JBCF全日本トラックチャンピオンシップ
CATEGORYレースレポート
クラス:トラックレース
開催地:山梨県境川自転車競技場
日程:10月17日
距離:30km
天候:雨
開催地:山梨県境川自転車競技場
日程:10月17日
距離:30km
天候:雨
レースレポート
今回は競技がガラリと変わりトラックレース!
出場種目はポイントレース!
大学卒業1年目の国体以降、トラックレースには出場していなかったので6年以上ぶりのトラックレースへの出場となった。
今回の出場のメインの目的はトラックレースのレース感を取り戻す事。
現在、三重県の国体強化選手になっており来年度の三重国体に向けてトラック種目の強化が必要という事もあり、今回のポイントレースと翌日のオムニアムでしっかりと感覚を取り戻したいところ。
当然、落車だけは絶対に避けたいところではあったのだが、天候はあいにくの雨。
ガッツリ濡れた路面で雨に打たれながらのレースとなった。
ロードレースのようにコーナーを曲がる必要が無いので、そこまで落車のリスクは少ないのだが、慣れないトラックレースという事もあり、他の選手の動きにも気を付けつつレースをすることとなる。
出場目的がレース感の取り戻しとは説明したが、何もレースを捨てている訳では無い。
当然成績も狙いたいところ。
具体的な作戦としては、序盤はレースの動きを理解するために様子を見つつ脚を温存しておき、中盤以降に攻撃をたたみかける。
具体的には最初の15km、3回目のポイント周回までは動かずに様子見に徹したい。
しかし、選手間の実力差が大きいのも事実。
再序盤はあまりに後方でゆったりしていると、取り残される可能性もあったので、ある程度前を維持しつつ、無理をしないようにするという感覚で走ることにした。
今回の自分の出走位置はアウト側ということでフェンスに掴まってレーススタートを待つ。

朝から降り続く雨が止まず、非常に寒い。
奥歯が震えるんじゃないかというレベルの寒さを我慢しながらレースのスタートを待つ。
久しぶりのトラックレース過ぎてどれくらい上手く走れるかもわからず、変に緊張しながらレースの説明を聞く。
ゴール時の得点が2倍になっている以外は、自分の走っていた頃とルールに変化は無い。
という訳で説明が終わりレーススタート。
1周のニュートラルを挟んで号砲と共に開始。
事前の作戦でも考えていた通りに、序盤はあまり動かないように心がけていた。
だが、ブリヂストンの橋本英也がやたらとアタックを仕掛けて動く。
言うまでもなく、独走力・スプリント力共に出場選手の中で圧倒的に別格なので、逃がしてしまうと集団に帰ってこない確率が100%。
しっかりと反応して追うせいで、序盤から無駄に動いてしまう。
ちょっと自分の方針とズレてきているが仕方が無い、と考えて英也だけは外さないように注意しながら走る。
何度か動いた後に、3回目のポイント周回で自分が先頭通過できそうな雰囲気になったので、そこはキッチリ先頭通過してポイントを獲得しておく。
そしてそこからの流れで集団から抜け出すことになる。
英也、自分、ヒンカピーの石原選手。
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逃げ始めて早々に石原選手が先頭を牽く時間を短くして、脚を溜める態勢に入る。
自分と英也が長めに牽いたことで集団との差はかなり広がる。
そこからしばらくの間3人旅。
ポイント周回では毎周回、英也が1位通過し、自分が2位通過。
普通なら、先頭を牽く距離を短くしたりすればいいものを、大学の先輩という事もあって何とか1位通過してやろうと正面から張り合いに行く。
しかし、何度張り合ったところで刺され続ける。
しまいには、全力で踏んでいるコチラの顔を横から笑いながら見ながら差してくる始末。
完全に遊ばれている。
実力差が圧倒的にあるとは先輩で遊ぶとは許されない。
今度ロードレースで一緒に走る時に仕返しをしよう。
ちなみに、自分が英也と張り合う後ろで石原選手が3位通過を繰り返していた。
周回板を確認すると35周回を切っていた。
最初は離れていたメイン集団もかなり近づいてきていた。
2位位通過ばかりとはいえ、ある程度ポイントも積み上げられたのでアドバンテージは稼いだハズ。
一度集団に追いつかれて休憩したい。
と思っていると、追いつかれざまに英也が再びアタックして独走していく。
反射的に反応して追ったが、差を詰め切れず。
後ろから集団も追ってきていたので、一度戻ろうとペースを緩めると石原選手がアタックして行った。
自分は集団、とは言っても5名程に戻って前の2人を追い始める。

