2023JPT東日本ロードレース Day1
CATEGORYレースレポート
クラス:JPT
開催地:群馬CSC
日程:4月29日
距離:150km
天候:晴れ
出場チームメイト:トマ・ルバ、畑中勇介、山本元喜、新城雄大、孫崎大樹、白川幸希、津田悠義
レースレポート
チーム合宿からの群馬CSCでのロードレース。
これまでは時計回りに走ることしかなかったが、今回は反時計回りに走るコースになっており、幾度となく走った群馬CSCではあったが、かなり新鮮なコースという感覚だった。
キナンとしては先手を打って逃げにメンバーを送り込み、逃げを追うであろうBSと愛三を消耗させて頃合いを見て集団からも攻撃を仕掛けることでアシスト勢を削り切って有利な展開に持ち込む、というのが作戦だった。
ここまでのレースでは集団をコントロールされてスプリントに持ち込まれ負けることが多かっただけに、距離とコースプロフィール的に地脚が必要になってくる群馬で反撃したいという気持ちも強かった。
レースはスタート後からアタックの連続する展開にはなったが、簡単には逃げが決まらず数周を消化したところで畑中さんを含む7名の逃げが決まった。
その後もすぐにコントロールが始まったわけでは無かったので、追加でブリッジを狙う動きが続いたものの、7名が先行する状況は変わらず。

何度かの動きの後にシマノの入部さんがブリッジのためにアタックを仕掛けたのに反応したところ、6名で集団から抜け出すことに成功した。
その6名がそのまま前の7名に合流し、13名の逃げ集団となり逃げとメイン集団の構図が確定した。

各チームからバランスよく選手が入っていたことでスムーズにローテーションが回っていたが、レースの距離が後半に入っていったところで愛三が追走を開始する。
一気にタイム差を詰めてきてはいたが、逃げにも愛三の選手が2名入っているので、エースとスプリントのアシストを残した4名で逃げの追走を行っているはずだと考え、愛三単独では逃げを潰し切るまでは至らないと考えていた。
ラスト数周の時点で1分近くまでタイム差が詰められていたが、逃げ集団内で逃げ切りを狙う選手のアタックの掛け合いが続いたことで再度ペースが上がりタイム差が少し開いた。

冷静に状況を判断して反応しつつ、逃げのペースが一気に落ちないようにも気を付けていたが、最終的にマトリックスのホセ選手とイナーメの加藤選手の3人逃げになった。
そこからはペースを落とさないように気を付けつつも、逃げ切りになった際には勝負できるように脚を残していた。

しかし、ラスト1周に入る手前の登り区間で後方にメイン集団が見えたことで脚を残しての逃げ切りは無理だと判断し、一気にペースを上げた。
その結果、ホセ選手と2人になり、そこからはかなり力を使ってローテーションを回していた。
逃げ切りも狙ってはいたが、ラスト1周の登りの入り口でちょうど集団に追いつかれたが、最後のあがきと、集団が疲弊していた場合の可能性にかけて、登りの入り口から捕まり際に全力でアタックした。
全力で踏んでいると後ろから声をかけられ、振り返るとトマが必死の形相でアタックしていたので、進路を譲り自分は失速する。
トマを追ったマンセボ選手に孫崎がピッタリと付いていき、少し差が開いて他の選手がそれを追っていた。
そこからは先行した3人がペースを維持し、後ろの動きを雄大と津田がチェックすることで追走の勢いを殺し、トマの牽引からのマンセボ選手とのスプリントを孫崎が制して優勝してくれた。
感想
個人的には調子も良く、逃げ切りを狙って全力で走り切ったので届かなくて悔しかったが出し切れて気分が良かった。
また、チームとしても自分の逃げの動きも併せて見事に連携が取れて、ライバルチームを計画道理に崩して掴みとれた勝利だったので気持ちがよかった。
キツさレベル
10
ゴール直後は直前まで逃げ切りを見据えてアドレナリンが出ていたので疲れていないように感じていたが、時間が経つとドッと疲れが押し寄せてきた。
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開催地:群馬CSC
日程:4月29日
距離:150km
天候:晴れ
出場チームメイト:トマ・ルバ、畑中勇介、山本元喜、新城雄大、孫崎大樹、白川幸希、津田悠義
レースレポート
チーム合宿からの群馬CSCでのロードレース。
これまでは時計回りに走ることしかなかったが、今回は反時計回りに走るコースになっており、幾度となく走った群馬CSCではあったが、かなり新鮮なコースという感覚だった。
キナンとしては先手を打って逃げにメンバーを送り込み、逃げを追うであろうBSと愛三を消耗させて頃合いを見て集団からも攻撃を仕掛けることでアシスト勢を削り切って有利な展開に持ち込む、というのが作戦だった。
ここまでのレースでは集団をコントロールされてスプリントに持ち込まれ負けることが多かっただけに、距離とコースプロフィール的に地脚が必要になってくる群馬で反撃したいという気持ちも強かった。
レースはスタート後からアタックの連続する展開にはなったが、簡単には逃げが決まらず数周を消化したところで畑中さんを含む7名の逃げが決まった。
その後もすぐにコントロールが始まったわけでは無かったので、追加でブリッジを狙う動きが続いたものの、7名が先行する状況は変わらず。

