ツアー・オブ・ジャパン 富士ステージ
CATEGORYレースレポート
クラス:UCI2.2
開催地:静岡県富士市
日程:5月20日
距離:78km
開催地:静岡県富士市
日程:5月20日
距離:78km
天候:晴れ
出場チームメイト:21トマ・ルバ、22山本元喜、23新城雄大、24山本大喜、25仮屋和駿
レースレポート
今日はあざみライン入り口から馬返しあたりまで、集団のペースが落ちないように牽くのが自分や雄大、仮屋のミッションだった。
大喜とトマが登りで勝負するので、それまでの絞り込みとアタックの封じ込めが目的になっていた。
逃げに関しては特に乗る必要はなく、入れたなら入れたで脚を温存しながら登りで合流して牽きに入る、という感じだった。
かくしてレースのスタートを迎えたわけだが、スタート直後に2人の飛び出しがあった。
あまりにもすんなりと、集団にとって危険のない逃げが決まりすぎるのも、ペースの低下しか生まないのでコントロールするチームの消耗を狙えないだろう、と感じ一度振り出しに戻すべく集団も追ってくるだろう、という予想で控えめにブリッジを仕掛けたら逃げに入ってしまった。
こうして決まった7人逃げで先行することになる。
正直、富士の山頂ゴールになるこの日に逃げることには、あまり意味がない。
でも、せっかく入ったのに集団に帰るというのも味気が無い。
であれば、逃げで脚を使わずに運んでもらって、あざみラインの入り口に集団からタイム差を稼いだ状態で入ることができれば、集団より若干ユックリと登ることができる。
そうして脚を温存しつつ登り、集団に追いつかれたタイミングから牽引に入る。
これが一番ベスト。
特に逃げが吸収される瞬間はペースが緩みやすく、集団の動きが乱れてアタックがかかりやすいので、そこで先頭に加わるのは悪くないと思った。
というわけで、逃げ集団の最後尾に付き位置になる。
他のメンバーにも軽く説明して荒れないようにしておいた。
他の逃げているメンバーは中間スプリント狙いだったのか、しっかりと競り合っていたが自分の目的と違ったので参戦せずに中間スプリントで乱れた集団をまとめたりしていた。
少しでも長くタイム差を保った状態であざみラインの入り口まで行って欲しかったので、メイン集団と急にタイム差が詰まった際には1度先頭に出て、ペースを引き上げてタイム差を広げなおしたりもしたが、基本的には付いて行くだけ。
途中からマトリックスの安原選手も付いて行くだけになったが、自分と似たような立場だったので、その内に付き位置になるだろうと予想はしていた。

チームカーから指示があれば集団に帰ることも考えていたが、特に呼ばれて指示をもらうこともなかったので、現状で問題ないと判断して、そのまま逃げていた。
一時は2分以上あったタイム差も45秒ほどであざみラインの入り口に到達。
逃げ集団に踏みやめる気配があったので、アタックというよりも自分のペースで登りに入る。
集団とのタイム差25秒くらいで馬返しを目指して踏みすぎないように気を付けつつ登っていく。
集団とのタイム差はコミッセールバイクから教えてもらっていたが、逃げ切りが目標でもないのであまり気にせず登っていく。
一気にタイム差を詰められた場合には、その後のペースダウンの際の牽引に回るつもりだったが、ほぼほぼ同じくらいのペースで登っていたようで、あまりタイム差に変化はなかった。
コーナーが連続する区間に入ると、分かりやすくタイム差が詰まってきたので、一度踏むのを抑え、追いつかれた際に集団の先頭にそのまま入って牽けるように備える。
右京の小石選手が牽いてきた集団の先頭にそのまま加わり、吸収時にペースが落ちるのを防ぐために踏みなおす。
しばらく踏んでいたが、小石選手が再び前に出てきたので横にどけて仕事終了。
短い間だったが、一応牽引の仕事はできてよかった。
追い抜かれ際にカウントしたが、8人にまで絞り込まれていた。
その後も一気に踏みやめるのではなく、少し落としたマイペースで登り、チームカーに抜かれる際に現在9位ということも含めて、このまま踏むか流して登るか確認したところ、流していい、とのことだったのでペースを落としてある程度の楽なペースで山頂まで登り切った。

