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ツアー・オブ・ジャパン2021 ステージ1

ツアー・オブ・ジャパン 1日目

クラス:2.2クラス ステージレース
開催地:日本
日程:5月28日
距離:78.8km
天候:晴れ



平均ワット:225W
最大ワット:882W
※パワー2マックスでの測定
出場チームメイト:1トマ・ルバ、2畑中勇介、3山本元喜、4新城雄大、5山本大喜

今年はコロナウィルス感染拡大の影響で3日間に短縮されたTOJ。
第1ステージは名物の富士山から始まる。
前回とは違うオリンピックのタイムトライアル用のコースを4周半回ってからその足で富士あざみラインに向かうコース。


レースレポート

昨日の雨からは打って変わりかなり良い天気でのTOJ初日。
チームとしての目的は単純明快、トマと大喜を集団前方であざみラインの入り口に連れていくこと。
翌日以降のレース展開も考えると初日ではあまり消耗したくなく、様子を見ながらレースを展開していくという作戦になる。
簡単に言えばあまり前は引きたくない。
そんな感じで始まった富士ステージ。
スタートの半周はパレード走行となり、先導車について比較的緩いペースで走る。
そして周回コースの登り出しでリアルスタート。
スタート直後は誰も動かず。
やはりこのコースで逃げて勝つのはほぼ不可能、とほとんどの選手が認識しているので動きが生まれない。
スパークル大分が緩やかにコントロールを開始し、その少し後にマトリックスのマンセボ選手の指示で安原選手がアタックして行く。
それに追って、愛三の草場選手と大前選手とスパークル大分の孫崎選手、那須ブラーゼンの渡邊選手と京都産業大学の大学生の6人。
逃げが決まってすぐにブリッツェンがコントロールを開始する。
かなり良いペースでコントロールしており、逃げとのタイム差が1分強から全く広がらない。
にげから京都産業大学の選手がメカトラ?で遅れてきて逃げが5人になる。
ブリッツェンのコントロールで進む集団の後ろは一列になりながらも時々場所の取り合いが発生する状況。
キナンは集まって前から3チーム目くらいの位置をキープする。
多少は争いもあるので、トマに場所の主張を行うためにローテーションに一人加えようか?と聞くが、大丈夫という返答で様子を見ながら走る。
4周の周回内2周くらいを終えたところから右京が1人ローテーションに選手を加える。
逃げ集団とのタイム差は1分を切っており、登りの直線区間では姿が見えるようになる。
そこから逃げ集団内でのペースアップが行われたようで2人が集団に戻ってくるが、3人とのタイム差が1分強に広がる。
その後も変わらずブリッツェンと右京がコントロールを継続しながら集会を終えてあざみラインへ向かっていく。
その頃にはにげも吸収され集団一つ。
あざみラインに入ったところで各チームのクライマーとアシストの選手が前に集まって登坂開始。
最初はかなり緩やかなペースで登り始め、自分も集団に付いてく。
マトリックスの安原選手がペースを引き上げ、離脱したところでペースが緩む。
トマから牽いてくれ、という指示が出たので前に上がったが右京がペースを上げだしたので下がる。
前に出る際に微妙に脚を使ってしまい少しキツイ。
様子を見ながら登っていたがジワジワとペースも上がり出し、自分の維持できる領域じゃないな、と感じる。
自分が無理に残る必要もないので、少し下がっていくと右京の選手が牽き切った後にマンセボ選手がペースを上げ始める。
本格的にペースが上がったことで、集団も縦に引き延ばされ、自分も離れる。
チーム総合もあったので、まだ脚を止めずに踏んでいる方が良いと判断し踏んでいたが、雄大が後ろから来たので、チームの3番手は任せて流して登ることに切り替えた。
明日以降のステージにおいてどういう展開が待っているにせよ、上位に入れなさそうな今日の富士山を一生懸命踏むよりも明日に備えて脚を温存した方が良いだろう、という判断。
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自分が完全に離脱した後は集団の先頭はドンドンと絞られていったようで、増田さんが優勝したが、トマが2位で大喜が3位というかなりいい成績を残してくれて嬉しかった。
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感想

特に大きな仕事は無かったわけだが、今日の目的はしっかりと達成することが出来たと思う。
チーム内では分かっていたことだったが、大喜の調子がすこぶる良くバリバリに登ってくれたのはかなり良かった。
明日以降はどういう戦い方になるかは秘密ではあるが、ファンの人の期待に応えられるようなレースがしたい。


キツさレベル

流して登ったとは言っても結局はあざみライン。
負荷はかかり続けるので軽い疲労感では済まなかった。


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