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シャーラジャツアー 1&2日目

シャーラジャツアー 1&2日目

クラス:2.1クラス ステージレース
開催国:UAE
日程:1月25日
距離:115km
天候:晴れ



平均ワット:153W
最大ワット:1089W
※パワー2マックスでの測定
出場チームメイト:ジャイ・クロフォード、トマ・ルバ、中島康晴、山本元喜、椿大志、雨乞竜己

アラブで行われたUCI2.1クラスのステージレース。


レース前のミーティング

今日は自分は程々に逃げを狙いながらも本命は雨乞のゴールスプリントのアシストをするようにという指示。


レースレポート

初日に行われたタイムトライアルは考えていた通りに走る事ができ自分が考えていた今のコンディションと実際のコンディションが一致していることが確認できた。
コンディションはあまり良くないだろう。
これからは今るシーズンも長いので今の段階でコンディションを上げ切っているというのも良くないので想定通り。
コンディションは良くないが、悪くはない。
という事で今日はアタックを控えめにしようかな?とも思う。
だが、ただ単に後ろに付いているだけではせっかくレースに出ているのにもったいないので、トレーニングがてらアタックに反応していくことにする。
パレード中に自分の前でビノの選手が他の選手と接触してバランスを崩す。
かなりアクロバットな動きをして立て直すか?というタイミングでロータリーの縁石に突っ込んで落車した。
そのせいでスタートの位置が後ろにズレる。
ビノの選手が復帰したようでレース開始。
アタックが始まる。
自分もほどほどに反応していく。
ほどほどに。
自分では結構抑えて動いていたつもりだったが、結構な本数反応していたようだった。
瞬間的に500Wを超えている箇所が26回あった。
集団のペースが突発的に上がった際にも出力は上がるので一概には言えないが、たぶん動き過ぎだろう。
やっぱり「動こう」と思うと動き過ぎてしまう傾向にある。
また、ナショナルチームで参加している佐野さんも頻繁にアタックに行っているせいでこっちもテンションが上がってしまっているというのもある。
アタックしているにもかかわらず「今日逃げたら相当キツイだろうからあまり逃げたくない」などと訳の分からないことを考えながらアタックに反応する。
結局、幸いと言うべきか4人逃げが決まってレースのペースが落ち着く。
逃げが決まるまでの45分間の平均出力240W
そこからは少しペースダウンして穏やかな時が流れる。
今回はプロコンが4チーム参加していることもありヨーロッパのレース展開に近い感じがする。
プロコンのウィリエールには自分がNIPPOで走っていた時に顔見知りになった選手もおり、声を掛けてくれる。
また、ラポムマルセイユにはあのフィロージが移籍して加入しており、時々会話しながら走る。
NIPPOの時から1年以上経っているが全く変わっていない。安心する。
中東のレースという事で風をかなり心配しながら走る。
無線から何km先で進行方向が変わるかを伝えてもらい、集団の様子に気を付けて走る。
横風でペースが上がり分断されると手も足も出なくなるからだ。
幸いペースアップできるような横風は吹かず平和に距離を減らしていく。
ラスト50kmを切った辺りから徐々に集団先頭に上がって行く。
逃げとのタイム差は1分を切り、いつでも捕まえられる状態になっている。
そこから集団前方をキープして走る。
ラスト20kmを切った辺りから徐々に位置取りの激しさが増していく。
ラスト15kmを切った辺りで上手くウィリエールの後ろに入ることが出来た。
集団右側で位置取りをしているのだが中々道が悪い。
頻繁に大きな穴が現れるので、パンクか落車の危険がある。
無線でラスト5km辺りで自分が集団の先頭まで他のメンバーを引き連れていきそこから残りのメンバーで勝負するという話になる。
が、その直後に雨乞が穴に嵌ってパンク。
椿が即座にそれに対応して一緒に止まる。
椿が雨乞に車輪を渡したようで雨乞がすぐに集団への復帰を開始する。
自分が集団の後ろまで下がり復帰してくる雨乞と合流。
ラスト5km。
そこからトマと合流し、自分が先頭で集団の左側から一気に前に出ていく。
調子が良くないこともあり脚の限界ギリギリで集団先頭まで出切る。
他のチームの列車が合わせてきて脚が限界になる。
後ろを一瞬確認すると雨乞が上手く集団に入り込んでいたのでそこで自分は離脱。
合流から先頭に出るまでの1分30秒間の平均出力460W
そこからラスト3kmを流してゴールした。


感想

今の調子なりに出来ることを考えてそれが十分にできたのではないかと思う。
結果、雨乞も7位に入ることが出来た。
トラブルが無ければもっといい成績を狙えたかもしれないが分からない部分でもある。
今の自分のやるべき事はこれからのシーズンに向けてコンディションを上げて行く事なのでこのレースでとにかく苦しんで追い込んでいきたい。
明日は山岳ステージなのでDNFだけにはならないように気を付けたい。


キツさレベル

感覚的には辛い部分もあったが、データ的にはそこまで辛くないのではないかという感じ。
調子が良いわけでは無いので気を付けるようにしたい。


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良い素材を使っているせいで利益が全然でないと嘆いていました。
自分のオススメの使い方としてはレース前に1本とレース開始30分で1本飲むのが良い感じ。
何回でもアタックできるようになります。
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