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JBCF全日本トラックカップ ポイントレース

クラス:トラックレース
開催地:大阪府岸和田市
日程:7月31日



距離:30km
天候:晴れ


レースレポート

今回は最近、力を入れ始めているトラックレース。
出場種目はポイントレース。
高校時代にはアジア選手権で優勝した経験のある種目ではあるが、最近参加したレースでは散々痛い目に合ってきている。
数々の失敗経験を糧にして頑張っていきたいところ。

最近の失敗経験としては前半から積極的に動いた結果、心拍がオールアウトしてしまい大失速する、という経験が多かった。
だから今回は距離が30km75周という事もあって前半は落ち着いて動くことにする。
レースの状況を見ながら不必要な競り合いでポイントを狙わない。
狙う展開としては中盤からの逃げ。
そこで一気に点数を加点しつつ、ラップまで視野に入れて動いていきたい。
というわけで、ポイントレーススタート。
今回は愛三工業から住吉選手、岡本選手、當原選手、アイサンサポーターズから西谷さん、シマノから木村選手、中井選手が出場していた。
ロードで名前が知れている選手が多く、チーム的な動きをされるとかなり辛くなってくる可能性があったが、流れの中でとにかく勝ちを狙える動きを見つけるしかない、という状態。
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最初の数周で岡本選手と中井選手がアタックして抜け出していく。
集団はある程度追ってはいるが、簡単には捕まら無さそうな勢い。
2回目のポイント周回も2人先行の状態で通過。
当然ではあるが、木村選手も愛三の選手も積極的に追う事は無い。
体の感覚的にそろそろ動きだしても大丈夫と判断し、3回目のポイント周回の前の周から一気に踏んでアタックして前を追う。
ここで追い付いてしまいたかったが、前の2人もスプリントに向けて踏んだことで加速し差が少し詰まるに留まる。
この動きで4人ぐらいの追走が生まれ、数周で前の2人に追いつく。
愛三の選手もチェックの形で入ってきており、脚のある選手だけが先行する形になった。
その状態で4回目のポイント周回。
人数的にあまり良い状況でないので、ここで脚を使ってしまうより次の攻撃に備えた方が良いと考え、スプリントせず。
そのまま6人ぐらいでローテーションを回すが、あまり積極的に逃げを持続させたい、という意図を感じられず。
自分的には6人でラップを狙いに行っても良かったのだが、積極的にペースを上げてみても他の選手は牽制状態であまり踏むつもりはない様子。
後方のメイン集団も迫ってきていたので、ここはひとつ動いてみよう、と考えて5回目のポイント周回の2周手前からアタックして単独で抜け出す。
そのまま踏み続けて、5回目は先頭通過した。
後ろを確認すると離れていたので、そのまま逃げに移行する。
時々、後ろを確認しながら踏んでいたが、メイン集団とは結構、離れている物のメイン集団とその間に良い勢いで追ってきている選手が居た。
単独で逃げ続けるのは無理があるので、一度後ろの選手と合流して交代で長距離を逃げた方が良いと考えて、上に上がって待つ。
そろそろ来るかな?というタイミングで明らかに普通と違うスピードで青いジャージの選手に抜かされる。
アイサンサポーターズの西谷さん。
午前中に行われたスクラッチレースでも荒井に続く2位に入られていたし、現役を引退している強さじゃない。
「これは千切られる」と判断して一気に上から駆け下ろして追った。
かなり苦労したが、半周程かけて何とか追いつくことが出来た。
そこからは2人で半周交代しながら逃げ続ける。
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ポイント周回では争いになるか、と身構えていたが西谷さんに競るつもりが無く、譲ってもらえたので有難く毎回先頭通過させてもらった。
そこから延々と2人でローテーションを回しながら逃げを続ける。
メイン集団からも追走の動きが続きはするのだが決定的な物にはならず半周程の差のまま延々と逃げ続ける。
6回目から13回目のポイント周回まで逃げ続けているので、30km中16kmくらい逃げていた。
ジワジワと脚が溜まりつつあったので、そろそろラップしておかないとゴールに向けて集団のペースが上がると捉えられない、と考えて、ラスト4回目、残り15周のポイント周回で踏んで前に追いつきに行く。
ポイント周回前から先頭を変わらずに踏み続け、約1周半をかけて1/4ほど残っていたメイン集団との差を詰め切ってラップした。
ラップする際に結構脚を使ったので、そこからは休憩モードに入りローテーションを時々抜けて休みつつ、脚を回復させた。
ラスト3回のポイント周回はスプリントしてみたが、3着で終わる。
ラスト2周のポイント周回は逃げていた選手が居たので見送る。
そのあたりから西谷さんが先頭固定で牽き始めたので、3番手について脚を休める。
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このままゴールしても問題は無かったのだが、最後の追い込みがどれだけできるか知りたかったので、ラスト1周半でアタックしてみた。
出だしは悪くなく、良い感じで踏めはしたのだが、最後まで維持することが出来ず、ラスト半周くらいで岡本選手に抜かれて、4着ゴール。
ラップも含めて68点獲得して優勝。
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感想

最近はトラックに対しても重点を置いてトレーニングを行っていたので、良い結果を残せて良かった。
最後の加速に関しては物足りなさを感じたが、動くタイミングやアタックの仕掛け方で上手くやっていきたい。
作戦がワンパターンにならないように色々な動きをできるように、対応力の幅は広げていきたい。

西谷さんといっぱい走れて嬉しかった。
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キツさレベル


時々辛い部分もあったが、逃げの最中はペースが安定していたので、インターバル系の疲労感は少なくて済んだ。
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