ツアー・オブ・タイフウレイク 2016 3日目
ツアー・オブ・タイフウレイク 3日目
クラス:1クラス ステージレース
開催国:中国
日程:11月8日
距離:106.3km
天候:雨
出場チームメイト:石橋学、ダニエーレ・コッリ、山本元喜、エドワード・グロス、二コラス・マリーニ、リカルド・スタキオッティ
中国南部で行われたNIPPOシーズン最終レース。
レース前のミーティング
今日はレース終盤にある18kmの上りに備えるようにという指示。
レースレポート
いつものように号砲でレースが始まりアタック合戦が始まる。
最初は様子を見ているだけだったが逃げが中々決まらないので自分も動いてみる。
逃げに入ることが出来れば、ローテーションに回る量を控えて温存すればいいし、登りに集団より早く入れる分有利になる。
その後も中々逃げが決まらず、もうそろそろ動かなくていいかな……と思い出したタイミングで石橋を含む5人が先行する。
これを決めさせることが出来ればかなり楽と思い逃げを決めさせるためにペースダウンを計る。
道が広いこともあり右から左からブリッジをかけようとする選手が多く中々ペースが落ち着かない。
飛び出した5人とかなり差が詰まったこともあったが40km過ぎでそのメンバーでの逃げが決まる。
そこからは集団内で休みながら最後の上りに備える。
一昨日には逃げに乗り、昨日にはかなりの距離ローテーションに入っていたこともあり疲れている。
しかし残れるのなら残った方がいいと思い気持ちを切り替える。
ラスト20kmを切り登りが始まる。
勾配は比較的緩い。
先頭がペースアップしても集団内にいればかなり楽にクリアできそうな感じ。
これなら残れるか?と思っているとラスト14km辺りのトンネルで落車が発生する。
間一髪でブレーキが間に合い自分は巻き込まれずに済む。
しかし完全にストップしてしまい集団から遅れる。
この登りでここから追いつくことはかなり難しいし、もし追いつけたとしても使い物にならずすぐに千切れるだろう。
それであれば明日からのステージに向けて足を温存した方がいい。
そう考えてそこからは流してグルペットでゴールした。
感想
落車で足止めを食らい遅れてしまったのは残念だったが、足止めを食らっていなくても遅れていた気がするので結果は一緒だったと思う。
気温が低いこともあり体力の消費も激しいのでしっかり食べて回復させたい。
幸い今回のレースは泊まるホテルの質がかなり良く食事もかなり良い物が出ているのでそこは心配しなくていいので助かる。
明日以降も頑張りたい。
キツさレベル
7
前半に動いた部分では少し疲労する場面もあったが全体的に楽に走ることが出来たと思う。
疲れがたまっている部分もあるのでしっかり回復させて明日以降に臨みたい。
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