コッピバルタリ 3日目
コッピ・バルタリ 3日目
クラス:1クラス ステージレース
開催国:イタリア
日程:3月26日
距離:172km
天候:晴れ
出場チームメイト:ダミアーノ・クネゴ、グレガ・ボーレ、ジャコモ・ベルラート、ダニエーレ・コッリ、窪木一茂、アントニオ・ニーバリ、山本元喜、アレッサンドロ・ビソルティ
カルドララ・ディ・レノを出発しクレバルコレまで走った後その町の周辺を9周するコース。
レース前のミーティング
前半はベルラートと一緒にアタックに反応して逃げを狙い、乗れなかった際には窪木さんと一緒にいてスプリントのアシストをするようにという指示。
レースレポート
スタート時間を勘違いしていたせいでパレードスタートに全員遅れる。
急いで集団を追いかけリアルスタート地点で止まっている集団には追いつけた。
NIPPOだけでなく他のチームも遅れていたようで遅れた選手は全力で追いかけていた。
しばらくしてレース開始。
上手く前に上がりベルラートと一緒にアタックに反応していく。
リアルスタート地点まで集団を追いかけていた時にも感じていたが今日は調子がいい。
昨日まで受けていた地獄のような苦しみが嘘のよう。
アタックに反応しても集団の前方に合流することができる。
自分で判断したりベルラートに指示されたりしてアタックに反応していく。
しかし何度アタックに反応しても一向に逃げが決まらない。
主にアンドローニやバルディアーニがコントロールしており人数が多かったり強そうな選手が飛び出せば必ず吸収される。
それでも諦めず反応し続ける。
コースが横道に入り細くなったところで4名程が飛び出す。
バルディアーニが集団前方を蓋してアタック合戦終了の声を上げる。
それを無視して無理やりアタック。
飛び出し際にかなり幅寄せされたが上手くかわして前を追いかける。
前には追いついたが集団にも追いつかれる。
終了の声が上がりだしたことで逃げが決まるのも近いと判断しそれまで以上に頑張って反応する。
しかし最終的にコーナーを抜けたところで道がかなり狭くなりそこで飛び出した4,5名が逃げを決め、逃げに乗ることが出来なかった。
そこからは窪木さんの近くで待機。
逃げが決まってからしばらくして周回コースに入る。
周回コースに入るタイミングで50kmの表示を確認。
その後周回コースを1周し残り8周。
1周の計測距離が12.1km。
これを合計9周で108.9km
合計158.9km。
今日も距離が短くなっている。
周回コースという事でゴールまでの距離は把握しやすいが残り周回を計算する際には気を付けないといけない。
周回コースに入ってからはしばらく集団後方で待機。
無線からラスト3.4周でペースが上がるのでそれに備えて前に上がっておくようにという指示が出る。
窪木さんと一緒にラスト5周辺りから前に上がって行く。
ラスト4周辺りから先頭にかなり近い位置をキープする。
位置取りが激しいため位置を安定させることが難しく上がっては下がりを繰り返す。
前半にアタックを繰り返していたこともありかなりしんどい。
ラスト3周に入り本格的に先頭近くまで上がる。
タイミングが早い気もするが上手く位置を安定させることが出来ない以上前方位置に常に上がり続けるしかない。
ラスト2周に入る5km手前辺りからほぼ先頭まで上がる。
周回コースのラスト1km辺りからコーナーが連続するため前にいる必要がある。
窪木さんはほぼ集団の先頭でコーナーに入って行くが自分は失敗。
集団内に飲み込まれる。
そこから再び集団前方に上がり直そうとするが足が限界。
何度か集団の横を全力で上がって行っては集団に飲み込まれて後ろ下がるという事を繰り返す。
その内に足が完全に終わってしまい終了。
総合順位でもかなり遅れているため、今さら集団に残っても意味が無いと判断してラスト5km辺りで千切れる。
そこからは流してゴール。
感想
調子が回復して良かった。
何度か逃げを決めれそうなタイミングもあったが潰されてしまったのでしょうがない。
感覚的にはエトルフスキーやライグエリアぐらいにアタックに行けた気もするが、今日は前半からずっと平坦だったのであまり油断はできない。
昨日のレースで集団が疲れていたというのも動けた理由の一つにあるとも思う。
レース後半のアシストの動きでは、ほとんど仕事が出来なかったと感じた。
窪木さんには申し訳なかったが、前半にアタックに行く必要があったのでしょうがなかった。
前半に動いて後半の仕事に向けて回復させることが出来るような足を付ける必要があると思う。
明日はかなりハードな山岳ステージだが最終ステージでもあるので、出し切れるように頑張りたい。
キツさレベル
7
昨日までのしんどさが嘘だったかのように感じた。
前半のアタック合戦でもアタック後の回復がかなり早かったように感じた。
回復は早かったが、ダメージは蓄積していたため後半で動いた時にはキツく、最終的には終了してしまった。
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