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2023ツアー・オブ・ジャパン 第1&第2ステージ

クラス:UCI2.1
開催地:堺・京都
日程:5月21日、22日
距離:2.6km、









天候:晴れ
出場チームメイト:トマ・ルバ、ドリュー・モレ、ライアン・カバナ、山本元喜、孫崎大樹、津田悠義


レースレポート

数年ぶりのフルパッケージで開催されるツアー・オブ・ジャパン
チームとしては総合を狙うとともに、日々のステージで積極的な動きでリザルトを狙う事を目的として挑む。

初日のタイムトライアル前に開催された堺国際クリテリウムではスタートからの数周は逃げの様子を伺っていたものの、トリニティのコントロールがしっかりしていたことで逃げれる様子がなく断念。
そこからは集団の後方で脚を休めつつ完走した。
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その後のタイムトライアルではしっかりアップして挑んだものの、相変わらずのコーナーの下手さで良いタイムを出すことはできなかった。
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そして迎えた京都ステージ
良い逃げが出来るのなら入りたいが、他に逃げたいチームが居ない状態では足掻いて無駄足を使うだけになるので、そこはしっかりと様子を見て動きを決めていきたいところ。

6kmほどのパレードを経てレーススタート
スタートから各チーム積極的にアタックを仕掛ける
積極的に動くチームが多い場合には集団も繋がりやすいので逃げは簡単には決まらないが、反応していないともし逃げが決まった際に追わないといけない。
結果的に逃げが決まりにくいのに延々と打ち合いを続けるというかなり辛い状況になる。
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コース自体も休みどころが少ないので中々回復できない。
特に1周目の登りでしっかりと逃げに動いたため、体が回復しない期間が長かった。
2周目の途中で中間スプリントに向けて一度集団が落ち着き、そこで休憩することができた。
中間スプリント後にはトレンガヌの選手が単独で抜け出しており、それをシマノの中井選手が追走している状況で集団に止まる気配が出ていたので、アタックと言うよりは一定のペースを保つ感覚で集団から抜け出した。
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そこにブリヂストンの兒島選手が勢い良く追いついてきて合流
山岳ポイントのもがき合いでトレンガヌの選手を吸収し、4人での逃げになった。
逃げの4人の目的は自分とトレンガヌの選手が総合のためのタイム稼ぎで、中居選手と兒島選手は山岳賞狙い
そして全員ステージ優勝も狙っていたので、協調の取れた逃げになりキレイにローテーションが回っていた。
メイン集団とのタイム差は最大で2分弱まで開いたものの、ラスト2周を切ったところで追い上げが始まりジワジワとタイム差が詰められていった。
序盤から激しく動いていたこともあり、脚にダメージが蓄積されており、ペースも上げにくい状況
できれば山岳賞の登りの頂上まで粘りたかったが、ラスト1周に入った時点で20秒差で登りの入り口という最悪のタイミングで捕まってしまった。
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暑さもあって脚も攣りかけており、かなりつらい状況
緩めのペースで登って欲しい、という願いも虚しくペースが上がり始め、前から順に集団が伸びていく。
自分のいる集団後方も縦に伸び、最初は頑張って踏んで耐えたものの、脚を使い切ってしまい失速し千切れた。
そこからは遅れた組で小集団を形成し完走した。


感想

積極的に動けていたものの乗ってから逃げ切りまで見えていたか?と考えると少し微妙な部分ではあった。
逃げ切りを考えるのであれば、あと1人か2人いた方がより長く逃げれたとは思うが、今日の雰囲気的に大人数の逃げは決まりにくそうだったし、逃げ無ければチャンスが無いので仕方が無かったかな?という感覚もあった。


キツさレベル

序盤から動いていたことや暑さもあってかなり疲れた。
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