JCL大田原ロードレース
CATEGORYレースレポート
クラス:JCL
開催地:栃木県大田原市
日程:11月7日
距離:115km
開催地:栃木県大田原市
日程:11月7日
距離:115km
天候:晴れ
出場チームメイト:82畑中勇介、83山本元喜、84新城雄大、85山本大喜、86花田聖誠、90トマ・ルバ
レースレポート
今回は翌日にクリテリウムを控えたJCLロードレースの最終戦。
前半は積極的に動きながら逃げに加わる形で動き、それが決まらなければ後半に別の動きをする、という作戦。
とりあえず序盤は逃げに乗る動きをしつつ攻撃を仕掛けることが最優先となっていた。
今回のレースでは山岳ポイントが設定されておらず、山岳リーダーは確定した状態でレーススタート。

細かな起伏が連続するコースで集団が大きく分断はされにくいが、コーナーも相まって集団後方はかなりのインターバルがかかるだろうと想定されていた。
つまり、前方で動き続ければ自分も辛くはなるが、後方はさらに辛くなる。
ということで、常に前をキープしながら動き続ける。
積極的に動くチームも多く、ジワジワと確実に脚を消耗し続ける展開が続く。
そんな中、7名の逃げが決まった。
中々に辛いタイミングで花田を含む5名程が抜け出す。
追撃の動きがあるか、と様子を見たタイミングで大喜がアタックしてブリッジに成功する。
かなり勢いのある逃げですぐにタイム差が開くが、ブラーゼンが集団のペースが落ち着く前に牽引を始める。
その結果、タイム差は30秒台から1分に開くまでで収まった。
逃げと集団のペースが収まったことでブリッツェンがコントロールに加わる。
さらに、逃げに選手を送り込めていないチームがローテーションに選手を加えていく。
その結果、ローテーションに選手を入れているチームが集団の前方に位置取ったため、キナンは集団の結構後ろの方を走らざる得なくなった。
せっかく大喜が逃げに入っていたのに、これは勿体なかったと思う。
逃げの勢いはかなり良かったので、逃げ切りの可能性もあったが、ローテーションに加わる選手が減りつつも入れ替わりを続け、タイム差をキープし続けていた。
さらに、ラスト6周に入る頃には50秒を切り始めていた。
そこで、トマからの提案で、登り区間でペースを上げることで集団を牽引している選手にダメージを与えつつ、逃げを吸収する際に集団を乱れた状態にしよう、ということになる。

作戦通りに登り区間のトマのペースアップで集団が分解、登り区間が終わったところでペースが緩むか?と思ったが、すぐに増田さんが集団の先頭に出てきて牽引開始。
しばらく牽引していたことで他の選手もローテーションに加わり始め、逃げとのタイム差が20秒を切ってくる。
その後、逃げは吸収され再びアタックの打ち合いになる。
かなり攻撃的な展開でガツンと脚に気ながらも明らかに人数を減らしていたので、とにかく粘る。
しばらくしたところで、振り返ると10人にまで減っていた。
その中にキナンが自分、雄大、トマの3人。
諸々含めて考えた結果、自分がゴールスプリントを狙うと2人に伝え、トマと雄大には自分を気にせず動いてほしい、とも伝える。
そこからは集団の後方で脚を溜めながらゴールに向けての距離を消化してく。
トマと雄大が攻撃を仕掛け、集団が割れそうな場合には前に残るように動いていくが、基本的には集団から千切れない程度の位置で脚を温存しながら最後に備える。
そして集団が10人弱の状態で最終局面へ。
ラスト400m辺りからの増田さんの動きに少し遅れて反応し、4番手辺りからスプリント開始。
しかし、全く伸びず。
そのまま4位で沈んだ。

感想
大喜が逃げて、その後の吸収、そして雄大とトマと自分が乗った逃げが出来るまでは完璧な展開だったと思う。
そこからの自分がスプリントに備えるという判断と、スプリントが全くかからなかった、この二点がかなり絶望的な失敗だったと思う。
そこに至るまでに色々考えた結果の動きだったので、100%失敗とは言い切れないのだが、かなりの確率で総合的に失敗。
力だけでなく、最後の動き方やスプリントのかけ方にはセンスが無かったと思う。
今回の結果で学べたことが多かったので、今後の動きに生かすことで失敗を取り戻せるようにしたい。
選択肢としては9人になった時点で3人で総攻撃を仕掛けた方が勝率は高かったと思うし、今後はそういう動きをできるようにしていきたいと思った。
レースの中継映像
キツさレベル
10
最後まで追い込み切った感覚はあった。
途中でも辛い場面は会ったのでしっかり出し切ることはできていた。
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出場チームメイト:82畑中勇介、83山本元喜、84新城雄大、85山本大喜、86花田聖誠、90トマ・ルバ
レースレポート
今回は翌日にクリテリウムを控えたJCLロードレースの最終戦。
前半は積極的に動きながら逃げに加わる形で動き、それが決まらなければ後半に別の動きをする、という作戦。
とりあえず序盤は逃げに乗る動きをしつつ攻撃を仕掛けることが最優先となっていた。
今回のレースでは山岳ポイントが設定されておらず、山岳リーダーは確定した状態でレーススタート。

