JCLコーユーレンティアオートポリスロードレース
CATEGORYレースレポート
クラス:JCL
開催地:オートポリス大分
日程:8月8日
距離:116km
開催地:オートポリス大分
日程:8月8日
距離:116km
天候:雨
出場チームメイト:81中島康晴、82畑中勇介、83山本元喜、84新城雄大、85山本大喜、90トマ・ルバ
レースレポート
今回の作戦はリーダージャージを着用している雄大にポイントを集中させるように意識しつつ集団を絞り込むようなレースにしたい、という作戦で挑んだ。
前回はオリンピックで出場していなかったブリッツェンの増田選手が最警戒でどう対応するか?という所もチームとして課題になっていた。
コースが広いという事もあり、一瞬の判断が展開を左右するという可能性が低く、逆に言えば多少遅れても力で帰って来る可能性が高いという風に考えられた。
攻撃的に集団は減らしていきたいが、動き過ぎにはかなりの警戒が必要という共通認識でのスタートとなった。
レースの天候は雨。
この時期は猛暑の可能性が高かったので暑さに苦手意識のある自分としては、雨でのレースはむしろありがたかった。
山岳賞ジャージ着用という事もあって、リーダージャージの雄大と共に先頭に並んでスタートできた。
スタート方式は号砲によるマスドスタート。
スタートと同時にアタックをかけて先行しに行く選手が出てくる。
レースはスタートから数名の選手がアタックしては追いつかれる、という展開を繰り返す激しいものとなった。
キナンとしては逃げが決まるなら4人目には入っておきたい、という感覚。
今回のレースはスパークル大分がスプリント狙いでコントロールをする事も考えてはいたが、かなり積極的に攻撃を仕掛けていたので、その可能性はなくなった。
逃げたいチームも多いようで中々簡単に逃げが決まる様子はない。
動き過ぎに気を付けつつ、マークしているチームが動いた際には反応するように心がけて動く。
序盤からレースが積極的に動くことによってハイペースな展開が続くが、決定的に集団が分断されるという事態にはやはりならなかった。
ジワジワと集団から選手が千切れていき人数が少しずつ減る、という感じ。
今回のレースではチームカーが集団の後ろに付いており、監督が無線でレースの状況を伝えてくれていたので、自分で確認する必要が無くかなり助かった。
サーキットコースという事で映像からはアップダウンが分かりにくかったが、ゴールライン2km?あたりからの登りが一番長く、ペースが上がると後ろの選手も踏まないといけない、というくらいには勾配があった。
レースの途中で大喜やトマがその区間を利用して集団のペースを引き上げたこともあり、集団の人数はドンドンと減っていき、レースの半分を終える頃には20人ほどに絞られていた。

キナンは中島さんが遅れたり帰って来たりを繰り返していたが、他の5名は全員集団に居る状態でレースを進めていく。
展開で絞られたわけではなかったので、残っている選手は実力のある選手ばかり。
後半にさらに脚の絞り合いがあるだろうと考え、攻撃するためにも温存する作戦で後方でひっそりと休む。
レースの絞り込みが激しくなり始めたのが、ラスト40kmにあたる10周を切ってから。
主にトマと大喜がアタックを繰り返し始め、それを集団が追う事で消耗が激しくなり、脚が無くなった選手が遅れていく。
脚で殴り合うような展開が続き、ラスト5周では11人に先頭が絞られていた。

その中に相変わらずキナンが5名残っている状態。
自分も動き始め絞り込みをさらに激化しつつ、チャンスがあるのならそのまま逃げ切ることも視野に入れて動く。
増田さんがしっかりとマークに入ってくるので、追いつかれた際にはカウンターを警戒しつつペースを緩める。
追走する選手が消耗しやすいように、平坦や下りを利用してアタックを仕掛け続ける。

