ブエルタ・ア・ブルゴス2016 2&3日目
ブエルタ・ア・ブルゴス 2&3日目
クラス:HCクラス・ステージレース
開催国:スペイン
日程:8月3&4日
距離:10.7&192km
天候:晴れ
出場チームメイト:グレガ・ボーレ、ジャコモ・ベルラート、エドワード・グロス、ダニエレ・コッリ、山本元喜、アントニオ・ニーバリ、小林海
2日目のタイムトライアルは去年のコースを逆走するものに少し手を加えたものだった。
チンハイの疲れが抜けていないと思っていた自分は途中で離脱したかったが、いつの間にかゴールタイム計測の最低人数の4人にまで減っており最後尾に何とか付いて行ってゴールした。
3日目はValle de SedanoからVillarcayoに向かうコース。
56kmと、134kmと176km地点に3級山岳が設定されていた。
レース前のミーティング
自分と海とベルラートは逃げに乗れるように挑戦し、グレガとコッリとグロスはゴールスプリントに備えるという指示。
レースレポート
アタックに行くために集団先頭に並ぶ。
短めのパレードを挟んでレース開始。
1発目のアタックにベルラートが反応して飛び出すが集団がその後ろに付いて行く。
スタートアタック失敗。
最初のアタックにはプロツアーチーム以外で構成されていたのに潰されたという事は今日のアタック合戦は長引く。
そこから下り基調のコースでアタック合戦が続く。
自分も反応していくが中々決まらない。
道が狭くコーナーが連続することもあり一度集団に戻ると前に上がるまで時間がかかる。
道が広くなったところで一気に前に上がりアタックに行く。
少し先行し、集団に追いつかれたところで緩い登りが始まる。
アタックが続いている影響でかなり速いペースで登っていく。
飛び出していたことで足に来ていたこともあり集団内を下がって行く。
かなり下がったところでグロスが背中を押してくれたおかげで下がるのが止まる。
登り切って下りに入る。
再び道が狭い。
道幅いっぱいに集団が広がっているせいで前に上がれない。
下りが緩やかになった辺りで前が開け、一気に先頭まで出る。
ベルラートに無線で「今アタックに行け」と言われたが前が塞がり行けず。
反対側から飛び出したベルラートが飛び出しに入り、それが逃げになった。
しばらくペースが落ちてからアスタナがコントロールを開始。
結構いいペースで進んでいくが、逃げとのタイム差は3分前後をキープしたまま。
1回目の3級山岳はユックリとクリアし一定のペースで進み続ける。
他のメンバーから調子を確認され、まぁまぁと答える。
初日と比べればかなり足が軽くなっている。
もしかしたら最後まで残れるかもしれない。
2回目の山岳地点の登りに入る。
ここは2周するのでゴール前にももう1度登る。
ペースはそこまで上がらなかったが頂上付近はかなり勾配が急で結構踏む必要があった。
そこから下りに入り。
ゴールラインを通過。
そこから次の登りに向けてペースが上がる。
集団後方にいるせいで伸び縮みが激しくかなりキツイ。
緩やかに登りが始まる手前の180度ターンを越える。
そこから本格的にペースが上がり集団後方が1列に伸びる。
ほぼ集団最後尾にいるせいで中切れが連続し半端無く辛い。
3回目の中切れを埋め切れずに散る。
そこからは流してゴールした。
感想
前半の感じでは意外といけるかと思ったがやはりだめだった。
しかし、日に日に良くなってきている感覚はあるので明日は改めて頑張りたい。
アタックの反応は悪くなかったがやはりペースが速いので半端無くキツイ。
ヨーロッパのレースを走っているという感覚を取り戻しては来ているがまだまだ足りない。
頭がクラクラしていた症状は無くなっていたが、もしかしたら暑さのせいで頭がクラクラしていたのかもしれないとも思った。
キツさレベル
7
限界レベルでキツイという感じは全くないがやはり疲れもあり絶好調という訳にはいっていない。
足が重くて千切れるという感じ。
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