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ツアー・オブ・タイランド 1日目

クラス:2.1クラス ステージレース
開催地:タイ
日程:4月1日
距離:166km
天候:晴れ



平均ワット:194W
最大ワット:1042W
※パワー2マックスでの測定
出場チームメイト:1トマ・ルバ、2新城雄大、3マルコス・ガルシア、4サルバドール・グアルディオラ、5中島康晴、6山本元喜


レース前のミーティング

危ない逃げに気を付けて、全員で交代しながら反応していくという事になった。


レースレポート

7km近いパレードを終えてレース開始。
常に先頭に位置取っていたので動いていく。
長引くことも予想に加え、動く回数は結構抑えめに、他のメンバーと交代で反応していく。
中々決まらず、ジワジワと消耗していく。
逃げが決まったのが40km地点。
8人が先行し、それを追走していた中島さん含む数名が捕まったところで逃げが決まる。
ペースが緩み、状況確認が始まる。
8人の中に選手を送り込めていない有力チームは、キナンとNIPPOぐらい。
他のチームとも協力しつつ集団の牽引が始まる。
キナンからは交代で2人ローテーションに加わる。
逃げとのタイム差は6分を前後しレースが進む。
逃げる8人がかなり強力なこともあり、中々差が詰まらない。
75km地点で一度自分が下がる。
後ろに下がって休もうと思っていると、強烈な腹痛が襲ってくる。
恐らく朝食で食べた焼きそばが原因。
休みながら、痛みが過ぎ去るのを待ち、92km地点の補給所を通過。
集団先頭まで上がり、ローテーションに加わる。
トマやサルバもローテーションに加わってのハイスピードの追走が始まってる。
かなり速く、差がジワジワと詰まり始めるが、ローテーションに耐えれない選手が抜けていき、4人ほどになってしまう。
かくいう自分も相当限界。
短めではあるが、牽いて耐える。
暑さと、アタック合戦の疲労と、腹痛のダメージ。
積み重なった悪条件が襲い掛かって来て辛い。
他のメンバーがローテーションに上がって来た時点で一度下がる。
タイム差が詰まったことで、逃げに焦りが生じたのか、協調が崩れたらしく数名が集団に戻ってくる。
最終的に、125km地点の中間スプリントで逃げは先行するヴィノ・アスタナ1名とそれを追う3名、集団という形に。
一度集団が落ちつき、その後3名を吸収した時点でヴィノ1名と2分強のタイム差。
そこから集団が再活性。
ヴィノを追うのではなく、集団分断を狙った動きが始まる。
アタックが連続し、それに交代で反応していく。
脚に限界を感じながらも自分も反応する。
意外と反応することが出来る。
どうやら、選手のほとんどが暑さと追走のペースアップによるインターバルで披露している様子。
キレの無いアタック、続かない抜け出しが連続した後に、マルコスを含む20名弱が抜け出す。
集団を牽引するチームが出てくるが速くない。
しかし、差が10数秒からあまり広がらない。
かといって、誰かが追加でアタックするわけでもない。
全員の「疲れた」という声が聞こえてきそうな展開。
なんだかんだ言って、ラスト5kmの頃には集団が一つにまとまり、ゴールスプリントの気配が高まる。
それまでの動きでかなり脚に来ていたこともあり、集団に付いていくのがやっとの状態。
ゴールに近づくに連れて、意味の分からない落車が頻発するが、上手く躱して集団のままゴールした。


感想

暑さの影響が非常に大きく、筋肉の疲労度が低いわりに疲れをとても感じたレースだった。
牽引させられる展開になり、逃げきられる可能性も高い非常に危険な状態だったが、集団が一つにまとまってくれて本当に助かった。
熱中症にもなりかけてかなり危険だったのでリカバリーをしっかりして、明日以降に備えたい。


キツさレベル

暑さやらなんやらでヘロヘロ

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