選手のウェア選択基準

今回は選手がどういった基準で着用するウェアを決めているのかという話題になります。
レースで着用するウェアに困っている方は是非参考にしてください。



今回は下記の質問をいただいたことが記事を作成するきっかけとなりました。
「いつも楽しく拝見させていただいています。
機材繋がりでウェアに関して質問させてください。
山本選手がウェア選びで、気を付けているポイント(特にサイズ感)を教えていただけないでしょうか。」

はい、ウェアのサイズ感を教えてくれぃ!ということですね。
やはりプロテインで鍛え上げた筋肉であっても、それをそのまま人目に晒すことはできません。
晒したいところですが、露出狂として逮捕されてしまいます。
「全裸でサイクリング。古代のオリンピックの再現か!?」こんな見出しで新聞に載ることになるでしょう。



さて、脱線しきった話題を元に戻しますと、自分がウェアに求めることは「密着感」これが第1です!
鍛え上げた筋肉に密着してウェアの上からでもボディラインを見て欲しい、なんていう理由ではありません。
断じて違いますとも!
空気抵抗の削減が一番の理由です。
自転車レースは空気抵抗との争いになります。
体に密着せず走行中にバタつくウェアはそれだけでディスアドバンテージとなります。
襟元、脇の下、袖口、ウェスト周り、その全てがしっかりと体に密着していて初めて空気抵抗が最適なウェアとなります。
そのためウェアには伸縮性が求められると共に、レースポジションをとった際に体に密着するように立体裁断されている必要があります。
自分はその中でも特に密着して欲しいので若干小さめのサイズをいつもオーダーしています。
ウェアは各メーカーによってサイズ感が若干違うため、あらかじめ試着した方が良いと自分は考えています。
レースウェアならなおさらです。
自分たちが着用しているチャンピオンシステムのオーダーメイドウェアは試着ウェアの取り寄せが可能です。

ウェアに求めるものは非常に多岐にわたり空気抵抗だけでなく快適性も求めます。
これは殆どの選手に共通で、その証拠に空気抵抗だけを求めるのであれば、ワンピース型のウェアを着用すればいいだけのところを、多くの選手がセパレート型のウェアを着用してレースに挑んでいます。
これは上半身と下半身のウェアが分かれていることによる圧迫感の減少が理由でしょう。

快適性を追求するうえで素材を無視することはできません。
ウェアはパートごとに必要とされる機能が違うため、それに合わせた素材配置が必要となるわけです。
例えば、脇腹は冷却効果を求めるため速乾性の高い素材、袖や裾は空気の侵入や捲れ上がるのを防ぐために密着性とグリップ力の強い素材、背部は一番日光に晒されるため紫外線に強い素材、といった具合です。
このどの素材に関しても伸縮性と耐久性が高い、というのは前提条件となります。
非常に多様な機能を一枚のジャージに求めるため、選手が着用するジャージはトップグレードの物になります。
各メーカーのトップグレードのジャージをプロ選手は着用しているという認識で間違いありません。
チャンピオンシステムのウェアはトップグレードを一般の方もオーダー可能ですので実際に試してもらうと違いが分かると思います。

アジアのレースにも出場している自分たちは日本では考えられない酷暑の地域でのレースに参加することもあります。
そういった際には普段使っているウェアよりもさらに薄手のウェアを着用することがあります。
逆もまた然りで、寒い場合には長袖やウォーマーを着用して対策します。
基本的にメインで使用するジャージはオールラウンドに使える物で、それとは別に状況に合わせたウェアがあるということです。

ウェアにはこれ一つあれば全て安心なんてものは存在しません。
状況に合わせて様々なウェアを着用することで自分のベストなパフォーマンスを発揮できるようにしましょう!
レーサーパンツに関しても冬場のトレーニングでは長タイツを使用しています!

自分達キナンサイクリングチームが使用しているのはチャンピオンシステムです!
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