ゴールはラスト300mの地点でシマノの選手に後ろからアタックされたので、三十路の意地としてもがきなおして、抜いて12位に入った。

感想
思いがけず逃げに入ってしまったが、結果的に悪いことにはならなくて良かった。
やはりコンディションは良さげなので引き続き明日以降のレースでも頑張って踏んでいきたい。
疲れが溜まり過ぎるのが心配ではあるが、今シーズン初ロードレースなので刺激を入れるつもりで頑張りたい。
キツさレベル
7
途中までは一生懸命踏んでいて辛かったが、馬返し以降は緩めのペースで楽に登れたのでトータルで見てそこまで疲れていない。
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出場チームメイト:21トマ・ルバ、22山本元喜、23新城雄大、24山本大喜、25仮屋和駿
レースレポート
今日はあざみライン入り口から馬返しあたりまで、集団のペースが落ちないように牽くのが自分や雄大、仮屋のミッションだった。
大喜とトマが登りで勝負するので、それまでの絞り込みとアタックの封じ込めが目的になっていた。
逃げに関しては特に乗る必要はなく、入れたなら入れたで脚を温存しながら登りで合流して牽きに入る、という感じだった。
かくしてレースのスタートを迎えたわけだが、スタート直後に2人の飛び出しがあった。
あまりにもすんなりと、集団にとって危険のない逃げが決まりすぎるのも、ペースの低下しか生まないのでコントロールするチームの消耗を狙えないだろう、と感じ一度振り出しに戻すべく集団も追ってくるだろう、という予想で控えめにブリッジを仕掛けたら逃げに入ってしまった。
こうして決まった7人逃げで先行することになる。
正直、富士の山頂ゴールになるこの日に逃げることには、あまり意味がない。
でも、せっかく入ったのに集団に帰るというのも味気が無い。
であれば、逃げで脚を使わずに運んでもらって、あざみラインの入り口に集団からタイム差を稼いだ状態で入ることができれば、集団より若干ユックリと登ることができる。
そうして脚を温存しつつ登り、集団に追いつかれたタイミングから牽引に入る。
これが一番ベスト。
特に逃げが吸収される瞬間はペースが緩みやすく、集団の動きが乱れてアタックがかかりやすいので、そこで先頭に加わるのは悪くないと思った。
というわけで、逃げ集団の最後尾に付き位置になる。
他のメンバーにも軽く説明して荒れないようにしておいた。
他の逃げているメンバーは中間スプリント狙いだったのか、しっかりと競り合っていたが自分の目的と違ったので参戦せずに中間スプリントで乱れた集団をまとめたりしていた。
少しでも長くタイム差を保った状態であざみラインの入り口まで行って欲しかったので、メイン集団と急にタイム差が詰まった際には1度先頭に出て、ペースを引き上げてタイム差を広げなおしたりもしたが、基本的には付いて行くだけ。
途中からマトリックスの安原選手も付いて行くだけになったが、自分と似たような立場だったので、その内に付き位置になるだろうと予想はしていた。

チームカーから指示があれば集団に帰ることも考えていたが、特に呼ばれて指示をもらうこともなかったので、現状で問題ないと判断して、そのまま逃げていた。
一時は2分以上あったタイム差も45秒ほどであざみラインの入り口に到達。
逃げ集団に踏みやめる気配があったので、アタックというよりも自分のペースで登りに入る。
集団とのタイム差25秒くらいで馬返しを目指して踏みすぎないように気を付けつつ登っていく。
集団とのタイム差はコミッセールバイクから教えてもらっていたが、逃げ切りが目標でもないのであまり気にせず登っていく。
一気にタイム差を詰められた場合には、その後のペースダウンの際の牽引に回るつもりだったが、ほぼほぼ同じくらいのペースで登っていたようで、あまりタイム差に変化はなかった。
コーナーが連続する区間に入ると、分かりやすくタイム差が詰まってきたので、一度踏むのを抑え、追いつかれた際に集団の先頭にそのまま入って牽けるように備える。
右京の小石選手が牽いてきた集団の先頭にそのまま加わり、吸収時にペースが落ちるのを防ぐために踏みなおす。
しばらく踏んでいたが、小石選手が再び前に出てきたので横にどけて仕事終了。
短い間だったが、一応牽引の仕事はできてよかった。
追い抜かれ際にカウントしたが、8人にまで絞り込まれていた。
その後も一気に踏みやめるのではなく、少し落としたマイペースで登り、チームカーに抜かれる際に現在9位ということも含めて、このまま踏むか流して登るか確認したところ、流していい、とのことだったのでペースを落としてある程度の楽なペースで山頂まで登り切った。

ゴールはラスト300mの地点でシマノの選手に後ろからアタックされたので、三十路の意地としてもがきなおして、抜いて12位に入った。

感想
思いがけず逃げに入ってしまったが、結果的に悪いことにはならなくて良かった。
やはりコンディションは良さげなので引き続き明日以降のレースでも頑張って踏んでいきたい。
疲れが溜まり過ぎるのが心配ではあるが、今シーズン初ロードレースなので刺激を入れるつもりで頑張りたい。
キツさレベル
7
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