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JCL那須塩原クリテリウム

クラス:JCL
開催地:栃木県那須
日程:11月8日
距離:45km



天候:晴れ

出場チームメイト:81中島康晴、82畑中勇介、83山本元喜、84新城雄大、85山本大喜、86花田聖誠、


レースレポート

JCLを締めくくるクリテリウム。
大喜の総合リーダー、自分の山岳リーダーが確定した状態で挑むレースとなった。
今回の作戦はチームでコントロールからの、ゴールスプリント。
このコースは過去のレースにおいて集団がバラバラになるケースが多かったらしい。
つまり、普通に走っているだけできついコースということである。
コーナーの立ち上がりや勾配の具合といったものが、ジワジワと足を削るのだろう。
というわけで、今回の作戦はレース序盤は抜け出す選手に注意しつつ合わせて動いていくが、逃げは狙わない。
そして、ある程度集団が落ち着いたところで、キナンでコントロールをはじめ、レースの主導権を握る、という作戦になった。
レースは序盤からアタックが繰り返されるが、決定的なものにはならず。
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あまりに早くからコントロールを開始してしまうと、ゴールまでの距離が長く力が続かないので、コントロールする距離は短いに越したことがない。
しかし、あまりにコントロールせずに待っているとほかのチームがコントロールを開始する可能性もある。
その微妙な塩梅を見極めつつ動いていく。
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レースが折り返しに差し掛かったところで、アタックの勢いが落ちてくる。
そろそろコントロールが始まりそうな雰囲気が出てきたので、すかさずキナンで先頭に集まってコントロールを開始する。
このコントロール、重要なことは集団の先頭に位置取れるという点にある。
コースの特性上、立ち上がりが多く、インターバルかかりやすい。
そういうレースでは、集団の先頭でハイペースを刻んだ方が結果的に楽になったりする。
先頭はある程度のペースでコーナーを曲がれるが、集団の後ろに下がるほど密度が高くなるため、コーナーでのブレーキが激しくなり、そのたびに急加速を強いられるからである。
かくして、スプリントに絡むつもりのないキナンの選手のコントロールが始まる。
最初は自分、大喜、畑中さん。
そこに動きに遅れていた花田が合流し、畑中さんと入れ替わる。
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3人で延々とローテーションを回し、ペースを保ち続ける。
レースの折り返しあたりからコントロールを開始していたので距離としては20km強で30分ほどである。
遅すぎると集団の後方が楽になるので、ある程度は踏むが、終盤にペースを上げ直せるだけの余裕は残しつつ回る。
それでも後方はインターバルがかかっているらしく、少しずつ選手が零れていく。
そしていよいよ、ラスト5周あたりから本格的にペースアップ。
特にコーナーの連続区間では立ち上がりを速くすることで、集団の伸び縮みが激しくなるように意識する。
最初に花田が脚を使い切って離脱。
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それと入れ替わるように畑中さんが加わり、3人でそのままローテーションを回す。
ハイペースを刻み続けたことで、集団からかなりの人数が千切れ、20人ほどに絞り込まれる。
それでも踏み続け、ラスト1周に入ったところで、スパークルが上がってきたので、離脱する。
そこからは集団に残った、中島さん、雄大、大喜が連携して中島さんでゴールスプリントになった。
結果は3位。
自分は離脱した後は流してゴール。


感想

作戦通りに攻撃的な走りが出来ていたと思う。
前半では一度集団内に下がることもあったが、以降は前々で動き続けていたし、最後までしっかりと脚を使い切って牽引しきれたと思う。


レースの中継映像
https://youtu.be/TUSAsqDUHuQ?t=2055



キツさレベル


たしかに追い込み切ってはいるのだが、ローテーションが多かったため、高強度のインターバルで終わった、という感覚ではない。
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