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ツール・ド・イラン 5日目

クラス:2.1クラス ステージレース
開催国:イラン
日程:10月12日
距離:191km
天候:晴れ

平均ワット:180W
最大ワット:966W
※パワー2マックスでの測定
出場チームメイト:トマ・ルバ、ジャイ・クロフォード、中西健児、山本元喜、阿曽圭佑

イランでのステージレース。
標高1500mくらいで行われることもあり酸欠に注意が必要。


レース前のミーティング

今日は逃げを狙いながらもメインはトマの総合順位をキープできるように動くという作戦。。


レースレポート

今日はパレードが7kmオーバーあるので集団後方からスタートする。
レース当日の朝までの霧と雨?路面が湿っている。
イランの路面はかなりスリップしやすいので気を付けた方が良いと三浦さんから教えて貰った。
パレード中も最後尾で走る。
下っていることでパレード中にも関わらずかなり速い。
前方に0km地点の看板が見えたのでアタックできるスペースが無いか見ていると集団の左側が開いている。
そこから前に出て、スタート直後にアタックした選手と合流して飛び出す。
基本的にはチェックがメイン。
自分から逃げに行くことはしない。
飛び出したメンバーに反応し、総合上位の選手がいないか確認する。
何度か飛び出しては捕まりを繰り返し、ジャイを含む7名程の選手が飛び出して行く。
集団のペースが落ち始めて逃げを決めさせようとする。
途中の登りで集団から数名が飛び出して行き前に合流するが、集団は活性化せず。
最終的に11人の逃げが決まる。
無線で逃げにタブリズ3人、ベイビーダンプ2人、ドラパック1人、イランのチーム2名、ピシュガマン1人、ジャイと他1名が入っており、総合上位の選手が4人程入っている伝えられる。
トマにその情報を伝えると大丈夫、との事だった。
そこからはトマの近くをキープしながら走る。
昨日に横風で分断されているので今日は特に気を付けて走る。
コースが昨日使った道を逆走するものなので横風が吹く可能性も十分に考えられる。
前半はかなり警戒していたがそこで強烈な横風は吹かず。
途中で、逃げ切れないと読んだ総合上位の選手がメイン集団に戻って来て逃げが5人になる。
タイム差3分半ほどで集団が進む。
そこから時々横風が吹き、そのたびに集団が縦に伸びる。
昨日の失敗を生かして前方に上がっていたおかげであまり苦しまずに済む。
110km過ぎで逃げを吸収して集団が一つになる。
そこからは最後の登りの勝負にかけているのか誰も逃げを狙わない。
集団一つのまま距離を消化していき中間スプリントポイントへ。
集団前方にいると、スプリントした選手のせいで集団がかなり伸びて結構辛かった。
そこから緩やかに登りが始まり、アタックがかかり始める。
反応するだけして前に出ないようにする。
何度かアタックがかかったが当然決まらず。
タブリズがコントロールを始める。
しばらくしてその横にキナンが列車を並べに行く。
並走を続けているとタブリズが失速していき下がっていく。
キナンが前に出てているとタブリズの選手が出て来てアタック開始。
そこから山頂に向けての争いが始まる。
自分は一旦脱落。
集団中盤まで下がる。
そこからしばらくして脚が回復してきたので前に上がって行く。
上がって行くとピシュガマンとタブリズがアタック。
それを追いかける。
追いついたところで山頂まで1km。
そこからは集団に頑張って付いて行き、メイン集団の後方で山頂を通過。
山頂までの3,2km、6分45秒間の平均出力321W
ピシュガマンを追ってる時の350m46秒間383W
その後の1.1km、2分34秒間313W。
ここからゴールまでは緩い下りが35km続く。
下りでアタックがかかる。
自分、トマ、中西で反応する。
トマを逃げに乗せるための動きなので自分と中西はチェックに入るだけ。
数名が飛び出した後にトマが手で「追え」と合図をしていたので自分が追いかける。
しばらく踏んで後ろを見ると4人になってしまっている。
失敗した。
集団ごと引き連れるはずが飛び出してしまった。
この飛び出しの際のデータが26秒間524W。
そこからは前の数名を追う自分たちの集団の最後尾に付き続ける。
24秒間497Wが出たりとかなりのハイペースで追い続ける。
ドラパックの選手が下がって来たので前を開けたが入らずにそのまま遅れていく。
読みを間違えた。
自分たちの集団に居るもう一人のドラパックの選手を前の集団に追いつかせるために力を使い切って遅れたのだろう。
自分の前にスペースができる。
それを埋めるために全力で踏むが、わずかな差を詰めれない。
前に追いつくために全力で踏んでいるので当然ではある。
ジワジワと差が広がっていく。
先頭集団、自分の元いた集団、自分が等間隔で追いかけ合う。
元居た集団が前に合流する。
ペースが落ちて追いつけるか?と期待したが、アタックの掛け合いが始まりペースが上がる。
メインの集団に戻ろうか、と思い後ろを確認するが全く見えない。
完全に宙ぶらりん。
しかしここで諦めるわけにはいかない。
本気で根性を見せて追い続け、前に合流する。
2分間、1,8km平均350W
最初の1kmは1分間388W
ほんとに辛かった。
追いついいてからは最後尾に付いて行くだけ。
途中で数名がアタックしていき、反応するか迷ったがやめておいた。
時々後ろを確認し、追いついて来ないか待つ。
ラスト5kmを切った辺りでメイン集団が追いついて来る。
その時点で逃げている選手は4名。
少しでもタイム差を詰めるために何度か前にでてペースを上げた後に力尽きて千切れてゴールした。


感想

前半から中盤にかけては比較的休みながら走ることが出来て良かった。
初日に受けた大ダメージをずっと引きずっていたが、ここに来て回復してきた上にその反動で調子が上がってきている。
登りでもいい具合に踏めていたし、その後の下りでも良く動けていたと思う。
それに気持ちの面においても以前であれば諦めていたような場面において今一歩の踏ん張り、耐える力が付いているようにも感じる。
一度心が折れれば、折れ癖が付いてしまうので引き続き折れない心を維持していきたい。


キツさレベル


横風と終盤以外は休むことが出来たので比較的楽な1日だったはず。
それでもTSSは251。


チームスポンサー商品紹介

FULCRUM SPEED 55T

フルクラムが新発売したRACING SPEEDの後継モデル。
今回のレースで使用しました。
ワイドリムになりリムハイトも上がったことにより空力性能がさらに上がりました。
今回のような時速40kmを越えてくるハイスピードで本領を発揮します。
低速でも分かる圧倒的な直進安定性も特徴です。
まさにレースモデルというホイールです。
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