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三菱地所おおいたアーバンクラシック

開催地:大分県
日程:10月10日
距離:150km



天候:晴れ

出場チームメイト:1中島康晴、2畑中勇介、3トマルバ、4山本元喜、5新城雄大、6山本大喜


レースレポート

ツアーオブジャパン以来のUCIレース。
今回も参加は国内チームだけだが、UCIポイント獲得のためにもしっかりと集中して挑むこととなる。
少数逃げ切りと集団スプリントの両方の可能性を考慮して、作戦を考えており逃げの展開になった際には自分と大喜のどちらかで勝負するという話になった。
最終的な判断は現場でお互いの脚の状況を相談して決めることとなる。
レースは2km程のパレード走行を挟んでスタートとなった。
序盤は他のチームの動きを見つつ、有力そうな逃げには反応するという作戦になっており、様子見しつつの動きになる。
細かなアタックと吸収が連続し、時折少人数の抜け出しも発生する。
トマや雄大、中島さんが細かな逃げには反応してくれており、キナンとして不利な状況に置かれる場面は無かった。
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大きな逃げが決まらないまま延々とアタックと吸収が繰り返され続ける。
2、3人の逃げを決めさせようとする動きも時折生まれるが、やはり追走がかかるので集団も追いかけて振り出しに戻る、という展開が続く。
想定していたよりもかなりアタックの仕掛け合いが続いていたので、自分や大喜、畑中さんも含めた全員で動きながらキナンにとって有利な状況になるようにレースを続ける。
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前々に集まって動き続けていたことで、後手を踏むことなく攻撃的にレースを展開出来ていたが、決して楽ではなかった。
完全に脚がとまるという事は無いが、ジワジワと体力と脚を消耗する感覚で、中々に辛い。
コーナーの連続区間もあることでインターバルもかかりやすく、休みどころも少ない。
何度か集団が割れるようなペースアップもあったが、少しずつ人数が絞られる程度で決定的な差は生まれない。
レースも半分ほどに差し掛かろうというタイミングでマトリックスのマンセボ選手が一気にペースアップしてくる。
先頭に居たので、反応ししっかりとチェックに入った。
その動きは一度収まり、一旦ペースが落ちたタイミングで再びマンセボ選手が仕掛ける。
コーナーを利用したアタックで数名が反応し、差が広がる。
自分も反応するか悩んだが、残りの距離、反応した人数、脚の状態、大喜が反応したこと、など諸々の条件を一気に考えて、待った方が良いと判断した。
その結果、大喜を含む7名ほどの先行は、そのまま逃げ集団となった。
その後メイン集団は一旦ペースダウン。
シエルブルーがコントロールに入ったが、タイム差は2分以上に広がっていった。
逃げ集団でも動きが生まれ、マンセボ選手、小石、大喜の3人が抜け出し、他の選手が遅れる。
それに伴い、シマノを始めとしたコンチチームが集団のコントロールに入るが、ペースがイマイチ伸びない。
先頭3人とのタイム差は広がりつつ、遅れた選手を少しずつ吸収しながらレースは終盤へ向かう。
集団がラスト1周に入った時点で先頭がバラバラになっているという情報が入る。
マンセボ選手、大喜、小石、の順で独走状態。
集団から1分くらいの位置に、小野寺選手、岡本選手。
遅れてきている2人は吸収してしまおう、という事で中島さんがローテーションに加わってくれてペースを引き上げてくれる。
ベテランの絶妙なコントロールでラスト3km辺りで小野寺選手を吸収。
チャンス!と思いカウンターでアタックしてみたが、決まらず。
勿体ないことしたな、と思いながらもラスト1kmの登りに入っていき遅れていく。
一度は遅れそうになったが、再度踏み直して集団に追いつく。
そのままの勢いで再びアタック。
右側から一気に前に出て先頭に立ったが、脚がもたずに失速。
集団に飲まれて21位辺りでゴール。
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逃げは途中の展開のまま、大喜が2位に入ってくれた。


感想

ある程度が冷静に脚を温存しつつ走れていた感覚はあった。
逃げの打ち合いの際もしっかりと動きを絞って必要な動きにだけ乗って行けていたと思う。
大喜が乗り、逃げ切った動きに関しては確かに反応することが出来たのだが、諸々の条件を天秤にかけて、脚を残すという事を優先してしまった感は否めない。
結果論になるので、そこを悩んでもしょうがなく、次のレースに向けた判断の材料の一つにしていきたい。
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キツさレベル


逃げが決まるまでと終盤は脚にキテいたが、それ以外の区間では比較的ペースも緩かったので楽が出来ていた。
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