よく、頑張っているからと言ってのびるとはかぎらない。
効率的な練習が大切だと聞きますが、山本選手の実感としてどう思われますか?

回答
自分のこれまでの経験として練習メニューの内容に関しては大きく変化し続けています。
高校から大学へ進学した際も変化しましたが、大学卒業後も変化し続けています。
高校時代から現在までのトレーニングの変化について軽く紹介してきます。
まずは、高校時代。
この期間に関しては基本的に高校の顧問の先生の指示するトレーニングに従っています。
指示された通りのコースを全力で走るだけ、それが自分が高校の時に行っていたトレーニングです。
山に入ればすぐに千切り合いを行い、全力で追いこみながら休憩地点に向かうという感じでした。
高校生の間は回復能力が非常に高くなっていますのでこういったトレーニングで問題ありません。
また、基礎を作り上げる段階でもありますのでとにかく追い込んで、心肺機能と体力、筋力を付けることが重要になっていました。
大学進学後について。
これまで何度も書いているようにトレーニング以外で時間が潰れ疲れます。
トレーニングのみに関して言うと自分で考える必要が出てきます。
各大学によって違いはあると思いますが、基本的に自分たちで考えたトレーニングを行う必要があります。
自分はこの頃にパワートレーニングを導入しました。
とはいうものの、分析をするわけでもなくパワーの数値を見ながら走るだけで、メニューに関してもそのころは考えていると思っていましたが、今から思うと結構いい加減なメニューでした。
自分が思うにトレーニングの練習時間の確保は重要ではありますが、それはトータルでの練習時間ではなく1回の練習時間を指します。
1回の練習でいかに長い時間走ることが出来るのか?これが体力づくり、トレーニング効果に直結してくるわけです。
トレーニング時間を確保するために授業の合間に複数回に分けてトレーニングに行ったところで効果は非常に低くなります。
それどころか、回復する時間が無くなるために疲労のみが溜まっていきトレーニング強度も落ちてしまいます。
大学時代にはまとまったトレーニング時間を確保できるように授業予定を組む必要もある訳です。
1回のトレーニング時間をしっかり確保することで効果の出る練習をする、これが効率のいいトレーニングです。
「まとまった時間が確保できないから」といって時間がある時にとにかく乗りに行っても疲労が溜まりいい練習は出来ません、これが頑張っているからと言って伸びるとは限らないという事です。
また、通常は学年が上がるごとに授業数が減りトレーニング時間が確保できるようになりますので、その分自分でトレーニングを考えて組めるようになる必要があります。
3年目以降には本格的なパワートレーニングを導入できるようになるのが理想的です。
大学卒業後について。
自分の場合は一度基礎からのやり直しを求められました。
大学の間に雑になっていた部分の見直しや体の組み直しの必要が有ったのだと思います。
その後、イタリアにいる間は少しずつパワートレーニングのメニュー内での指定の内容が少しずつ詳しくなっていきました。
最終的には各メニューに対して、出力、ケイデンス、時間、勾配、ポジションといったものが指定されるようになりました。
パワートレーニングはここレだけの内容をコントロールして初めて本当の効果を発揮するのでしょう。
現在はイタリアでのトレーニングを参考に自分でメニューを組んでトレーニングしています。

年代別に必要なトレーニングは変化しますので適切なトレーニングと休憩でパワーアップして下さい。 この記事が面白かった方は「いいね」を押して頂けると記事を書くやる気が上がります!
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