石原選手は英也に追いつきはしたものの、千切られて集団に帰って来る。
英也のポイント数は圧倒的なので、とりあえず放置して次の展開に備えることにする。
一度後方に下がり、終盤で逃げを計るために脚を温存しようとするのだが、何分残っている選手が少なすぎて、すぐに先頭が回ってくる。
20人くらい出走したはずだったが、全員ラップされて降ろされた。
しかも人数が少ないせいで小集団のペースにムラが出来にくい。
ペースの緩んだところでアタックを仕掛けたい自分としては中々にやりにくい展開。
緩んだタイミングでアタックを仕掛けると石原選手がしっかりマークしてきて2人になる。
2人で交代しながら次のポイント周回を狙っていると、後ろで英也がラップ認定されたらしく、周回数が減る。
先頭に出るタイミングのリズムが崩れ、なし崩し的に自分が先頭でスプリントに向かうが刺される。
一旦ペースを緩めて集団に追いつかれようとすると、追いつかれざまに英也がアタックして行って、また独走を始める。
今回はそれに乗っかろうとする選手も多く、バラバラになりながらも全員が追いついていき一旦落ち着く。
そこから、何度か仕掛けを計ったが上手く有利な展開に持ち込めず。
しかも、中途半端にラスト1周に入るタイミングで先頭に出てしまい、そのまま先行したところ、全員に捲られるという悲惨な結果に終わった。
英也が88点で優勝、石原選手が30点で2位、自分が25点で3位。

感想
実に無駄な動きを多く繰り返したレースだったと思う。
全体を通して力ずくで解決しようとする場面が実に多く、ザ・脳筋という走りをしていたと思う。
今日のレースで脚があることは分かったので、脚だけでなく頭を使った走りが出来るように修正したい。
常時酸欠状態でしんどいのは分かるが、何から何まで踏み倒していても効率が悪すぎる。
オムニアムでは4レースも走ることが出来るので、一つ一つ大切に頭を使う練習をしていきたいと思う。
キツさレベル
10
まさに短時間高強度という感覚だった。
30kmしかないのに、終盤に脚が攣るんじゃないか?と感じたので相当焦った。
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実はアスリチューンが一番初めに開発した補給食との事。
1日をフルパワーで活動できるように考えられた成分が惜しげもなく投入されている。
良い素材を使っているせいで利益が全然でないと嘆いていました。
自分のオススメの使い方としてはレース前に1本とレース開始30分で1本飲むのが良い感じ。
レーススタート直後から激しい展開が予想される際には必須のアイテム。
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今回は競技がガラリと変わりトラックレース!
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現在、三重県の国体強化選手になっており来年度の三重国体に向けてトラック種目の強化が必要という事もあり、今回のポイントレースと翌日のオムニアムでしっかりと感覚を取り戻したいところ。
当然、落車だけは絶対に避けたいところではあったのだが、天候はあいにくの雨。
ガッツリ濡れた路面で雨に打たれながらのレースとなった。
ロードレースのようにコーナーを曲がる必要が無いので、そこまで落車のリスクは少ないのだが、慣れないトラックレースという事もあり、他の選手の動きにも気を付けつつレースをすることとなる。
出場目的がレース感の取り戻しとは説明したが、何もレースを捨てている訳では無い。
当然成績も狙いたいところ。
具体的な作戦としては、序盤はレースの動きを理解するために様子を見つつ脚を温存しておき、中盤以降に攻撃をたたみかける。
具体的には最初の15km、3回目のポイント周回までは動かずに様子見に徹したい。
しかし、選手間の実力差が大きいのも事実。
再序盤はあまりに後方でゆったりしていると、取り残される可能性もあったので、ある程度前を維持しつつ、無理をしないようにするという感覚で走ることにした。
今回の自分の出走位置はアウト側ということでフェンスに掴まってレーススタートを待つ。

