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ツール・ド・熊野 第3ステージ

クラス:UCI2.2
開催地:和歌山県太地町
日程:5月29日
距離:104.3km



天候:晴れ

出場チームメイト:1トマ・ルバ、2マルコス・ガルシア、3畑中勇介、4山本元喜、5新城雄大、6山本大喜


レースレポート

今日のチームの狙いは中間スプリントにて大喜がボーナスタイムを獲得することにより総合順位を上げるのが一番の目的。
中間スプリントは2周目と5周目の終わり。
それまでに有力な逃げに入れるようであれば加わるが、そうでなければスプリントのアシストに回る。

レース開始から序盤は様子見しつつあまり動かないようにしていたが、2周目の漁港の登りで先行する小集団を一気に踏んで捕まえておいた。
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そこからは大喜と一緒に走って集団の前方を維持することを意識していた。
もともとは雄大と畑中さんと大喜でスプリントを行うはずだったが後に畑中さんしか合流できず、不思議に思っていた。
ブリヂストンの列車にラスト1kmあたりから競り合いに行き、500mを超えたあたりでほぼ先頭に出きったところで自分は離脱し畑中さんと交代。
それを利用した大喜が中間スプリントを競ったが、ボーナスタイムは得られず。
アシストしたことで、瞬間的にかなり疲労してしまったので、とりあえずほぼ集団の最後尾まで下がって休んでいたら、その周の漁港の登りで逃げが決まってしまった。
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同時にトマがメカトラ、雄大がパンクで集団から遅れてしまったと知った。
1回目の中間スプリントの結果から大喜がボーナスタイムを獲得するのは難しいと判断し、チームとして次に重要そうなリザルトを考えた結果、チーム総合だと判断した。
チーム総合は毎ステージにおけるチーム内の3人のゴールタイムの合計タイムで競われる。
だから、今日のレースにおいて3人が集団にしっかりと残ってゴールする必要があった。
残っているのは自分、畑中さん、大喜、マルコス。
正直、3人残すとなると殆ど何もできなさそうだったが、とりあえずマルコスにもチーム総合があるから残っていないといけない、と伝えておいた。
そして逃げが決まったままレースが進み、中間スプリント狙いのブリヂストン、逃げを吸収したい愛三が牽引したのちに総合リーダーを擁するチーム右京が終盤にコントロールを開始する。
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逃げとのタイム差が1分ほどで推移しており、チーム右京としては総合順位が逆転されないタイム差であれば逃げ切られても構わない、というスタンスだった。
そうなると、総合順位が下位のチームから順に逃げのメンバーに順位を逆転されていくので、よろしくない。
キナンとしては大喜の総合順位を守るためにローテーションに畑中さんに加わってもらうことになった。
ラスト1周を切るところまでは畑中さんがローテーションに加わっていたが、タイムが詰まり切らず。
漁港の登りからマルコスがローテーションに加わって一気にタイムを詰めに行った。
ラストは逃げと数秒のタイム差だったので、集団が活性化し逃げから遅れた選手を吸収しながらゴールラインへ。
反応に遅れた大喜が少しでも前から離れないように穴埋め的な感じで集団の裂け目で走りながらゴールした。


感想

全体的に辛いレースではあった。
チームメイトがトラブルで減ってしまったこともそうだし、展開的に後手を踏んでレースをしていたので、自由に動ける感じでもなかった。
とりあえず、怪我やリザルトを失うような致命的なミスが無くレースを終えれてよかった、という感想が精いっぱいな気はする。


キツさレベル


終盤はとにかく辛い場面が多かった印象。
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