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脱水の危険性

スポーツを行う際に脱水が危険とはよく言われます。
この記事では脱水の何が危険で、どういう悪影響があるのかという事について紹介します。



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スポーツにおいて脱水は天敵

一昔前の部活動では「練習中に水を飲むとは何事か!」などという脳筋も驚きの理論が展開されていましたが。
スポーツに関する知識が広まった昨今では「練習中に水を飲まないとは何事か!」となっています。
運動中の水分摂取が必須であるという事は周知に事実となっているわけです。
また、水分摂取が不十分なために起きる脱水症状に関しても、意識が朦朧としたり、気絶といった症状が知られています。

脱水はジワジワ進行する

そういった症状は脱水症状の最終症状に近いわけで、それが出た時点で運動はできなくなります。
しかし脱水の悪影響は上記の重症以外にも存在しており、運動のパフォーマンスに少しずつ影響を与えています。
体から水分が奪われるというのは、体内の環境に大きな影響を及ぼしているのです。
脱水が体に与える影響を知ることで、運動中の水分補給がいかに重要であるかを再認識するとともに、意識的な水分補給の重要性を改めて認識してもらいたいと思います。

脱水が血液に及ぼす影響

脱水と聞いて一番イメージしやすいのは、血液への影響だと思います。
血中の水分が失われることによって血が濃くなります。
「血が濃い」とだけ聞くと、酸素をいっぱい運んでくれそう、と感じるかもしれませんが、実際は違います。
水分が足りない血はドロドロの状態で流れが悪くなります。
血流が止まってしまうと人間は死ぬので、血を無理やり流すために心臓が心拍数を高めて対応します。
これが脱水症状で心拍数が上がる原因です。
脱水は血中の成分に対しても影響を与えます。
酸素を運搬する赤血球も例外ではありません。
血中から水分が失われて濃くなると、それに合わせて赤血球中の水分も奪われます。
水分が奪われて縮んでしまった赤血球は酸素運搬能力が低下します。
時間が経過すれば元には戻るのですが、その間は酸素の運搬能力が下がったままです。
これが、脱水になると数日間調子が悪い、と感じる原因の一つだと考えています。

脱水が体組織に及ぼす影響

脱水は筋肉の運動に対しても影響を与えます。
筋肉の収縮は筋肉の細胞で行われるイオンの交換によって発生します。
しかし、体内から水分が失われ、細胞間の水分量が減ると細胞内でイオンが自由に動くことが難しくなります。
その結果、筋肉の収縮が起こりにくくなるのです。
脱水になると力が入らなくなる、というのはこれが原因でしょう。
また、本来は筋肉で発生した老廃物は、細胞の間を満たしている水分を経由して血管に送り出されて処理されます。
しかし、脱水状態では血管に送り出すことが難しくなるため、筋肉やその周辺に老廃物や疲労物質が蓄積することになります。
この結果、筋組織が酸性化することによる痛みや、疲労物質蓄積によって痙攣が発生すると考えられています。
これらの症状は脱水症状が深刻化する前から少しずつ進行しています。
運動中の水分補給の遅れが、いかに運動パフォ-マンスを下げるのかを理解してもらえると思います。

脱水対策と体内の水分保存場所

脱水の対策は運動中の水分摂取が最重要です。
運動前に前日から水分を多めに摂取してため込むのもありですが、限度がありますし飲み過ぎると、おしっこが近くなります。
ちなみに、体内における水分の保存場所には筋肉も含まれています。
具体的には、筋肉にグリコーゲンが貯蔵される際に水分も一緒に貯蔵されます。
そういう意味でもレース前のカーボローディングは、非常に有効なのです。
血液中や細胞の間にも水分をため込むことは可能です。
水分をため込む身近な現象としては、脚のむくみです。
あれは体内の水分が重力に負けて脚に蓄積した結果起きる反応です。
いずれにせよ、体内にため込める水分量には限度がありますし、ため込んだ分だけ体重が増えるので重くなります。
水分は補給として摂取するのが一番です。
水分補給は渇きを感じる前に行うのが基本です。
そして、理想では天候に関係なく、運動30分ごとにボトルを1本(500ml強)を飲むのが良いと言われています。
自分に合った水分補給を考えて、脱水症状になるリスクを少しでも減らしましょう。



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