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低燃費な体について

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以前の記事で「自分の体質はトレーニングの結果、低燃費化している」と記述しました。
その際にどうすれば低燃費化するのか?という質問をいただいたのでお答えします。





自分の元々の体質について


まず初めに、自分は大学を卒業するまではかなり燃費の悪い選手でした。
レース前には大量に食事を摂取していましたし、レース中も食べまくっていました。
その分、体重が重めにはなっていましたが、「別に走れているし問題ない」と思っていました。
「筋肉が多く付いているという事はその分エネルギーを消費するのは当然のことだし、大量に食べても平気な内臓を持っているから問題ない」とも考えていました。
ちなみに燃費の悪い体というのは太りにくく、燃費のいい体というのは太りやすいという側面を持ちます。
同じ運動を行っても使用されるエネルギーが少なければ、その分太りやすくなるという訳です。

低燃費体質に変化した理由


では、なぜ自分が太りやすいとも言える低燃費な体になったのか、その理由と方法を記載していきます。
まず理由としては体を軽くするためと、ハードなレースが連続しても大丈夫なようになるためです。
自分が意識したわけではなく、チームの合宿等で自然とそうなったのですが。
体を軽くするために低燃費化するというのは、一見すると繋がりが無いように思えます。
しかし、燃費の悪い体はとにかくエネルギーを蓄えておく必要があるので、脂肪もある程度ついている必要があります。
脂肪もある程度を超えるとデッドウェイトになるので減らす必要があります。
結果、脂肪を減らす→使えるエネルギーが減る→低燃費化して対応する
という流れが完成するのです。
そして「ハードなレースが連続しても大丈夫なように」という理由について。
距離の長いレースやハードなレースになると、消費カロリーが摂取カロリーを上回ったり、内臓が疲れてきて量が食べれなくなるという事態が発生します。
エネルギーの枯渇=リタイアになりますので、何としてもそういう事態は避ける必要があります。
その結果、消費カロリーを抑え内臓が疲れ過ぎないように、量を食べずとも走れる体になるっていく必要があったのです。

低燃費な体のつくり方


では、低燃費な体の作り方についてです。
方法は簡単、「常に少し空腹感を感じる状態でいる」だけです。
これが正式な方法なのかは分かりませんし、真似したからと言って低燃費体質に変わるかも分かりません、しかし自分は低燃費になりました。
イメージ的にはだいたい常に腹6分目くらい。
常に「なんか食べたいなぁ……」と思っている感じです。
唯一朝食だけは自由に食べていた気がします。
トレーニングもありますし、1日の活動源のエネルギー補給である朝食は大事なのでしょう。
昼食以降でどうしてもお腹が空くという際にはビスケットを食べていました。
バカ食いするのではなく、あくまでも夕食までの繋ぎという感じです。
レース後ビスケット20枚ぐらい
ビスケッツ!
そして夕食は炭水化物抜きの食事。
ちなみに昼ご飯には炭水化物も出てきます。
昼食は練習で消費したエネルギーを補給する大事な場面です。

低燃費体質になる理由の予想


そんな風に常にエネルギー若干不足気味の状態で生活し続けると、体が自然と低燃費な体になります。
「摂取できるエネルギーが限られているから消費を抑えよう」と認識するのかもしれません。
例えば、基礎体温が少し下がる等して消費エネルギーが減るようになります。
また、少ない食事でも十分なエネルギーを取り込めるようになります。
人の体は本来、摂取した食べ物の80%くらいを吸収し、残りの20%は排泄しているらしいのですが、その吸収する割合が増えているのだろうと考えています。
ダイエットの際にリバウンドの原因になる要素の一つですね。
したがって少ない食事でも十分なエネルギーを摂取できるという訳です。
低燃費化とは逆になるのですが、結果として食事量が少なくなるので見た目的には低燃費化しているようにも見えます。
あくまで予想であり、ここまで記載したことがどこまで正しいのかは不明なのですが、事実として自分の食事量は減っています。
学生時代のように大量に食事をとらないとエネルギー不足に陥るという事もありません。
かといって筋肉量が落ちている訳でもありません。
皆さんも一度試されてみてはいかがでしょうか?
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