JCL高知県宿毛ロードレース
開催地:高知県宿毛市
日程:9月25日
距離:125km
天候:晴れ
出場チームメイト:1新城雄大、4山本元喜、5山本大喜、6花田聖誠、7小出樹、8仮屋和駿
レースレポート
最近は何かとレースが連続する中でのJCL
前回の古座川よりはコンディションが良くなっているだろう、という感覚があった。
北海道では後半の方は調子が良くなっていたので、悪いということは無いとは感じていたが、それでもオフシーズン明けのような感覚でレースを走るっていることに違いは無い。
トレーニングでは超高強度の感覚がイマイチでそこが少し心配な箇所であった。
チームとしては、集団スプリントになると不利になるので、絞り込まれていくような展開で脚勝負に持ち込めるのが理想的であり、他のチームの動きから各チームの思惑を予想しつつ、序盤から動いて行くという作戦であった。
今回は初めてのコースでのレースということもあってか、12.5kmを丸々1周パレードランで走ってからのレーススタートだった。
長いパレード走行があるとアップになるので助かるが、気温が高く地味に消耗する、という感覚もあった。
思っていた以上にアタックが激しく続き消耗していく。
コンディションの問題もあるが、今回は暑さによる弱体化の方が大きいように感じた。
筋肉量が多い自分はこれまでの傾向的に気温が高くなると力が出にくくなって苦しむ傾向にある。
何度か動いていたが中々決まらず、一度休憩していたタイミングで集団が大きく割れ、大喜と協力して繋ぎに行った。
その後の展開で雄大を含む10名弱が先行し、逃げ切る可能性があると感じたので、そこに向けてブリッジ。
ビクトワール広島のライアン選手と2人で追って何とか追いついた。
かなり脚を使って疲れていたが、中間スプリント後に先行のメンバーがペースを緩めたことでメイン集団に追いつかれ、再び集団一つ。
イマイチ調子が良くないな~と感じていると6名ほどが先行し、そこに大喜が単独でブリッジを仕掛け集団はペースダウン。
キナン的には逃げ切りでもいいかな、という感じではあったが、逃げに選手を送り込んでいないチームが協力して追走したことでタイム差は1分強で粘っていた。
それでも少しずつ牽引する選手が力を使い果たして散っていくので、逃げ切りかな?とみていたが、逃げに入っていたアベタカさんが辛そうで勝負するのが難しい、ということでブリッツェンが牽引側に回る。
ちょうどスパークルが孫崎選手を残して全員牽引で力を使い果たしたタイミングで、タイム差は2分まで開いていた。
しかし、逃げ集団ではゴールに向けた争いでダイボール選手が単独逃げを計ったことでペースダウンし、ブリッツェンが増田さんもローテーションに加えて全力で追い出したことで一気にタイム差が詰まっていく。
ラスト1周の高速道路に入ったタイミングで1分差と言われていたが、前方に逃げ集団が見えていたことで、それ以上に近いことが分かって居た。
登り区間でアタックしようかと考えていたが、逃げ集団内に大喜の姿が無かったので、飛び出しているのだと分かり、逃げ切りの可能性を考えてアタックはやめておいた。
その後大喜を残して逃げは吸収され、少しは逃げ切りの可能性があるかな?と思っていたが、吸収されたアベタカさんが最後の仕事で集団を牽引し、大喜を吸収。
集団に残ってスプリントをしても微妙なので勝負にかけてアタック。
抜け出しはしたものの伸びず。
追いつかれたのでそのあとは集団で粘れるだけ粘り、バラバラに千切れる集団で頑張って踏んで8位でゴール。
雄大が3位に入った。
感想
思うように体が動いていないと感じたレースだった。
暑さなのかコンディションの問題なのか色々と原因は考えられるが、今できるベストを尽くせるように頑張るしかない。
日本の国内で初めて自動車専用道でレースを走ったが流石に路面がキレイで流れるように走っていたように感じた。
まだまだレースが続いて行くので頑張って走りつつ、コンディションを引き上げて後半を狙って行きたい。
レースの中継映像
キツさレベル
8
逃げが決まってからは休めていたので限界というほど辛くは無かったが、前半は中々に辛かったのでトータルで見て、中々キツいレースではあった。
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