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日焼けの健康被害

黒く焼けた肌、「練習頑張ってます」感があって素敵だと思います。
しかし、日焼けが健康にいいのか?と聞かれると答えはNOです。
今回は日焼けの健康被害について詳しく紹介していきます





日焼けの長期的影響


日焼けの健康被害は様々ですが、長期的に見れば日焼けは将来のシミや皮膚がんに繋がります。
日焼けは紫外線が肌の組織を傷つけることにより発生し、それは表面だけでなく内部まで破壊します。
その結果、破壊された組織が異常をきたし、シミやがんに繋がるのです。
「別によくわからない将来よりも、今が黒くてカッコいい方が良いし」と思っている若いあなた。
自分も思っていました。
しかし、年齢が上がってくると将来に老ける自分の姿を想像して悲しくなります。
今のうちからケアしておいて確実に損はないでしょう。
日焼けはしない方が良いです。

日焼けの短期的影響


短期的に見ると日焼けは火傷と同じですので回復に体力を使います。
普段のトレーニングで日焼けするという事は、筋回復だけでなく皮膚の回復にもエネルギーを回す必要が生まれるのです。
特にレース期間中はただでさえレースで筋肉がかなり疲れているのに、そこに日焼けの回復も加わる、となるとパフォーマンスが低下するのは目に見えています。
少しでもいいパフォーマンスを発揮するために日焼けを避ける必要があるのです。

日焼けが奪う血流


また日焼けはエネルギーだけでなく血流も奪っていきます。
運動時には全血流の80%を皮膚と筋肉で分け合っています。
日焼けのダメージを回復させる、となると皮膚に栄養を運ぶために筋肉に回る血流が減るのです。
筋肉に回る血流が減るという事は筋肉に運ばれる酸素が減るということになり、パワーが出なくなります。
せっかくいい筋肉を持っていたとしても、それを動かす酸素が十分でないと上手く機能しなくなるのです。

日焼けの安静時の悪影響


日焼けによる血流への悪影響は運動時だけでなく安静時にも起こります。
本来の安静時には血流の5%が皮膚に回されています。
日焼けをすると運動時と同様に皮膚に回る血流が増加します。
これを負担するのは、筋肉を始めとするほかの部位への血流や、心臓が拍出量を増やすことで補います。
筋肉の血流が奪われれば回復が遅れますし、内臓への血流が減れば栄養の吸収能力が下がることで内臓が余計に動き疲労します。
心臓の拍出量の増加に関しても、運動で大量の血液を送り出して疲れているところにさらに負担をかけていいわけがありません。
安静時の心拍数は疲労の指標になっていますので、拍出量を上げるために心拍数が上がるという事は疲労が増している、という事なのです。

すべては筋肉


心臓も内臓もつ結局のところ全て筋肉の塊です。
焼肉屋でハツやホルモンとして出てくることからも分ると思います。
筋肉は休ませる必要があります。
休ませるためには動きを少なくするだけでなく、十分な血液を行き渡らせて栄養を届ける必要があります。
それを阻害する日焼けは肌だけでなく、体全体の疲労を蓄積させているという事なのです。


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