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チビでも勝負ができる。そう、ロードレースならね。

CATEGORYクレイジー
今回は低身長のメリットについてです。
数々の悲しみを背負う低身長の強みは何なのか説明します。





チビは筋肉でカバーの欠点


以前の記事で低身長の悲しみについて記述してきました。
結論としてハイケイデンスは辛いから筋肉でカバーになっています。
しかし、これには一つ欠点が存在します。
高身長が筋肉付けると太刀打ちできないんじゃないか? という点です。
ただでさえ身長が高くて脚が長いのに筋肉まで付けてパワー勝負を仕掛けてくる……。
とんだ困ったちゃんですね!
ではそういった大きな選手に対する小さな選手の武器は何なのか? それを紹介していきます。

山本元喜の慎重に対するイメージは?


ちなみに選手の身長に関して、どれくらいから「小柄」というイメージを持っていますか?
モビスターのキンタナ選手、身長167cmで「小柄」と言われています。
自分のイメージとしては身長167cmはミドルサイズじゃ……って感じですが。
165cm以下……小柄
165~170cm……ミドルサイズ
170~180cm……ビッグサイズ
180~190……大型
190cm以上……超大型巨人
自分的にはこんなイメージです。
コーナー (5)

日本人はただのチビじゃない!


小柄な選手の強みに関してですが、当然として「身長が小さい」の一点のみになります。
更に古き良き日本人体系の方には胴が長い、という点がプラスされます。
脚が短いのは欠点ですが胴が長いのは利点のはずです!
なぜなら胴が長ければその分脚が短くなるので、サドルを低くすることが出来るのです!
そうすることで高さが低くなり空気抵抗ダウン!
更に胴の長さは地面に平行になるくらいに前傾姿勢をとることで相殺!
空気抵抗の鬼!これが胴長低身長の強みです。
この強みは特に平坦で効果を発揮します。
空気抵抗が下がれば、必然的に出力を下げることが出来ますので、より少ないパワーで高身長の選手と争えます。
更に、自分が前に出た際にも自分が浴びなかった風を後ろに浴びせることが出来るので疲労させられます。
問題点としてはエースを牽引するアシストをする際にエースが後ろでダメージを受けるという事ぐらいでしょうか。
まぁ、しょうがないですね!
エースに勝手に頑張ってもらいましょう!

チビは筋肉を付けても体重が軽い!?


また、低身長には高身長の選手と同じ量の筋肉を付けても体重が軽くなる、という強みがあります。
高身長が身長が高い分、骨やらなんやらに回している分の重さが無くなるので当然ですよね!
このメリットは登りで効果を発揮します。
登りでは速度が落ちて空気抵抗が下がるため体重割りの出力、パワーウェイトレシオW/kgが重要になります。
体重が軽くて出力が出た方が速く登れるよ!という事です。
クライマーと呼ばれる選手が食事制限等で体重を落とすのはワットを変えずに体重を減らすことでパワーウェイトレシオを上げようとするからです。
筋肉ライマーと呼ばれる一部の変人がプロテインで筋肉を増やすのは、体重を変えずにワットを上げることでパワーウェイトレシオを上げようとするからです。
筋肉量が同じであれば恐らく出力も同じになるはず。
であれば低身長と高身長が同じ筋肉量で勝負した際には体重が軽い分、低身長が有利になるはずなのです。
実際の勝負には様々な要因が絡むため予想通りにはいきませんし、そこが面白い所でもあります。

チビにも希望があるのがロードレース


このように低身長には低身長なりのメリットがあるのです。
何も筋肉だけで解決しなくても(?)大丈夫なのです。
低身長であればそれを活かした走りで勝負することが大事なのです!
自分の持っている物の強みを理解することで、勝負を有利に運べるように工夫しましょう!
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