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選手の体幹はどうして太いの!?

CATEGORY筋肉!
体幹の筋肉は、本来は太くなりにくい、遅筋がメインになっています。
では、選手の体感が太いのは、なぜでしょうか? 今回はそんな疑問にお答えします。



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遅筋は太くならない?


質問
筋肉が大きくならないはずなのに、選手の胴回りが太いのはなぜでしょうか?
遅筋を使っているのであれば、胴体部分も手足のように細くなるものではないのかと思ってしまいます。

大きくなり辛いだけで、ならない訳では無い。


回答
遅筋は大きくなりにくいだけで、大きくならないわけではありません。
毎日、体幹を使うようなポジションで練習していれば、遅筋である体幹も当然太くなるのです。
選手の体感は、普通の人が使う体幹+αとなりますので、当然筋肉量が増えます。
それに、選手の胴回りには、体幹以外にも様々な筋肉が発達していますので、それら全てが合わさって太く見えるのだと思います。

見た目細身の選手も、実はマッチョ?


そもそも、手足のように細く、というのも間違っている部分があると思います。
恐らくイメージされているのは、クライマーのような細身の体系だと思いますが、ヨーロッパの選手であっても、そういう体系は稀です。
映像で見るヨーロッパの選手は、細身に見えるかもしれません。
しかし、彼らは背が高く手足が長いので、長い筋肉が付いており、細く見るだけです。
実際の筋肉量としては、見た目以上のものが付いています。

ロードレースにおいて筋肉が重要


レースは登りだけでなく、平坦も走るので、絶対値的な出力も要求されます。
絶対値的な出力は筋肉量でしか解決できません。
選手レベルでレースを行うためには、遅筋でも高い出力を発揮する必要があるので、筋肉が大きくなるのです。
ダイエット等でよく聞く「有酸素運動は脂肪を燃焼させるうえに、遅筋を使うので脚が太くならない」という謳い文句、これは筋肉が大きくなるほどの高負荷を、遅筋にかけていないから、発達しないだけです。
300W越えが10分以上続く様な環境においては、遅筋であっても当然発達するのです。

やはり体幹も発達する


話を元に戻しますと、体幹に関しても同じです。
高強度のレースを日々耐える体幹は、遅筋であっても発達します。
逆に言えば、遅筋であるにもかかわらず、発達するほどの体幹が付いていなければ、高強度のレースで活躍することはできない、とも言えます。

発達した体幹は体をしっかりと支えるの、で腰痛などの予防にも繋がってきます。
レースに興味が無い人でも、体幹をしっかりと鍛えると、普段の生活に生かすことができるのです。
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