朝から降り続く雨が止まず、非常に寒い。
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久しぶりのトラックレース過ぎてどれくらい上手く走れるかもわからず、変に緊張しながらレースの説明を聞く。
ゴール時の得点が2倍になっている以外は、自分の走っていた頃とルールに変化は無い。
という訳で説明が終わりレーススタート。
1周のニュートラルを挟んで号砲と共に開始。
事前の作戦でも考えていた通りに、序盤はあまり動かないように心がけていた。
だが、ブリヂストンの橋本英也がやたらとアタックを仕掛けて動く。
言うまでもなく、独走力・スプリント力共に出場選手の中で圧倒的に別格なので、逃がしてしまうと集団に帰ってこない確率が100%。
しっかりと反応して追うせいで、序盤から無駄に動いてしまう。
ちょっと自分の方針とズレてきているが仕方が無い、と考えて英也だけは外さないように注意しながら走る。
何度か動いた後に、3回目のポイント周回で自分が先頭通過できそうな雰囲気になったので、そこはキッチリ先頭通過してポイントを獲得しておく。
そしてそこからの流れで集団から抜け出すことになる。
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自分と英也が長めに牽いたことで集団との差はかなり広がる。
そこからしばらくの間3人旅。
ポイント周回では毎周回、英也が1位通過し、自分が2位通過。
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と思っていると、追いつかれざまに英也が再びアタックして独走していく。
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一度後方に下がり、終盤で逃げを計るために脚を温存しようとするのだが、何分残っている選手が少なすぎて、すぐに先頭が回ってくる。
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先頭に出るタイミングのリズムが崩れ、なし崩し的に自分が先頭でスプリントに向かうが刺される。
一旦ペースを緩めて集団に追いつかれようとすると、追いつかれざまに英也がアタックして行って、また独走を始める。
今回はそれに乗っかろうとする選手も多く、バラバラになりながらも全員が追いついていき一旦落ち着く。
そこから、何度か仕掛けを計ったが上手く有利な展開に持ち込めず。
しかも、中途半端にラスト1周に入るタイミングで先頭に出てしまい、そのまま先行したところ、全員に捲られるという悲惨な結果に終わった。
英也が88点で優勝、石原選手が30点で2位、自分が25点で3位。

感想
実に無駄な動きを多く繰り返したレースだったと思う。
全体を通して力ずくで解決しようとする場面が実に多く、ザ・脳筋という走りをしていたと思う。
今日のレースで脚があることは分かったので、脚だけでなく頭を使った走りが出来るように修正したい。
常時酸欠状態でしんどいのは分かるが、何から何まで踏み倒していても効率が悪すぎる。
オムニアムでは4レースも走ることが出来るので、一つ一つ大切に頭を使う練習をしていきたいと思う。
キツさレベル
10
まさに短時間高強度という感覚だった。
30kmしかないのに、終盤に脚が攣るんじゃないか?と感じたので相当焦った。
チームスポンサー商品紹介
アスリチューン エナゲイン 運動前「持続型」 ピーチ味
実はアスリチューンが一番初めに開発した補給食との事。
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自分のオススメの使い方としてはレース前に1本とレース開始30分で1本飲むのが良い感じ。
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