集団走行のコツ その1
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今回は集団走行のコツを紹介した記事になります!
いかに楽に安全に力をセーブして走るのか?という事にふれていきます。
ここまで安全に集団で走る方法<集団走行について>や、走る場所ごとの特徴について<集団走行の特徴>に触れてきました。
見ていただいた方の中には「なるほど、為になった」と思って頂けた人も多いと思いますが、「そんな綺麗ごとだけじゃレースで生き残れねぇんだよ!」と思った方もいるのではないかと思います。
確かにその通りでもあります。
安全に走っているだけではトップに残るのは難しいですし、集団の場所ごとの特徴が分かっているだけでは楽に走ることはできません。
という事で今回は集団内でレース中に効率よく走る方法について触れていくわけです。
コツと言ってもレースの形態によって様々なものがあります。
特殊なものが、コーナーの多いクリテリウムとヒルクライムです。
コーナーの多いクリテリウムでは常に先頭付近をキープするという一択になります。
一度でも下がってしまっては、コーナー毎のインターバルでドンドンと脚を削られていき最後には何も残りません。
逆に集団前方は常に一定のペースで走り続けることが出来るため、脚の消耗は圧倒的に少なくて済みます。
その先頭のキープが大変でもあるわけですが、そこに関しては「トレーニングを頑張ってくれ」としか言いようがありません。
「ある程度の脚があれば集団後方よりも前方の方が実は楽なんだよ」って話です。
あるいは逃げてしまう、というのも一種の手でもあります。
集団から飛び出して走れる分、落車に巻き込まれる心配もありませんし、位置取りで苦労することもありません。
その分ローテーションに加わらないといけませんし、逃げを決める際に脚を使いますが、それは仕方が無いことです。
ヒルクライムに関しては脚の差がもろに出ますので集団内での位置取りがどうって言うよりも「少しでも前でスタート位置に並ぶ」という話になります。
クリテリウムも前方でスタートするのは大事ですが、テクニックの絡む部分が少ない分ヒルクライムは余計にスタート位置が重要になります。また、ヒルクライムにおいてはコースの中で「勾配が緩くなる」箇所を事前に把握できている場合には、もしその箇所で少し前に他の参加者が走っていれば多少無理してでもそこに追いつくことをオススメします。
勾配が緩くなりペースが上がったところで前を風除けにして休めますので。
ふじあざみラインで言うところの馬返しの辺りですね。
では、ロードレースに関して。
まず、
逃げに乗りたい人はスタートラインから先頭に並ぶ必要があります。
最初のアタック合戦が需要になりますので、いかに前でスタートしていかに動くかが重要になります。
そしてアタック合戦に参加しない人は集団後方でのスタートをお勧めします。
中盤ではなく後方です。
なぜならレース開始直後のアタック合戦で、集団の先頭はペースのアップダウンがかなり激しくなります。
それにつられて集団中盤もかなり伸び縮みします。
しかし、集団後方は意外とペースが安定していることが多いです。
余程コーナーが連続するコースで無い限りは、先頭の激しさに比べ後方は安定して進みます。
なぜなら集団先頭のペースアップが後方に伝わる頃には、集団先頭のペースが緩んでいることが多いため、無理に踏まなくても自然と前との差が埋まるからです。
結果、集団の後方は一定のペースで進み続けることになります。
変に気合いを入れて集団中盤で粘ったり、前に上がろうとして踏んでいると凄い勢いで体力を消耗するので、おとなしく後方に居て「早く逃げ決まれ~」と観戦しましょう。
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いかに楽に安全に力をセーブして走るのか?という事にふれていきます。
これまでのおさらい
ここまで安全に集団で走る方法<集団走行について>や、走る場所ごとの特徴について<集団走行の特徴>に触れてきました。
見ていただいた方の中には「なるほど、為になった」と思って頂けた人も多いと思いますが、「そんな綺麗ごとだけじゃレースで生き残れねぇんだよ!」と思った方もいるのではないかと思います。
確かにその通りでもあります。
安全に走っているだけではトップに残るのは難しいですし、集団の場所ごとの特徴が分かっているだけでは楽に走ることはできません。
という事で今回は集団内でレース中に効率よく走る方法について触れていくわけです。
コツと言ってもレースの形態によって様々なものがあります。
クリテリウムのコツ
特殊なものが、コーナーの多いクリテリウムとヒルクライムです。
コーナーの多いクリテリウムでは常に先頭付近をキープするという一択になります。
一度でも下がってしまっては、コーナー毎のインターバルでドンドンと脚を削られていき最後には何も残りません。
逆に集団前方は常に一定のペースで走り続けることが出来るため、脚の消耗は圧倒的に少なくて済みます。
その先頭のキープが大変でもあるわけですが、そこに関しては「トレーニングを頑張ってくれ」としか言いようがありません。
「ある程度の脚があれば集団後方よりも前方の方が実は楽なんだよ」って話です。
あるいは逃げてしまう、というのも一種の手でもあります。
集団から飛び出して走れる分、落車に巻き込まれる心配もありませんし、位置取りで苦労することもありません。
その分ローテーションに加わらないといけませんし、逃げを決める際に脚を使いますが、それは仕方が無いことです。
ヒルクライムでのコツ
ヒルクライムに関しては脚の差がもろに出ますので集団内での位置取りがどうって言うよりも「少しでも前でスタート位置に並ぶ」という話になります。
クリテリウムも前方でスタートするのは大事ですが、テクニックの絡む部分が少ない分ヒルクライムは余計にスタート位置が重要になります。また、ヒルクライムにおいてはコースの中で「勾配が緩くなる」箇所を事前に把握できている場合には、もしその箇所で少し前に他の参加者が走っていれば多少無理してでもそこに追いつくことをオススメします。
勾配が緩くなりペースが上がったところで前を風除けにして休めますので。
ふじあざみラインで言うところの馬返しの辺りですね。
ロードレースのコツ
では、ロードレースに関して。
まず、
逃げに乗りたい人はスタートラインから先頭に並ぶ必要があります。
最初のアタック合戦が需要になりますので、いかに前でスタートしていかに動くかが重要になります。
そしてアタック合戦に参加しない人は集団後方でのスタートをお勧めします。
中盤ではなく後方です。
なぜならレース開始直後のアタック合戦で、集団の先頭はペースのアップダウンがかなり激しくなります。
それにつられて集団中盤もかなり伸び縮みします。
しかし、集団後方は意外とペースが安定していることが多いです。
意外と楽な集団後方
余程コーナーが連続するコースで無い限りは、先頭の激しさに比べ後方は安定して進みます。
なぜなら集団先頭のペースアップが後方に伝わる頃には、集団先頭のペースが緩んでいることが多いため、無理に踏まなくても自然と前との差が埋まるからです。
結果、集団の後方は一定のペースで進み続けることになります。
変に気合いを入れて集団中盤で粘ったり、前に上がろうとして踏んでいると凄い勢いで体力を消耗するので、おとなしく後方に居て「早く逃げ決まれ~」と観戦しましょう。
次回に続く。 amazonをお気に入り登録される際はこちらからどうぞ!
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