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ツール・ド・とちぎ 1日目&2日目

現在ツール・ド・とちぎに出場中!
激しいレースの内容を真剣&コミカルにお届け!



ツール・ド・とちぎ 1日目

クラス:2.2クラス ステージレース
開催地:栃木県
日程:3月22日
距離:3km
天候:晴れ
平均ワット:422W
最大ワット:658W
※パワー2マックスでの測定
出場チームメイト:山本元喜、椿大志、山本大喜、雨乞竜己、荒井佑太

栃木県で行われたUCI2.2クラスのステージレース。


レース前のミーティング

初日はタイムトライアル。
各々が全力を出して少しでもいいタイムを狙っていく。


レースレポート

当日のコース試走で念入りにコースをチェック。
スタート直後と半分辺りに登りがあるのでそこでの踏み過ぎに注意が必要なコース。
トップタイムを参考に自分のゴールタイムを4分と予想。
4分間の最大出力の予測値をゴールデンチーターで最近の練習を参考にして決める。
ガーミンのオートラップ機能を300m毎にしてラップ表示で出力が分かるようにしておく。
表示するデータは上記の物と3秒間の平均出力のみ。
入念にアップを終えてスタートラインへ。
そしていざ、スタート。
最初の登りを意識的に抑え、良い感じのスタートを切る。
とにかく、最後に出し切れるように踏み過ぎない、という事を頭に入れて走る。
ゴールラインまでもがき切ってゴール。
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タイム4分2秒。
平均出力420W


感想

常に出力を一定にした理想的な走りができたと思う。
あと少しの工夫でタイムをまだ伸ばすことができたと思うので、次からに生かしたい。


ツール・ド・とちぎ 2日目

クラス:2.2クラス ステージレース
開催地:栃木県
日程:3月23日
距離:117km
天候:曇り
平均ワット:219W
最大ワット:1141W
※パワー2マックスでの測定
出場チームメイト:山本元喜、椿大志、山本大喜、雨乞竜己、荒井佑太


レース前のミーティング

今日は有力な逃げが発生したら必ず加われるように備えておく、ゴールスプリントになった場合には雨乞と荒井、大喜で状況を判断してもがく。


レースレポート

本日天候は曇り。
前日の晴天から一転、気温が一気に8度も落ち、9度でのレースとなる。
周りの選手は基本的にアームウォーマやレッグウォーマーを装着してスタートラインに並ぶ。
自分は厚手ではあるものの半袖半パン。
筋肉量多めの選手としては、すぐ発熱するのでこれぐらいがちょうどいい。
流石に半袖半パンは自分だけかと思っているとブラーゼンの飯野さんも半袖半パン。
この低気温の中、半袖半パンで走るなんて、頭がおかしいとしか思えない。
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そして、レーススタート。
最初はパレード。
3km程のパレードだと聞いていたので急いで先頭に出て位置をキープする。
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しかし、集団後方でトラブルがあったのか、なかなかレースがスタートしない。
そしてパレードが速い。
40km台後半が出ている。
なんだかんだあって、リアルスタート。
細かいアタックが連続はするが、逃げは決まらないまま。
自分、椿、大喜で交代で反応していく。
レース前の作戦では、「自分からは行かない」「決まりそうなものに反応していく」という話だったにもかかわらず、2周目の途中でキナンが単独で飛び出す。
いつもそう、抑えるようにしているはずなのに、自分から動く、俺は。
完全にミス。
集団の先頭に出た勢いで、そのまま軽く踏んでいっただけなのに、全員から見送られた。
後ろを見ると、全然追ってくる気配が無いし、独りぼっち。
悲しいがとりあえずペースを維持して踏んでみる。
この周には山岳ポイントもあるし、その後には中間スプリントでボーナスタイムもある。
上手くいけるのであれば狙ってみてもいい。
と、思っていたのに、山岳ポイント手前で集団が追ってくる。
山岳ポイントはできれば欲しいけど、その後もあるし、無理はしたくない。
という、中途半端な気持ちで踏んでいると、山岳ポイントのライン直前でシマノの木村選手に刺される、悲しい。
そこからは集団に戻って大人しく様子見。
レースの雰囲気から察するに大きな逃げは決まらなさげ。
このままゴールスプリントかな?
なんて思っていると、4周目の山岳ポイント争いの勢いそのままに、集団から10人が先行する。
そこには総合1位のダイボールと2位のオールイスを含む、有力チームがゴッソリ入っていた。
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キナンからは椿が入っているので最悪の展開ではない。
しかし、個人的に入っておきたかった逃げ。
手遅れにならないうちに前を追いたかったが、農道が細く、前に出れる状況ではない。
仕方が無いので諦める。
他の選手とも話をしてみるが、逃げ切るだろうという予想がかなり高い。
今日は休憩して明日頑張ろう、と思っていると、LXが追走を始める。
しばらくして、逃げに勝負できる選手を送り込めなかった、ブリヂストン、シマノ、ブラーゼンを始めとしたチームが協力して牽引を始める。
ラスト3周でタイム差は2分50秒ほど。
追いつける可能性も無きにしも非ず。
しかし、距離が短いと逃げの勢いも衰え辛く、差が詰まりにくい傾向にある。
そして、そもそも前に行っているメンバーが強力。
さてさて、どうなる? と見守っているとラスト2周半のところで、チーム右京が前に上がって牽引開始。
一段階上がった追走のペースに加え、逃げ集団の協調が崩れたことで差がドンドン詰まっていく。
集団後方はコーナー立ち上がりの伸び縮みが激しく、疲れるので比較的前に上がっておく。
タイム差をドンドン詰めていき、ラスト1周半で逃げ集団を吸収し、集団一つ。
そこから集団スプリントに持ち込みたいチームのコントロールが始まる。
再び逃げが発生しないか気を付けつつ、チームで集まって集団前方を維持しようとする。
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しかし、集団の密度が高い、道が悪いことが影響し中々上手く集まれない。
出来る限りのサポートをして、ラスト4km辺りで後ろに下がる。
落車と中切れに気を付けながら、集団後方でゴール。
ゴールスプリントでは大喜が単独でもがき、6位。
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感想

久しぶりのレースで高強度だったのでいい刺激が入ったというイメージ。
出来れば総合順位を上げたかったが、結果には繋がらず。
しかし、タイムを失うことも無かったので状況は変わらず明日へと続く。
3日間のステージレースという事で明日が最終日。
チームとして残せるものがあるように全力を尽くして挑みたい。


キツさレベル

無駄に動いている場面が存在し、ジワジワと足に来ていた。
ラスト3周クリアは脚がピクピクしていたのでしっかりとリカバリーしておきたい。

チームスポンサー商品紹介
FULCRUM SPEED 55T
フルクラムのカーボンホイールのディープモデル。
今回のレースではこのホイールをメインに使用しています。
ワイドリムとリムハイトが高いことで空力性能がよく、平坦基調のコースに適しています。
特に時速40kmを越えてくるレーススピードで本領を発揮します。
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