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割れない筋肉もある

CATEGORYノーマル
筋肉、筋肉、筋肉!という事で今回は選手の筋肉についてです。
皆さんは筋肉!というとどういうものをイメージしますか?





筋肉のイメージは?


やはりイメージする中でも割合的に多いのは、バキバキに割れた筋肉ではないでしょうか?
特に腹筋なんかは、6つや8つに分かれているとカッコいいですよね!
自分の腹筋はどうなっているかって?
当然割れていません。
見た目は良くない腹筋が出来上がっています。
この理由についてなのですが、おそらく遅筋系の腹筋だからでは無いかと思います。
まず、雑誌の広告とかで見かける「これだけマッチョになります!」ていう文章と共に掲載されている写真。
あれは恐らく速筋、瞬間的に出力を発揮する筋肉です。
速筋は肥大しやすく、ムキムキに見えるのでかなりカッコいいです。
ああいう腹筋を付けたい方は高速で腹筋をすれば付くのではないでしょうか。

選手の腹筋とは?


自転車で必要とされる腹筋は体勢維持系の筋肉であるため肥大しにくいのです。
プランク等をやられている方は分かっておられると思いますが、自転車選手が行う腹筋トレーニングは動きが少なかったり、遅いことが多いです。
これでは速筋が育たないために、バキバキマッチョにはなりにくいのです。
見た目はあまり良くありません。
割れていませんし、ライド中にはお腹がポッコリと出ますので、幼児体系や中年太りに見えます。
ですが、大事なのは見た目ではありません!
筋肉に求められるものはどれだけ仕事をするのかです!
無理に割ろうとしなくても良いのです!
お腹に触れてみて下さい。
そこにはしっかりと筋肉が付いているはずです。
そう!>鉄板のように固く、体幹を守る鎧のように頑丈な筋肉が!
ん?お腹が出ているのに柔らかい?
それ腹筋ちゃう、中年太りや。
筋トレをしていることが大前提ですので鍛えてから触れてください。

ロード選手の筋肉の傾向


筋肉が遅筋よりなのは腹筋だけでなく、他の筋肉に対しても同じことが言えます。
ロード選手は長距離を走るために遅筋が発達しています。
上で記述したように、遅筋は肥大しにくいので全体的に細身になりがちです。
プロ選手ともなれば、練習量の桁が違いますので、遅筋もある程度発達しゴツくなっていますが。
しかし、ボディビルダーのようなゴリマッチョが居ないというのは、自転車が遅筋系種目だという証明ですね。
このブログに女性の読者が存在しているかは、結構謎な部分ではあるのですが……。
女性の皆さん!
自転車乗りの筋肉は肥大しにくいんです!
だから一杯乗ってもムキムキにはなりませんよ!
痩せるだけです!
ステキなボディをゲットするためにも自転車に乗りましょう!
こうやって女性の自転車乗りを増やすことでレース会場に黄色い歓声が増えるはずです。
現状、野太いヤジが大半を占めていますからね!
嫌いじゃないですけど、野太いヤジ。
このブログ読んでいる女性は自転車乗ってるだろとか、
女性ライダーが増えても、お前に対する黄色い歓声は増えねーよとか、
言わないでください。
ぶっ飛ばしますよ?腹筋で。

例外の選手


ここまで自転車乗りの筋肉は肥大しないと言ってきたわけですが、例外も存在します。
スプリンターです。
ゴールスプリントに勝負をかける彼らの筋肉は、他の脚質の選手に比べて速筋の割合が多いので、マッチョな選手が多いです。
ちなみに自分はルーラー系の脚質であるにも関わらず、筋肥大しています。
謎ですね。
自分でも不思議に思っています。
でも、腹筋は割れていません。
どうせなら腹筋が割れてくれれば、かっこ良かったのですが割れない物はしょうがありません。
という事で割れない筋肉の話でした。

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