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ツール・ド・熊野2018 プロローグ&1ステージ

ツール・ド・熊野 1&2日目

クラス:2.2クラス ステージレース
開催国:和歌山県
日程:5月31日   6月1日
距離:0.7km    114km
天候:雨        晴れ



平均ワット:587W  235W
最大ワット:1027W 1148W
※パワー2マックスでの測定
出場チームメイト:トマ・ルバ、マルコス・ガルシア、サルバドール・グアルディオラ、中島康晴、山本元喜、新城雄大

キナンの本拠地である新宮市を中心として行われたUCI2.2クラスのステージレース。
初日の31日には雨の中でタイムトライアルが行われ、翌1日には新宮市の赤木川沿いでロードレースが行われた。


レース前のミーティング

自分、中島さん、雄大で逃げを狙って動き、残りのトマ、サルバ、マルコスは総合順位で上位に来そうな選手の動きに気を付けるという作戦。


レースレポート

初日のタイムトライアルは好調。
雨であったにも関わらず去年よりも1秒速いタイムで36位に入ることが出来た。
初日のタイムが後々に響いて来ることも多いため中々良好な感じ。
走った感じもかかりが良かったので調子が良さげ。

そして迎えた2日目の赤木川。
今年から新庁舎に建て替えられた新宮市役所をスタートし19kmのパレード走行が行われる。
去年は一生懸命先頭を維持しようとしていたが今年は無理せずに走る。
赤木川のスタートラインに到着する。
集団の2列目辺りに並ぶことが出来た。
そこから再びパレード開始。
1kmに満たないパレードを挟んでレース開始。
スタートと同時に右京の畑中さんが飛び出して行く。
集団がしばらくお見合い状態に。
これだったら追走で逃げを作れるかもしれない、と踏んでアタック。
一気に踏んで距離を詰める。
この初動の5秒間の平均出力が1028W。
畑中さんに追いついて先頭を交代するとブリジストンの大久保さんと3人になっている。
大久保さんがあまり牽かずに交代する。
チェックに入っただけであまり逃げたく無いのかもしれない。
畑中さんが牽いてジワジワとペースを上げながら自分が先頭へ。
後ろで揉めている声が聞こえてしばらくしてから振り返ると自分が一人になっている。
後ろから他の選手が追いついて来るのを待てばいいかと考え、そのまま踏んでいく。
定期的に後ろを振り返るとアタックが連続しているようで毎回違う選手が飛び出しており、差も少しずつ詰まっていく。
最終的に数人に追いつかれてそのメンバーと強調して逃げを計るがメイン集団に追いつかれる。
その前後を含めた5分間の平均出力370W
そこからもしばらく動くが逃げが決まらず。
奥の折り返しのコーナー区間を利用して数名で抜け出すもそれも捕まる。
逃げが決まらないまま1周目の山岳ポイントが設定されている登りへ。
山岳ポイントは2周目と6周目に設定されているので、この周は関係ないがアタックポイントとして使える。
登りの手前で位置を上げて集団の前方で登りへ。
そこからアタックを仕掛けようとするが、道が細い上に選手が密集しているので抜け出す道が見つけれず。
頂上手前でやっと抜け出すが、すぐに下りに入ってしまいアタックできず。
とりあえずコーナー立ち上がりでペースを一気に上げて抜け出しを計るが失敗。
その勢いを利用した佐野さんが単独で抜け出す。
佐野さんが抜け出したことで一旦集団のペースが緩む、
ブリッヂを仕掛けるのであれば差が開く前が良いと思い抜け出ようとするがスペースが無い。
スタートゴール後のコーナー区間を抜けて直線区間へ。
単独で追いつくのは少し厳しい。
それに単独で追いついても佐野さんと2人では逃げ切りは厳しい。
中島さんに「ブリッジするなら手伝おうか?」と聞かれるがブリッジしないと伝える。
佐野さん単独の状態で集団から散発的にアタックがかかり始め、リーダーチームのブリッツェンがコントロールを始める。
ある程度安定したペースで進んだが、奥側の折り返し手前で再び集団が活性化を始める。
折り返しを過ぎたところで中島さんがもう一人選手を引き連れて佐野さんへブリッジ。
逃げが3人になる。
メイン集団もそれを機に活性化を始め前を追う。
この周回に山岳ポイントが設定されていることもあり、飛び出していた3人が捕まり集団が一つのまま登りへ入る。
動いて疲れていた自分も山岳ポイントに向けていい位置で入るために前に上がろうとしていたが、失敗し集団中盤で登りへ。
山岳ポイントの争いも加わり縦に伸びた集団がブチブチと細かく分裂しながらスタートゴールラインを通過。
直線に入ったところで前に追いつきなおす。
このタイミングで雄大がアタックし2人逃げを作る。
再びブリッツェンのコントロールが始まるがすぐに散発的にアタックがかかり始める。
自分も人数が増え過ぎそうな際には反応するが逃げは捕まる気配が無い。
そんな状態で折り返し手前のトンネルの2連続区間へ。
トンネルの中ほどで後ろからガチャガチャと音が響いて来る。
怪しいな……と思っているとかなり長いブレーキの高音と共にクラッシュ音。
集団前方は後ろを気にせずにそのまま進む。
しかし折り返した先で逃げていた雄大とセントジョージの選手が止められている。
メイン集団もストップし審判から説明を受ける。
どうやら先ほどの落車でトンネル内のフェンスが倒れて一時的に通行不可になったらしい。
そこからしばらくの間止まる事になる。
最終的に再スタートになったのは50分後。
本日のレースはキャンセルになり残り周回を2周半に減らしてのパレード走行となった。
ラスト1周までは自分達キナンサイクリングチームが先頭で走り、ラスト1周はリーダーチームのブリッツェン、最後は3賞ジャージ+山岳リーダーを獲得した畑中さんの4人を先頭にゴールした。


感想

今日は逃げに乗るという事でしょっぱなからガンガン動いて行った。
結果的には逃げに入れなかったが足の調子がかなり良い事が分かって来たので良かった。
今日のレースがキャンセルになったことで総合の行方は明日の結果で大きく決まるという展開になった。
総合優勝を獲得するという目標のために全員で力を合わせて挑みたい。


キツさレベル

前半は脚に来る場面もあったが最終的に流して終えることが出来たので特に大きなダメージは無い。


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