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インターナショナル・ツール・ド・バニュワンギ・イジェン 4日目

クラス:2.2クラス ステージレース
開催国:インドネシア
日程:9月29日
距離:127km
天候:晴れ

平均ワット:215W
最大ワット:793W
※パワー2マックスでの測定
出場チームメイト:トマ・ルバ、マルコス・ガルシア、サルバドール・グアルディオラ、山本元喜、新城雄大

インドネシアで行われたUCI2.2クラスのステージレース。


レース前のミーティング

今回のレースは登りが多いレースということでキナンの見せ場。
初日の結果で総合順位の傾向が見えてきたためトマと自分の総合アップをメインとして走ることに。
最終日の今日は1880mまで登る超級山岳の山頂でゴールということで登りのガチンコ勝負。
雄大は登りのペースが上がるまでのアシストがメインの仕事。
トマ、サルバ、マルコスの3人はトマの総合アップ&ステージ優勝を目標として勝負する。
自分は少しでも総合順位を上げれるように、落とさないように全力で登る。


レースレポート

今日もパレード中に先頭に上がり厳戒態勢。
シアクではスタートアタックでセントジョージのリーダーに逃げられたのでいつも以上に警戒する。
トマやマルコスも上がってきており、やはり警戒している様子。
レースがスタートしアタックがかかるが昨日のようにすんなり逃がさずにある程度追うセントジョージ。
もしや逃げるつもりなのか?と警戒を強めるがそういう気配はなさそう。
道幅は狭く、コーナーの連続するテクニカルなアップダウンでアタックが続くが決まらない。
広い道に出たところで5人が飛び出す。
それに合わせてセントジョージが道幅いっぱいに広がるが、隙を縫うようにして2人が飛び出す。
逃げを決めさせたい他のチームも協力して完全に道を封鎖してしまい逃げを決めさせる。
その状態でもなお、無理やり路肩の砂利道を利用したアタックが発生し単独で前の7人を追っていった。
しばらくしてから飛び出していった彼は一人で集団に帰ってくることとなる。
いつも以上に長くタイム差を広げ3分差からセントジョージがコントロールする。
が、いつもと違い今日は一人だけで引き続け、残りのメンバーは温存。
一人のコントロールでは確実にタイム差は開く一方。
どうするのかと見ているとなぜか「マクドナルド」のチームがローテーションに加わる。
マクドナルドは初日に3人リタイアしており残るは2人。
その二人ともがセントジョージとのローテーションに加わり3人で懸命に集団を牽引している。
マクドナルドもセントジョージもオーストラリアのチームらしい。
納得がいった。
3人が結構いいペースで集団を牽引するものの逃げ集団は7人。
タイム差は開いていき4分前後で進んでいく。
キナンは集団内で常に前方に固まって走る。
雄大がかなり頻繁に水を取りに下がってくれたおかげで、暑かったが水切れになることは無かった。
タイム差が徐々に広がりながら100km地点の登りの入り口へ向かっていく。
登りに入る前にマクドナルドは力尽きて下がっていった。
そこからはセントジョージのコントロール。
エース選手に脚を温存させたいようで緩めのペースで牽引を続ける。
タイム差は6分ほどにまで広がっていく。
本格的に登り始めるのはラスト17kmから。
それまでは101kmから110kmまで平均斜度3%の登りが続く。
その後119kmまで平均斜度7%。
ラスト8kmは平均斜度が13%。
しかしラスト2kmからの1kmは5%でラスト1kmは3%と平坦基調。
その分、ラスト8kmからの登りの間では1kmにわたり斜度15%の箇所が2カ所もある。
自分の最低目標は110kmまで絶対に付いていくこと。
そこから集団のペースの上がり方を見て自分のペースに切り替えて登る。
110kmまで進むがセントジョージはペースを上げてこない。
