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2023シャルジャツアー 第5ステージ

クラス:UCI2.2
開催地:UAE
日程:1月31日
距離:72km



天候:晴れ
出場チームメイト:31トマ・ルバ、32ドリュー・モレ、33ライアン・カバナ、34山本元喜、35新城雄大、36孫崎大樹


レースレポート

今日は若干下り基調のド平坦ステージ
総合3位と3秒差のドリューが中間スプリントでタイムボーナスを獲得することと、孫崎のゴールスプリントで勝負するのが今日の目的。
レースはスタートからかなりのハイペースで進行した。
逃げを打ちたい選手とそれらをまとめて中間スプリントに持ち込みたいチームの思惑がぶつかり合った結果だった。
数名の逃げが決まり、総合2位と3秒差の3位に付けているアスタナがコントロールを開始する。
4位のドリューがジャンプアップを狙うように、3位のアスタナの選手もジャンプアップを狙っている。
結局、アスタナは逃げを捕まえられなかったのだが、その状況を理解していない他のチームが中間スプリント前に先頭に出てきて、全力でアタック合戦を開始したものだから、それはカオスな展開になっていた。
死ぬ気でもがきに来る選手と、ペースで追いたい選手が混ざっているのでグチャグチャ。
中間スプリントの動きが落ち着いたところでリーダーチームのRoojalとアスタナが協力してコントロールを開始する。
キナンも前の方に上がって位置取りを開始するが、先頭には出ないけど前に居たいチームが多くゴチャゴチャしていた。
途中からトマがローテーションに加わってくれたが、それでも状況は改善せず。
そして2回目の中間スプリントが近づいてきたタイミングで今度はブリッヂを仕掛ける選手とそれを潰すコントロールチーム。
或いは勢いそのままに逃げを吸収する動きなど、様々な思惑の重なった動きで恐ろしい勢いで突き進みつつ、右に左に集団がうねる混沌とした状況になっていた。
今回は逃げが捕まりそうだったので、ドリューで中間スプリントを狙うべく、自分も牽引に入って逃げを潰した。
そこからスプリントになったのだが、ドリューは位置を上げ切れずボーナスタイムを獲得できず。
そこからはゴールに向けた動きを始める。
相変わらずのハイペースの中で他のチームと競り合いつつ位置取りを行う。
ラスト5kmあたりでトマが先頭に出てきてくれたので列車を組んで先頭に出る。
先頭を維持しながら残りの距離を減らしていたのだが、ラスト3kmあたりから集団の密度が上がり、自分だけ離れてしまう。
ラスト2kmあたりで左端から先頭に上がろうと様子を見ていると前のトレンガヌの選手が二人して縁石に突っ込み跳ね上がっていた。
それを交わしてできたスペースから先頭に一気に出たが、雄大と孫崎の動きに合流できず集団に飲まれる。
そこからは前に上がることが出来ず、集団後方でゴールした。
孫崎はスプリントで6位


感想

終始ハイペースで普段と違うバイクのコントロール感の中でのレースだった。
目標を達成はできなかったが、怪我無く無事にレースを終えれたので良かったとは思う。
今日は最終日ということで後のことを考えずに力を出し切る選手が多かったので、集団の無秩序感もこれまでになく強く、かなり危険なレースだったように感じる。
次のレースに備えて一旦休んで整えなおしたい。


キツさレベル

距離と時間が短かったので致命的なダメージは無し。
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