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ツアー・オブ・チンハイレイク 10日目

ツアー・オブ・チンハイレイク

 

クラス:HC ステージレース 10日目

開催国:中国

距離:100.0km

天候:晴れ




 

タンシュイで1周12.5kmのコースを8周する周回レース。

川沿いを往復する前半がほんの少し登っており後半がほんの少し下っている、最大高低差50mというコース。

2、4、6周回目の終了時に中間スプリントが設定されていた。
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レース前のミーティング

 

逃げても良いが、おそらく最終的にはアモーレ・エ・ヴィータなどのゴールスプリントに持ち込みたいチームが潰してくるだろうという感じ。

 

 

レースレポート

 

パレード無でレーススタート。

アタック合戦はしばらく様子見。

平坦コースなので決まりにくいかもしれない。

予想どうりすぐに決まらず。

自分もちょくちょく動き出す。

基本的に自分からは行かず他選手のアタックに乗っていくスタイル。

それでも決まらない。

2周目に入る。

数人が飛び出すがアドリアが全力で追う。

アドリアの選手は現在、数秒差で2位のはず。

中間スプリントのボーナスタイムで総合順位の逆転を狙いたいのだろう。

逃げが吸収されアドリアの高速で進む列車の後ろに集団が付いて行き。

アドリアの総合2位の選手が中間スプリントをトップで通過。

中間スプリントの後はペースが緩むはず。

伸びている集団の横をすり抜けて一気にアタック。

数名で飛び出すが集団が追って来て潰れる。

吸収後も前でアタックが続き決まるかもしれないと思ったものには乗って行くがことごとく潰れる。

まだアドリアが追いかけている。

次の中間スプリントも狙いに行くつもりだろう。

これは決まらない。

今日の逃げは諦めて集団内に戻る。

2回目の中間巣プリントもアドリアの高速列車で突っ込んでいった。

誰が中間スプリントで勝ったかは分からなかった。

スプリント後に懲りずにアタックに行ってみたがやはり決まらず。

この時点で1時間を切るペース。

速すぎる。

今日は集団内で休むことに決める。

集団後方で休んでいるとラスト2周半のところでマラグッティから「先頭で前を終え!」と指示される。

ポッツオと一緒に前へ上がると逃げと1分10秒差。

逃げのメンバーが見えない。

ポッツォとローテーションしながら前を追っていると、石橋とアモーレ・エ・ヴィータの選手4人もローテーションに加わり7人になる。

前を追い、タイム差が少しずつ縮まる。

ラスト1周半辺り35秒差。

ローテーションしているメンバーは自分も含めて全員キツそう。

そこから1人1人とローテーションに加わる選手が減っていく。

ラスト1周に入る直前でとうとう自分と石橋だけに。

そこにアントニオのアシストの為に控えていたマラグッティが上がって来て先頭を引く。

限界になって自分も一度後退。

集団内に下がり千切れたくなるが、我慢して再び先頭に上がる。

先頭を引くローテーションに入りラスト半周。

先頭で全力で引く。

ダンシングも入れて全力逃げ集団は見える範囲。

しかし、自分だけでは追いつけないだろう。

全開で引いて全力を出し切って、これ以上はペースが落ちるというところで交代。

オエオエ言いながら集団後方まで下がっていきそのまま集団から千切れる。

最終的に集団はラスト2km辺りで逃げを捕まえて集団スプリントだったらしい。

自分は千切れたままゴールした。

自分のゴールタイムでも2時間を切っていた。

 

 

感想

 

思わぬ大ダメージを食らった1日だった。

楽に走って集団ゴールと予想していたのでかなりきつかった。

休息日開けだったので体にいい刺激が入ったと思うことにする。

明日は今回のレースで最長の240kmなので気合を入れて頑張りたい。

また、山岳賞の下位に滑り込むチャンスがあるのでそこも狙って動いて行きたいと思う。

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