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短足にとってのハイケイデンスは果たして正解なのか?

CATEGORYクレイジー
今回は自転車で走る際のケイデンスに関して。
あなたが信じるハイケイデンス、本当に正しいのですか?





山本元喜のケイデンス


以前に「ケイデンス」に関して質問を貰ったことがあります。
ケイデンスをどのように意識して走っていますか?と。
答えはあまり意識していない、ということになります。
元々重いギアをかけて踏むタイプだった自分は、ヨーロッパで多少の修正が入ったものの、結局ハイケイデンスになることはありませんでした。
自分のスタイルとしては「楽に走れるケイデンスで走る」というのが基本になります。
レース中のペースが落ちている時には少し意識してケイデンスを上げる事がありますが、その際にも100rpmを越えることはあまりありません。

トレーニングにおけるハイケイデンスの有効性


トレーニングにおいてハイケイデンスを取り入れることはありますが、それはペダリングを綺麗にするためです。
ハイケイデンスでのペダリングにおいては無駄があると上手く回すことが出来ません。
逆に言えば無理にハイケイデンスを保ってるだけで、おのずと綺麗なペダリングになっていくわけです。
そういったトレーニングで身に着けた綺麗なペダリングはローケイデンスでも生きてきます。
綺麗なペダリングには無駄が無いため力のロスが生まれにくくなります。
自転車は如何にロスなく走るかが非常に重要な競技ですので、ペダリングによるパワーのロスを下げることは非常に効果的です。
また、登りにおいて低速域に入ってしまい、強制的にローケイデンスになった際にもキレイなペダリングは生きてくるのです。
体幹までもしっかりと使うことができる綺麗なペダリングは、効率よく自転車を進ませることが出来るわけです。

ハイケイデンス流行の元は?


さて、そもそもハイケイデンスが流行りだしたのはいつから、何が原因でしょうか?
自分が知っているのはランスアームストロングです。
当時、ツールで連勝を重ねた彼のハイケイデンスの走りというのは、後々に大きな影響を与えたのだと思います。
疲労の溜まりにくいハイケイデンス、綺麗な回転のハイケイデンス、といったようにいろいろな根拠がハイケイデンスには有ったのかもしれません。
しかし、それをマネするのはどうなのか?と自分は思います。
彼はアメリカ人で自分たちは日本人です。
まず、骨格が違います。

短足がケイデンスを上げるとどうなるのか?


非常に悲しいことに脚が短いのです、日本人は。
「俺、脚長いけど?」というような下らない自慢のようなことを考えた方は、今すぐこの記事を閉じてください、邪魔です。
ここからは脚が短いことに悲しみを抱く方への内容になっています。
鏡を見てください。
映っている姿は脚が短いハズです。
少なくとも自分は「……うん、しょうがないよね!日本人だもの!」と言えるぐらいには短いです。
この脚が短い、というのは自転車のペダリングに大きな影響を及ぼします。
脚が短いとサドルを下げる必要があるため、仮に同じクランク長のクランクを使った場合には脚が短い方が脚の上下前後の動きが大きくなるはずです。
この状態でハイケイデンスになると脚が短い人は脚の動きが激しくなって大変になるのです。
ケイデンスが落ちてしまうのです。

ケイデンス不足を補うものとは果たして?


ではそれを一体、何で補うのか?
ハイケイデンスとローケイデンスの出力を同じにしようとしたらどうする必要があるのか?
答えはトルクです。
1回毎の踏む力を増やすのです。
そう!すなわち!筋・肉☆!
脚が短くてハイケイデンスに対応できないなら、ケイデンスを落としてパワーで誤魔化せばいいじゃない!
実に筋肉に頼り切った考え方で素晴らしいです。
足りないものは筋肉で補えばいい!
それが万物共通の答えです。
自分が筋肉ライマーに至ったのも同じ理由です。
脚が短くてハイケイデンスが辛い……。
そうだ、筋肉を付けよう!
そのための、タンパク質、プロテインです。

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