2023カンセキ真岡芳賀ロードレース
CATEGORYレースレポート
クラス:JCL
開催地:栃木県
日程:3月25日
距離:122km
天候:雨
出場チームメイト:トマ・ルバ、山本元喜、孫崎大樹、花田聖誠、宮崎泰史
レースレポート
富士クリテリウムから3週間の間を挟んでのレース。
前回のレース後に体調を崩してしまい、しばらく休んでいたので復帰レース。
体調回復後はトレーニングを積めていたので、場合によっては悪くないかもしれない、と考えつつレース参加。
今回は裏レースであるJPTの袋井にもチームが出場しており、2部隊でのレース参加そして、今回のJCL参加組は自分、トマ、宮崎の3人が体調がイマイチ、という状態での参戦となっていた。
そしてレースの天候はあいにくの雨。
基本的には低気温や雨のハードなレースの方が得意ではある。
パレード走行を終えてレーススタート。
逃げの展開になることも考えられたので、ある程度は積極的に動きつつも無理はし過ぎないようにしていた。
が、休み明けで心拍数を上げ切れていなかったのが原因か、激しく動いて跳ね上がった心拍数が一向に下がらない。
延々と心拍が追い込まれたままで動く羽目になる。

脚の感じ的にはそこまで絶望的な感覚ではないが、心拍と内臓系が辛い。
朝食やその後に繋ぎで食べたおにぎりが出てきそうな感覚に苦しみつつも動いては休んで、を繰り返す。

当初の予定で激しい展開になった結果、孫崎に加え、自分かトマが乗る逃げが出来れば都合がいい、という話になっていたが、それでは良くなさそう。
いつものように連続で動くのが辛く、適度に休みながら動いていたが、途中でキナンの入っていない3名ほどの抜け出しが出来たので、それを捕まえるためにアタックを仕掛けたが追いつききれずに一度オールアウトする。
出し切ってしまい、集団最後尾まで下がったものの、コーナーの立ち上がりのインターバルに耐え切れず一度千切れてしまう。

集団が激しく仕掛け合っていたこともあり、ペースが落ちなかったことでチームカーの車列にも完全にパスされてしまい、あわやDNFか?という状態にまで追い込まれたが、諦めずに淡々と踏み続けているとペースの落ちた集団に復帰することが出来た。
レース状況は4名が逃げており、それを花田とVC福岡の選手が協力してローテを回して追う状況。
逃げに入れていない、イナーメやスパークルも途中から協力して逃げとのタイム差を詰めていた。
キナンの状況としては宮崎の状態が芳しくなく、DNF
トマと話をしたが状態が悪い、とのことで孫崎のスプリント1本に絞って作戦を立て直すこととなった。
逃げとのタイム差は少しずつ詰まっていたが、ローテーションを回している側にも疲労が見られ、詰め切れないと判断し、後半に自分も入ってタイム差を詰めに行った。

出来ればラスト3周あたりでしっかりと詰めて、逃げ集団の協調が崩れて崩壊することを願っていたが、思った以上に終盤まで協調して逃げられた。
ラスト2周に入ったところでタイム差が30秒を切るまで詰めることは出来たが、自分も脚を使い切ってしまい力尽きる。
スタートから変わらず雨が降っていたこともあり、低速で長時間走っていると体調を崩してしまうと判断して、ラスト1周に入った先でリタイアした。
レース展開は自分が千切れた直後に逃げ集団が崩壊し、ビクトワールのカーター選手が単独逃げになった。
キナンからはトマが牽引に入ってくれたが、人数を残していた他チームが追走に積極的でなかったことで捕らえることが出来ずに終わった。
集団スプリントでは孫崎が集団の2位に入ったが、その前に逃げていた岡選手も居たので4位という結果だった。
感想
人数的、状態的に不利な中でできる限りの動きは精いっぱいしたつもりではあったが、チームとして表彰台に上がれず悔しい思いをした。
個人としてはコンディションが悪いながらもできることを全力で行い、完全に出し切って終えることが出来たので追い込みきれた感覚はあった。
レースを重ねることで少しずつ確実にコンディションを引き上げていくことが出来ると感じている。
キツさレベル
10
完全に出し来って脚が終わった。
amazonをお気に入り登録される際はこちらからどうぞ!
山本元喜のYouTubeチャンネルはコチラ!
山本元喜の本はコチラ!