雄大と連携して二人でアタックを仕掛けてみたりもするが、しっかりと潰される。
ラスト3周に入った直後にそれまでひっそりと脚を温存していた畑中さんがアタックし、単独で逃げを開始する。
集団に牽制がかかり、畑中さんが順調に差を広げていく。
畑中さんの逃げ切りを狙うためにキナンは攻撃を仕掛けずに待つ。
キナンが4人も残していることや、残っている他の選手も各チーム1人ずつしかいない都いう状況もあってか、完全に集団の勢いが落ちてタイム差が広がっていく。
ラスト2周に入るタイミングではタイム差1分まで広がっていた。
その後の下り区間を抜けた先で再度攻撃を仕掛けてみるが、思った以上にタイム差が詰まったので、もう少し追撃のタイミングを遅らせる。
ラスト1周に入る手前から再度攻撃開始。
雄大と一緒に2人でアタックを仕掛けるが増田さんに掴まる。
とにかく攻撃的に動いていくのだが、自分、雄大、トマの動きは増田さんがしっかりとチェックに入り動きを封じられる。
ラスト3km辺り地点で大喜とブラーゼンの谷選手と、右京の石原選手が抜け出す。
そのままの状態でラスト1kmへ。
増田さんがラスト500mから踏み始め、前の3人とかなり近づいたが、スプリントを開始したことで追いつき切らず。
増田さんの後ろに付いていたが、総合リーダー順位の点差の計算もあり、ラスト50mまで待ってからスプリントを開始して、5位ゴール。
前の3人では大喜が3位ゴールを決め、優勝畑中さん、3位大喜、5位自分、7位トマ、10位雄大という結果となった。


感想
前半は冷静にレース状況を判断しながら脚を温存し、後半にかけて一気に絞り込むことが出来たので、キナンに有利な脚で勝負するレースを作ることが出来て良かった。
増田さんのマークがかなり強力で自分で動きを決め切ることが出来なかったが、チームとしては成績を出すことが出来たので良かった。
脚的にも余裕があったという訳ではなかったが、調子は良かったのでこの後のレースでもさらにコンディションを上げていけるようにしていきたい。
レースの中継映像
https://youtu.be/QB-9HwJMkas
キツさレベル
9
途中で脚が攣りそうになったタイミングもあったが、走り方や踏み方の調整で上手くリカバリーすることが出来た。
ゴールした際もいっぱいいっぱいという感覚ではなかった。 amazonをお気に入り登録される際はこちらからどうぞ!
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出場チームメイト:81中島康晴、82畑中勇介、83山本元喜、84新城雄大、85山本大喜、90トマ・ルバ
レースレポート
今回の作戦はリーダージャージを着用している雄大にポイントを集中させるように意識しつつ集団を絞り込むようなレースにしたい、という作戦で挑んだ。
前回はオリンピックで出場していなかったブリッツェンの増田選手が最警戒でどう対応するか?という所もチームとして課題になっていた。
コースが広いという事もあり、一瞬の判断が展開を左右するという可能性が低く、逆に言えば多少遅れても力で帰って来る可能性が高いという風に考えられた。
攻撃的に集団は減らしていきたいが、動き過ぎにはかなりの警戒が必要という共通認識でのスタートとなった。
レースの天候は雨。
この時期は猛暑の可能性が高かったので暑さに苦手意識のある自分としては、雨でのレースはむしろありがたかった。
山岳賞ジャージ着用という事もあって、リーダージャージの雄大と共に先頭に並んでスタートできた。
スタート方式は号砲によるマスドスタート。
スタートと同時にアタックをかけて先行しに行く選手が出てくる。
レースはスタートから数名の選手がアタックしては追いつかれる、という展開を繰り返す激しいものとなった。
キナンとしては逃げが決まるなら4人目には入っておきたい、という感覚。
今回のレースはスパークル大分がスプリント狙いでコントロールをする事も考えてはいたが、かなり積極的に攻撃を仕掛けていたので、その可能性はなくなった。
逃げたいチームも多いようで中々簡単に逃げが決まる様子はない。
動き過ぎに気を付けつつ、マークしているチームが動いた際には反応するように心がけて動く。
序盤からレースが積極的に動くことによってハイペースな展開が続くが、決定的に集団が分断されるという事態にはやはりならなかった。
ジワジワと集団から選手が千切れていき人数が少しずつ減る、という感じ。
今回のレースではチームカーが集団の後ろに付いており、監督が無線でレースの状況を伝えてくれていたので、自分で確認する必要が無くかなり助かった。
サーキットコースという事で映像からはアップダウンが分かりにくかったが、ゴールライン2km?あたりからの登りが一番長く、ペースが上がると後ろの選手も踏まないといけない、というくらいには勾配があった。
レースの途中で大喜やトマがその区間を利用して集団のペースを引き上げたこともあり、集団の人数はドンドンと減っていき、レースの半分を終える頃には20人ほどに絞られていた。