トマの指示によって雄大が先頭に出てペースアップを始める。
結構いいペースで牽引してくれていると、サルバが様子見するように前に抜け出そうとする。
他のクライマー系の選手が追ってきたことでその動きが潰れ再び雄大の牽引へ。
残りの距離が減るにつれ勾配も少しずつ急になっていく。
雄大が良いペースでコントロールしてくれているおかげもあり、集団の人数は20人を切る。
逃げとのタイム差も3分まで詰まっていた。
ラスト10kmを切ったところで雄大が疲れていそうだったので自分が軽く前に出る。
するとほぼ同時にクライマー系の選手がアタック開始。
トマ、サルバ、マルコスも前の集団に残る。
自分は頂上まで保てるペースを維持するために一定のペースで登る。
勢いよく飛び出したものの失速してきた選手も多く、一定で踏みながらゼッケンを確認する。
その結果、自分より前に総合順位で逆転してくる選手がいないと確信。
自分のすぐ後ろにはセントジョージのリーダージャージがいる。
この選手が自分から4分強の位置にいるので、そのタイム差分のギャップをこの登りで取り返せれば自分の総合が一つ上がる。
無理にペースを上げると後半に失速してしまうので自分の維持できるギリギリで踏み続ける。
勾配の角度が半端なく急になる。
瞬間的に22%の箇所もある半端ない登り。
チームカーやコミッセールカーといった自動車が煙を吹き出しながら止まってしまっていることもある。
エンジンやクラッチの焼けるにおいがかなり臭い。
後で聞いた話では今年からは全車マニュアルにしたおかげで途中で止まった車が少なかったらしい。
車が止まっている区間は登りが半端なく急という証拠なので選手もキツイ。
車1.5台分しか無いような道幅の道路で車が止まっているので蛇行することもできない。
自分の少し前にいた逃げから千切れてきたであろうサプラの選手は急勾配+若干の砂利で後輪が滑ってしまい、地面に脚を付いてしまう。
こうなると再スタートは不可。
バイクから降りて歩いて登り始める。
自分も後輪が空転するが、バランスをとって耐える。
そこからペダルへの力のかけ方を一定に保つように集中して空転しないように気を付ける。
幸い自分は一度も脚を付くことなく登りきる。
やはり日本最凶の酷道「暗峠」で磨いた登坂スキルは伊達じゃない。
距離こそ今回のレースの方が長いが、登りのインパクトとしては暗峠の方が悪質。
道路脇に置かれている立て看板で残りの距離を把握しながら登る。
リーダージャージの選手を完全に見えなくなるまで離してラスト3km。
自分の前にいた選手に追いつき、ゴールは譲るからラスト2kmの緩勾配で一緒にローテーションしてくれと頼む。
ラスト2kmに入りそこから全力で踏み続けて2人でゴール。
先頭ではセントジョージのベン・ダイバーが優勝、2位に昨日に逃げきったサプラの選手、3位にトマ、4位にマルコス5位にセブンイレブンのマルセロ、6位にサルバ、7位にリベラのコロンビア人、8位と9位に自分と一緒にゴールした選手が入る。
リーダージャージの選手とは3分差しかつけることが出来ず、逆転は叶わなかった。
総合上位も入れ替わりがあったもののトマが3位で確定。
自分も総合5位でUCIポイントを15ポイント獲得した。

参考までに最後の山岳は
1時間30分で29km、獲得標高1728m、平均出力286W
独走に入ってからは
44分間で9.4km獲得標高1006m、平均出力295W


感想

様々な逆転を狙って挑んだ最終日だった。
出来ればもう一つ総合を上げたかったが力が及ばずという感じだった。
チームとしても目的を持って団結して走ることが出来ていたと思う。
コンディションはとてもよく挑むことが出来たのでここから始まるシーズン後半のレースで結果を残せるように維持していきたい。


キツさレベル
10
最後の山岳で力尽きる限界ギリギリまで追い込んだ。


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