細かな起伏が連続するコースで集団が大きく分断はされにくいが、コーナーも相まって集団後方はかなりのインターバルがかかるだろうと想定されていた。
つまり、前方で動き続ければ自分も辛くはなるが、後方はさらに辛くなる。
ということで、常に前をキープしながら動き続ける。
積極的に動くチームも多く、ジワジワと確実に脚を消耗し続ける展開が続く。
そんな中、7名の逃げが決まった。
中々に辛いタイミングで花田を含む5名程が抜け出す。
追撃の動きがあるか、と様子を見たタイミングで大喜がアタックしてブリッジに成功する。
かなり勢いのある逃げですぐにタイム差が開くが、ブラーゼンが集団のペースが落ち着く前に牽引を始める。
その結果、タイム差は30秒台から1分に開くまでで収まった。
逃げと集団のペースが収まったことでブリッツェンがコントロールに加わる。
さらに、逃げに選手を送り込めていないチームがローテーションに選手を加えていく。
その結果、ローテーションに選手を入れているチームが集団の前方に位置取ったため、キナンは集団の結構後ろの方を走らざる得なくなった。
せっかく大喜が逃げに入っていたのに、これは勿体なかったと思う。
逃げの勢いはかなり良かったので、逃げ切りの可能性もあったが、ローテーションに加わる選手が減りつつも入れ替わりを続け、タイム差をキープし続けていた。
さらに、ラスト6周に入る頃には50秒を切り始めていた。
そこで、トマからの提案で、登り区間でペースを上げることで集団を牽引している選手にダメージを与えつつ、逃げを吸収する際に集団を乱れた状態にしよう、ということになる。

作戦通りに登り区間のトマのペースアップで集団が分解、登り区間が終わったところでペースが緩むか?と思ったが、すぐに増田さんが集団の先頭に出てきて牽引開始。
しばらく牽引していたことで他の選手もローテーションに加わり始め、逃げとのタイム差が20秒を切ってくる。
その後、逃げは吸収され再びアタックの打ち合いになる。
かなり攻撃的な展開でガツンと脚に気ながらも明らかに人数を減らしていたので、とにかく粘る。
しばらくしたところで、振り返ると10人にまで減っていた。
その中にキナンが自分、雄大、トマの3人。
諸々含めて考えた結果、自分がゴールスプリントを狙うと2人に伝え、トマと雄大には自分を気にせず動いてほしい、とも伝える。
そこからは集団の後方で脚を溜めながらゴールに向けての距離を消化してく。
トマと雄大が攻撃を仕掛け、集団が割れそうな場合には前に残るように動いていくが、基本的には集団から千切れない程度の位置で脚を温存しながら最後に備える。
そして集団が10人弱の状態で最終局面へ。
ラスト400m辺りからの増田さんの動きに少し遅れて反応し、4番手辺りからスプリント開始。
しかし、全く伸びず。
そのまま4位で沈んだ。

感想
大喜が逃げて、その後の吸収、そして雄大とトマと自分が乗った逃げが出来るまでは完璧な展開だったと思う。
そこからの自分がスプリントに備えるという判断と、スプリントが全くかからなかった、この二点がかなり絶望的な失敗だったと思う。
そこに至るまでに色々考えた結果の動きだったので、100%失敗とは言い切れないのだが、かなりの確率で総合的に失敗。
力だけでなく、最後の動き方やスプリントのかけ方にはセンスが無かったと思う。
今回の結果で学べたことが多かったので、今後の動きに生かすことで失敗を取り戻せるようにしたい。
選択肢としては9人になった時点で3人で総攻撃を仕掛けた方が勝率は高かったと思うし、今後はそういう動きをできるようにしていきたいと思った。
レースの中継映像
キツさレベル
10
最後まで追い込み切った感覚はあった。
途中でも辛い場面は会ったのでしっかり出し切ることはできていた。
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