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腹圧と体幹、丹田。

CATEGORYノーマル
今回は、海外選手の体感が太い理由とともに、なぜ、体幹を鍛える必要があるのか? という質問に回答しています。
体幹の意識の仕方も紹介しているので、興味がある方は、ぜひご覧ください!





ヨーロッパの選手は胴回りが太い?


質問
レースを見ているとヨーロッパの選手は胴回りが太い印象を受けます。
お腹が膨らんでるかのように走ってますが、実際には体幹の筋肉が発達してそういう風に見えてるのか、実際には腹圧を高めて走ってるのでしょうか?
私は真似しても呼吸が浅くなってしまいます。
ペダリングに関しての話しはよく聞いても上半身の使い方はあんまり聞かない気がします。
山本選手は上半身の使い方に対して意識して走ったりしますか?

腰回りの筋肉は大きくなりやすい


回答
自分もそれは感じています。
ヨーロッパの選手は足が細くても、臀部から胴回りはかなり太い、という選手が多いイメージです。
筋肉は、大きい方が大きな力を発揮することが出来ます。
足についている筋肉は比較的小さく、腰回りについている筋肉は大きいため、その筋肉が発達しているのでしょう。
自分の予想では、腹筋だけでなく、背筋や体側の筋肉も含めた、体幹の筋肉発達しているために、余計にそう見えるのでしょう。

腹圧を高めるて乗るとは?


腹圧を高めて乗る、という乗り方がイマイチ理解できていないので、そこに関しては分かりません。
しかし、自分のバイクのポジションは、自然と体幹に力が入るようにセッティングしています。
真似をすると、呼吸が浅くなるとのことですが、おそらく腹筋に力を入れているからだと考えられます。
皆さんがイメージする腹筋ではなく、その下の丹田と言われている部分に、力を入れる必要があります。(丹田という筋肉は存在しない)
分かりやすく言うと、膀胱を覆っている筋肉という感じです。
腹筋を固めると、呼吸がしにくくなりますが、丹田の部分を意識するだけであれば、呼吸は苦しくなりません。
慣れてくれば、ずっと力を入れていても、気にならなくなってきます。

暇な時に丹田を意識すると効果的?


自分は車の運転中なども、暇なときには丹田に意識して遊んでいます。
自転車に乗っているイメージになり、集中力が上がります。
一度、膀胱の部分を押さえながら試してもらえると、分かると思います。
丹田のトレーニングを行うと、自然と腹筋もついて来るので、胴回りが太くなるのだと思います。

そもそも、なぜ、体幹が必要なのか?


体幹を鍛えるのは、安定したペダリングを行うためです。
足の筋力がいかに強くとも、それを体幹で支えることが出来なければ、体がブレるという形で出力が逃げてしまいます。
また、高回転になった際に、安定させることが出来ていなければ、ペダリングが乱れたり、お尻が跳ねたりという事態が発生します。
これに関しては、ローラーで試してもらうと分かりやすいと思います。
足で作り出した出力を、しっかりと推進力に変えるためにも、上半身は重要であり、その核となる部分が体幹だと考えています。
特にシッティングの状態においては、上半身に求められるのは「固定」だと思っています。
それが出来た状態で、足の動きに合わせて上半身を動かすことで、出力を上げたり、疲労を一か所に貯めない、という事が出来ます。
体幹での固定が出来てない状態での、上半身の動きはロスに繋がっていることが多いと思います。
ダンシングの場合は、腕や体をねじることで生み出した力を、脚に伝える役割を体幹は担います。
なので、自分は「連動」や「固定」のために体幹を使うイメージで走っています。
意識して無理に上半身を使うのではな、サドルに体重が乗った、安定したポジションを摂ろうとすると、自然に体幹に力が入る感じです。
だから、意識しているとも、していないとも言える状態です。
上半身は、無理に意識して力を込めてしまうと、動きが硬くなります。
特に肩回りは、リラックスさせることが一番です。

自然と体幹に力が入るポジションを追求しつつ体幹を鍛えるトレーニングを行い、プロテインを飲むことで、意識せずとも体幹を使って乗れるようになると思います。
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