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ツアー・オブ・ジャパン 6日目

ツアー・オブ・ジャパン

 

クラス:1 ステージレース 6日目 

開催国:日本

距離:122.0km

天候:晴れ


 

6日目は静岡県の伊豆。日本で唯一の250mの室内バンクがある、日本サイクルスポーツセンターの周回コース。コースは1周12.2kmの登りか下りしかない強烈なハードコース。去年イランのペースアップにより大量のDNF(途中でレースから除去される)選手が大量に出たことでも有名だ。

20150523_181626

 

 

レース前のミーティング

 

出来る限り前で粘るようにという指示。

とにかくイランの猛攻にいかに耐えるかが重要だろう。

 

 

レースレポート

 

今日はパレード走行がなくスタートラインからすぐにレース開始。

アタック合戦でいきなりペースが上がる。

スタート位置が後ろの方だったこともあり状況があまり掴めない。

しばらくすると数名が飛び出し、それをタブリズが追いかけている。

登りでは常に逃げが見えるほどで追い続けている。

タブリズがコントロールしたまま2周目を過ぎ3周目に入る。

逃げは見えなくなっているがそこまでは離れていない様子。

山岳ポイントが設定されている登りの次の登りでアタック。

ランプレのフェンが付いてくる。

2人になり頂上を通過する。

後ろを見るとタブリズが追いかけて来ており捕まりそうだったので集団に戻る。

フェンはここでそのまま踏み続ける。

ここで失敗した。

タブリズがフェンを吸収しなかった。

自分もここで諦めていなければ逃げれていたかもしれない。

足に余裕があったにもかかわらず、捕まるだろうという弱気な考えでやめた結果だ。

やはり、一度飛び出せば完全に捕まるまで全力で踏む必要があるのだろう。

吸収されたまま4周目と5周目が過ぎる。

集団はタブリズがコントロールしたままユックリ目のペースで周回を重ねる。

6周目に入った直後にピシュガマンの選手が山岳ポイントを取る為にアタック。

タブリズが追走し、ペースが上がる。

いた位置が悪い。

結構後ろの方にいたため集団が伸びて苦しむ。

しかもアップダウンでいつの間にか足にダメージが来ていて重い。

連日の疲れもあるかもしれない。

結局、踏み切れず遅れる。

山岳ポイントの次の登りでは前の集団が見えているが追いつくのは難しそう。

しかし集団も少しずつバラケ出している様子。

皆キツイのだろう。

遅れた選手で前を追う。

集団には追いつけないだろうが、前からこぼれてきた選手を1人でも多く吸収しておきたい。

7周目に入る。

前に3名の選手が見える。

山岳ポイントの登りの終わりまでには追いつきたい。

そこから下りが連続するため追いつけなくなる可能性が高い。

少し踏んでいき、山岳ポイントの頂上で丁度追いつく。

追いついたのはドラパックの選手が2人と愛三の伊藤さん。

追いつくために無理やり踏んだので少し休憩する。

山岳ポイントの次の登りを過ぎ、一気に下る。

足が回復してきた。

前に追いつけたということは前の方が遅かったということなので、更に前を追いかけれるのではないか?ということで、集団から出て先行する。

登りで自分のペースで踏んでいき、無理がない程度に下りも踏む。

8周目に入る。

先行しだしたところまで回ってくる。

丸1周1人で走ったことになる。

後ろに追いつかれた。

集団で走って下りで速度を出した方が速いということだろう。

集団に戻る。

集団はずっとドラパックの選手が交代で引いていた。

かなり強い。

9周目に入る。

ラスト2周。

この周はかなり大事。

なぜなら、このステージはトップに追いつかれるとDNFになってしまう。

去年はそれで大量のリタイアが出た。

逆に言えばこの周をトップから逃げ切り、ラスト1周に入ればどんなに遅くてもゴールできるということである。

トップとのタイム差的には追いつかれる心配はあまりなさそうだが、去年は最終周回が一番速かったという話もあるし、油断できない。

集団はドラパックの選手を先頭に登りの区間は少し踏む程度で登り、下りをかなりのハイペースで下る。

自分も一番長い登りで先頭を引くのに加わる。

無事、集団に追いつかれずに最終周回に入る。

ゴールは確定である。

集団も安心した感じでペースが落ちる。

ラスト1周。

このままユックリゴールしてもいいが、足には余裕がある。

まず考えるのは総合順位のこと。

前には結構人数がいるはずなので、総合順位のガク落ちは確定だろう。

でも少しでもタイム差を詰めて落ち方をマシにしたい。

それに、「ただ千切れただけ」のレースで何もせずユックリゴールするのは意味が無い。

どうせなら、苦しんで、練習して、次の為の強化に繋げて行きたい。

集団から先行。

登りは少し抑えめで踏むが、下りは全力で踏んでいく。

ラスト4kmを切る。

結構ダメージが来ているが、どうせすぐゴールなので気にせずそのまま踏む。

ラスト1kmを過ぎ、最後の登りを全力で踏んでゴール。

 

17分26秒遅れの57位。

総合は24分35秒遅れの43位。

 

 

感想

 

今日の感想としては情けないというのが一番に上がる。

このレベルの強度のレースが連続しただけでダメージが来て踏めなくなるというのは情けない。

心拍数的には上限まで上がりきらずに千切れているので完全に筋肉へのダメージが問題だろう。

気持ち的にもいつも以上に甘いところがあったとも感じる。情けない。

フェンと一緒に逃げていれば違っただろうし、ペースアップした登りの前で後ろに下がってしまっていたのも気の緩みだろう。

心身共に修行のやり直しである。

もっと甘さを捨てて上を目指していけないことには、この先の道は無いのだろう。

 

何より、このレース全体を通して外国人にいいようにヤラレテいるのが情けない。

日本の企業にスポンサーとして援助をして頂き開催し、沿道には日本人の応援で溢れかえっている。

その環境の中で活躍できずに終わってしまうというのは本当に悔しいと思う。

外国チームにドヤ顔でコントロールされて後ろに付いていくのはウンザリである。

外国チームが「このレースは日本人が意気込んで無茶をしてくるから出たくない」と思うくらいに暴れたいものである。

その為にはもっと力を付ける必要があるのだろう。

 

しかし、レースは今日で終わりではない。

明日のレースでは、チームのオーダーにもよるが、外国人に一矢報いることが出来るような走りをしたいと思う。

気合十二分で挑みます。

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| 2015 アジアツアー | 06:19 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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