ブエルタ・ア・ブルゴス 2日目
ブエルタ・ア・ブルゴス
クラス:HC ステージレース 2日目
開催国:スペイン
距離:13,14km
天候:晴れ
ブルゴス内を1周するチームタイムトライアル。
前半は直線的だが後半はコーナーが連続し、かなりテクニカルなコース。
レース前のミーティング
途中で千切れずに最後まで付いて行けという指示。
タイムは4人目で付くが、念のために5人残るように指示されていた。
レースレポート
タイムトライアルは3時半に出走だったので午前中に1度ロードでコースを見に行く。
その後タイムトライアル前にもう一度予行演習を含めてタイムトライアルバイクでコースを走る。
スタート前にローラーでアップして汗を流し、3時31分にスタート。
並びは自分が最後尾で前にチャパッロで、自分の後ろに先頭のクネゴ。
後ろにクネゴが付いていると思うと緊張感が半端無い。
タイムトライアルに対する緊張より、そちらの緊張の方が大きいかもしれない。
距離が短いこともあり、スタートからかなり速い。
後ろに付いていれば問題ないぐらいのペースではあるが。
最初の直線区間の終わりに石畳。
後ろに居ても足に来るが頑張る。
ロータリーを2つ抜けて直線へ。
ここで自分の先頭が回ってくる。
長めの登り。
踏み過ぎると付いている選手にもダメージが来るので気を付ける。
登りきったところで交代する。
付くのに少し失敗し離れるが、踏んで付き直す。
その先の360°ターン。
ここだけは離れるわけにはいかない、と前のチャパッロとペースを合わせてコーナーに入る。
コーナー途中で先頭の選手がペダルを回してペースを維持する。
ペダルが地面に接触している音がする。
マジで怖い。
後ろという事もあり、自分は回さなくとも付いていけるので助かった。
その後再び自分の先頭。
下り基調なので後ろに付ける余力だけ残して全力で踏む。
交代する。
交代場所を少し失敗した。
ロータリー手前で変わったせいで出口で少し遅れる。
再び踏み直して付く。
かなりキツイ。
しかもこの後結構な勾配の登りが始まる。
タイムトライアルバイクで登るにはかなりハード。
息を整え足を出来る限り休めて、直角に左に曲がり登り開始。
結構速いペースで登る。
相当キツイがここで千切れる訳にはいかない。
1番軽いギアにして全力で登る。
頂上が見える。
登りきり、下りに入る。
ギアを一気に重くする。
下りもかなりコーナーが連続する上にヘアピンコーナーで石畳も始まる。
少し離れるがこけるよりマシと思い自分の全力で付いて行く。
コーナーの連続が終わり前に追いつく。
再び下り。
裏路地みたいな細い道でコーナーの連続。
再び遅れるが、下り切った直線で追いつく。
再度先頭に出る。
緩く下っているので踏むが、コーナーがあり加速しきれない。
2回曲がったところで先頭交代。
かなり足に来ている。
最後尾で270°ぐらい回るロータリーに入る
前からジワジワ遅れる。
少し離れてロータリーを抜ける。
そのあとの直線で追いつき直すが左に曲がり、最後のコーナー連続区間へ。
付いて行かないといけないのは分かっているのだが付けない。
足の問題ではなくコーナーのテクニックの問題で付けない。
そのまま10mぐらい離れたままゴール。
幸い自分の前には5人いたので大丈夫だった。
感想
ヨーロッパではじめてのチームタイムトライアルでいろいろと緊張した。
指示されていた最後まで行くというのが出来なかったが、ゴールタイムが自分で計測されていないはずなので良かった。
やはりコーナーリングのテクニックをもっと付けなければいけないと改めて実感した。
13kmという短い距離にもかかわらず相当キツかった。
コーナーなどで地味に離れるのを取り返すために踏んでいたのも原因だと思う。
直線だけでなくコーナーリングも上手くなることがタイムトライアルには必要であると感じた。
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