キナンは中島さんが遅れたり帰って来たりを繰り返していたが、他の5名は全員集団に居る状態でレースを進めていく。
展開で絞られたわけではなかったので、残っている選手は実力のある選手ばかり。
後半にさらに脚の絞り合いがあるだろうと考え、攻撃するためにも温存する作戦で後方でひっそりと休む。
レースの絞り込みが激しくなり始めたのが、ラスト40kmにあたる10周を切ってから。
主にトマと大喜がアタックを繰り返し始め、それを集団が追う事で消耗が激しくなり、脚が無くなった選手が遅れていく。
脚で殴り合うような展開が続き、ラスト5周では11人に先頭が絞られていた。

その中に相変わらずキナンが5名残っている状態。
自分も動き始め絞り込みをさらに激化しつつ、チャンスがあるのならそのまま逃げ切ることも視野に入れて動く。
増田さんがしっかりとマークに入ってくるので、追いつかれた際にはカウンターを警戒しつつペースを緩める。
追走する選手が消耗しやすいように、平坦や下りを利用してアタックを仕掛け続ける。

雄大と連携して二人でアタックを仕掛けてみたりもするが、しっかりと潰される。
ラスト3周に入った直後にそれまでひっそりと脚を温存していた畑中さんがアタックし、単独で逃げを開始する。
集団に牽制がかかり、畑中さんが順調に差を広げていく。
畑中さんの逃げ切りを狙うためにキナンは攻撃を仕掛けずに待つ。
キナンが4人も残していることや、残っている他の選手も各チーム1人ずつしかいない都いう状況もあってか、完全に集団の勢いが落ちてタイム差が広がっていく。
ラスト2周に入るタイミングではタイム差1分まで広がっていた。
その後の下り区間を抜けた先で再度攻撃を仕掛けてみるが、思った以上にタイム差が詰まったので、もう少し追撃のタイミングを遅らせる。
ラスト1周に入る手前から再度攻撃開始。
雄大と一緒に2人でアタックを仕掛けるが増田さんに掴まる。
とにかく攻撃的に動いていくのだが、自分、雄大、トマの動きは増田さんがしっかりとチェックに入り動きを封じられる。
ラスト3km辺り地点で大喜とブラーゼンの谷選手と、右京の石原選手が抜け出す。
そのままの状態でラスト1kmへ。
増田さんがラスト500mから踏み始め、前の3人とかなり近づいたが、スプリントを開始したことで追いつき切らず。
増田さんの後ろに付いていたが、総合リーダー順位の点差の計算もあり、ラスト50mまで待ってからスプリントを開始して、5位ゴール。
前の3人では大喜が3位ゴールを決め、優勝畑中さん、3位大喜、5位自分、7位トマ、10位雄大という結果となった。


感想
前半は冷静にレース状況を判断しながら脚を温存し、後半にかけて一気に絞り込むことが出来たので、キナンに有利な脚で勝負するレースを作ることが出来て良かった。
増田さんのマークがかなり強力で自分で動きを決め切ることが出来なかったが、チームとしては成績を出すことが出来たので良かった。
脚的にも余裕があったという訳ではなかったが、調子は良かったのでこの後のレースでもさらにコンディションを上げていけるようにしていきたい。
レースの中継映像
https://youtu.be/QB-9HwJMkas
キツさレベル
9
途中で脚が攣りそうになったタイミングもあったが、走り方や踏み方の調整で上手くリカバリーすることが出来た。
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