何度かの動きの後にシマノの入部さんがブリッジのためにアタックを仕掛けたのに反応したところ、6名で集団から抜け出すことに成功した。
その6名がそのまま前の7名に合流し、13名の逃げ集団となり逃げとメイン集団の構図が確定した。

各チームからバランスよく選手が入っていたことでスムーズにローテーションが回っていたが、レースの距離が後半に入っていったところで愛三が追走を開始する。
一気にタイム差を詰めてきてはいたが、逃げにも愛三の選手が2名入っているので、エースとスプリントのアシストを残した4名で逃げの追走を行っているはずだと考え、愛三単独では逃げを潰し切るまでは至らないと考えていた。
ラスト数周の時点で1分近くまでタイム差が詰められていたが、逃げ集団内で逃げ切りを狙う選手のアタックの掛け合いが続いたことで再度ペースが上がりタイム差が少し開いた。

冷静に状況を判断して反応しつつ、逃げのペースが一気に落ちないようにも気を付けていたが、最終的にマトリックスのホセ選手とイナーメの加藤選手の3人逃げになった。
そこからはペースを落とさないように気を付けつつも、逃げ切りになった際には勝負できるように脚を残していた。

しかし、ラスト1周に入る手前の登り区間で後方にメイン集団が見えたことで脚を残しての逃げ切りは無理だと判断し、一気にペースを上げた。
その結果、ホセ選手と2人になり、そこからはかなり力を使ってローテーションを回していた。
逃げ切りも狙ってはいたが、ラスト1周の登りの入り口でちょうど集団に追いつかれたが、最後のあがきと、集団が疲弊していた場合の可能性にかけて、登りの入り口から捕まり際に全力でアタックした。
全力で踏んでいると後ろから声をかけられ、振り返るとトマが必死の形相でアタックしていたので、進路を譲り自分は失速する。
トマを追ったマンセボ選手に孫崎がピッタリと付いていき、少し差が開いて他の選手がそれを追っていた。
そこからは先行した3人がペースを維持し、後ろの動きを雄大と津田がチェックすることで追走の勢いを殺し、トマの牽引からのマンセボ選手とのスプリントを孫崎が制して優勝してくれた。
感想
個人的には調子も良く、逃げ切りを狙って全力で走り切ったので届かなくて悔しかったが出し切れて気分が良かった。
また、チームとしても自分の逃げの動きも併せて見事に連携が取れて、ライバルチームを計画道理に崩して掴みとれた勝利だったので気持ちがよかった。
キツさレベル
10
ゴール直後は直前まで逃げ切りを見据えてアドレナリンが出ていたので疲れていないように感じていたが、時間が経つとドッと疲れが押し寄せてきた。
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