ツアー・オブ・チンハイレイク 2016 11日目
ツアー・オブ・チンハイレイク 11日目
クラス:HCクラス・ステージレース
開催国:中国
日程:7月28日
距離:122.50km
天候:晴れ
出場チームメイト:ニコラス・マリーニ、ダニエーレ・コッリ、リカルド・スタキオッティ、石橋学、山本元喜
インチュアンで行われたクリテリウムレース。
最初の54kmを走るうちに周回コースに途中から合流してゴールラインを通過し、そこから34.7kmの周回を2周するコース。
30km地点と1回目と2回目のゴールライン通過時に中間スプリントが設定されていた。
レース前のミーティング
大人数の逃げの反応とスプリントのアシストがスタキオッティ、コッリは中間とゴールのスプリント狙い、マリーニはゴールスプリント狙い、自分と石橋はローテーションに入るようにという指示。
レースレポート
パレード無しの号砲スタートでレースが始まる。
今日はアタックが掛からずにいきなりハイペースでレースが進む。
若干の横風を利用して後ろの選手を披露させるためにペースを上げているのだろう。
後ろに下がり過ぎないように気を付けつつ付いて行く。
20kmを過ぎたあたりからペースが緩みアタックが掛かり始める。
逃げるつもりは一切ないがチェックにだけは動いておく。
潰し続けているとコッリが上がって来てアタックに反応していく。
どうしたのか?と思っていると中間スプリントだったようで先行した数人でもスプリントをしていた。
その後飛び出した選手が全員吸収されランプレのコントロールが始まる。
先頭を1人で逃げる選手とそれを追いかける2人という2つの逃げが出来る。
石橋が先頭のローテーションに加わる。
3人が逃げていることで1回目のゴールラインは穏便に通過した。
そこから順調に進んでいき、いつの間にか逃げを追いかけていた2人が吸収される。
中間スプリントの為にコッリ達と上がり2回目のゴールライン通過の中間スプリントでコッリが集団のトップを取って2位通過。
ラスト1周に入り自分もローテーションに加わる。
昨日のダメージが残っていてローテーションが辛い。
始め2分差だった逃げとのタイム差はランプレ3人、アンドローニ1人、サウスイースト1人、自分、石橋の7人のローテーションで順調に詰まっていく。
タイム差が40秒を切って見えてきたところで、まだゴールまで距離が有ったので追走のペースを落として差をコントロールし始める。
差をコントロールしている最中にMAAPの選手が追加のアタック。
1人目は先頭のランプレが付いて行って潰す。
先頭が変わり自分の時に再びMAAPがアタック。
後ろから「行かせろ、行かせろ」と言われたので無理に追わず差を広げる。
元から逃げていた1人が捕まり、MAAP1人が逃げている状態に。
そこからその選手を泳がしてペースをコントロールし、ラスト10kmを切って吸収する。
その時点でローテーションのメンバーは減り、自分、石橋、ランプレ1人、アンドローニ1人の4人。
そこから交代で先頭を曳いていたがラスト5kmを切ったところでゴールスプリントに向けての位置取り争いが始まり、集団に飲まれる。
踏むのをやめて集団から千切れて流してゴール。
集団スプリントではコッリが4位に入りスプリントリーダージャージを手に入れた。
感想
いつも通りにローテーションに加わったがいつもよりかなり少ない距離だった。
それでも昨日の疲労がかなり残っていてしんどかった。
明日はタイムトライアルなので溜まっている疲れを取る為にも無理せずに流す感じで走りたい。
キツさレベル
6
今日自体のしんどさはそうでも無かったが、残っていた疲労のせいで地味に辛かったという感じだった。
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