オフ日の重要性
CATEGORY選手生活
今回はオフ日とは何ぞや?という事に付いて紹介します。
休まずにひたすらトレーニングを行っている方、必見です。
よく一般の方と話していると聞かれることが、
「選手って休憩(オフ日)存在するんですか?」
という内容です。
別に悪気があって聞かれているわけではないと思うのですが、この質問に日本人のダメな部分が表れています。
「休むのは良くないこと」
コレです。
日本人は基本的に
「努力はすればするだけいい」
「休むのはサボっているのと同じ」
と考えがちです。
この考え方は大きく間違っており、休息は次の動きへのエネルギーを蓄積するためにあり、休息なしで動き続けると効率が大幅に落ちます。
これは仕事の話だけでなく、スポーツの世界においても同じことが当てはまります。
特に、社会人に該当する年齢の方は顕著で、休息をしっかりとらなければ、疲労の蓄積による伸び悩みに留まらず、最悪の場合は怪我へと繋がっていってしまいます。
ここで社会人を強調したのには理由があり、高校生以下の年齢は休息の必要性が低くなります。
若さ故、というべきか中学生や高校生は非常に回復力が高いため、多少であれば無茶なトレーニングスケジュールであってもこなすことが出来ます。
特に高校生の時期の身体能力の発達は凄まじく、トレーニングを行えば行うだけ強くなる、ボーナスタイム的なイメージがあります。
この時期にはとにかくトレーニングを頑張り、プロテインを飲んで体のベースを作り上げましょう。
社会人に話を戻します。
社会人、特に20歳を超えた辺りのタイミングで体の回復能力はグッと下がります。
自分の実感としてもちょうど20歳を境に疲労が抜けにくくなったのを覚えています。
トレーニング後にしっかりと疲労を抜く必要が出てきます。
いわゆる「オフ」の日です。
日々トレーニングを重ねるプロであってもオフの日はしっかりと設定しており、その頻度は3日~4日のトレーニング後に1日ぐらいです。
このオフの日には乗ったとしても軽く乗るくらいに留めます。
軽く乗る理由は、筋肉を動かすことで血流を促進し、回復を促すためです。
疲労と回復のバランスが上手く取れて、初めてトレーニングの効果は高まります。
疲労が蓄積してしまった状態では、トレーニングで高い強度を発揮することが出来なくなります。
ダラダラと長時間走る練習は、オフシーズンのベースづくりでは意味がありますが、レースに向けての調整としては不適切です。
また、疲労が蓄積した状態でトレーニングを行うと、普段以上に疲労が蓄積します。
高い強度が出ないにも関わらず、疲労感は普段以上。
完全に悪循環です。
この状態を一般的には「オーバーワーク」と呼びます。
オーバーワークの状態でさらに追い込みを続けていくと、体はドンドン動かなくなっていきます。
筋肉の回復も追いつかなくなってしまい、トレーニングしているにも関わらず、筋肉が減少していくなんてこともあります。
良いトレーニングは、良い休養があって初めて成り立ちます。
今まで「とにかく頑張る」という気持ちだけでトレーニングを続け、イマイチ調子が上がってこない方は、ぜひ一度休んでみてください。
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休まずにひたすらトレーニングを行っている方、必見です。
オフ日に関する日本人の考え方
よく一般の方と話していると聞かれることが、
「選手って休憩(オフ日)存在するんですか?」
という内容です。
別に悪気があって聞かれているわけではないと思うのですが、この質問に日本人のダメな部分が表れています。
「休むのは良くないこと」
コレです。
日本人は基本的に
「努力はすればするだけいい」
「休むのはサボっているのと同じ」
と考えがちです。
オフ日をとる理由
この考え方は大きく間違っており、休息は次の動きへのエネルギーを蓄積するためにあり、休息なしで動き続けると効率が大幅に落ちます。
これは仕事の話だけでなく、スポーツの世界においても同じことが当てはまります。
特に、社会人に該当する年齢の方は顕著で、休息をしっかりとらなければ、疲労の蓄積による伸び悩みに留まらず、最悪の場合は怪我へと繋がっていってしまいます。
高校生にとってのオフ日
ここで社会人を強調したのには理由があり、高校生以下の年齢は休息の必要性が低くなります。
若さ故、というべきか中学生や高校生は非常に回復力が高いため、多少であれば無茶なトレーニングスケジュールであってもこなすことが出来ます。
特に高校生の時期の身体能力の発達は凄まじく、トレーニングを行えば行うだけ強くなる、ボーナスタイム的なイメージがあります。
この時期にはとにかくトレーニングを頑張り、プロテインを飲んで体のベースを作り上げましょう。
社会人にとってのオフ日
社会人に話を戻します。
社会人、特に20歳を超えた辺りのタイミングで体の回復能力はグッと下がります。
自分の実感としてもちょうど20歳を境に疲労が抜けにくくなったのを覚えています。
トレーニング後にしっかりと疲労を抜く必要が出てきます。
いわゆる「オフ」の日です。
日々トレーニングを重ねるプロであってもオフの日はしっかりと設定しており、その頻度は3日~4日のトレーニング後に1日ぐらいです。
このオフの日には乗ったとしても軽く乗るくらいに留めます。
軽く乗る理由は、筋肉を動かすことで血流を促進し、回復を促すためです。
オフ日がトレーニングに与える影響
疲労と回復のバランスが上手く取れて、初めてトレーニングの効果は高まります。
疲労が蓄積してしまった状態では、トレーニングで高い強度を発揮することが出来なくなります。
ダラダラと長時間走る練習は、オフシーズンのベースづくりでは意味がありますが、レースに向けての調整としては不適切です。
また、疲労が蓄積した状態でトレーニングを行うと、普段以上に疲労が蓄積します。
高い強度が出ないにも関わらず、疲労感は普段以上。
完全に悪循環です。
この状態を一般的には「オーバーワーク」と呼びます。
オーバーワークの状態でさらに追い込みを続けていくと、体はドンドン動かなくなっていきます。
筋肉の回復も追いつかなくなってしまい、トレーニングしているにも関わらず、筋肉が減少していくなんてこともあります。
良いトレーニングは、良い休養があって初めて成り立ちます。
今まで「とにかく頑張る」という気持ちだけでトレーニングを続け、イマイチ調子が上がってこない方は、ぜひ一度休んでみてください。
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