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2023ツアー・オブ・ジャパン 第6ステージ

クラス:UCI2.1
開催地:富士山
日程:5月26日
距離:11.8km








天候:晴れ
出場チームメイト:トマ・ルバ、ドリュー・モレ、ライアン・カバナ、山本元喜、孫崎大樹、津田悠義


レースレポート

今日は総合順位に大きな影響を与える富士山ステージ。
数年ぶりに富士山1本で勝負するコースに短縮され、タイムトライアル感がかなり強くなった。
チームとしてはドリューとトマが総合上位を狙って首位争いを行うが、それと同時にチーム総合順位もあるのでチーム内で3位の選手の順位も重要になるため、誰かが頂上まで踏み切らないといけない。
順当に考えて自分かライアンが頂上まで踏み切るわけだが、それはレース中の状況に応じて片方が犠牲(踏み切る)という事になった。

今日はパレードなしのスタートだったので、スタート位置も重要で少し早めにウォームアップを切り替えてほぼ線というに並んだ。
定刻どおりにレースが始まり、スタート直後から右京が先頭でペースを一定に保つ。
自分も一度先頭に上がってみたが、ドリューとトマはペースをコントロールしてもらう必要はない、と言っていたので先頭を牽く右京の石橋の少し後ろに付けて様子を見ていた。
勾配が上がり始めたタイミングで早々にビクトワールのダイボール選手がアタックしレースのペースが上がり始めた。
連日動いていることもあって、そこまで脚が好調というわけでは無かったので、無理には追わずに自分は一度そこで遅れた。
そこからは自分のペースを維持して無理に踏み過ぎてオールアウトしないように気を付けていた。
しばらくすると、マンセボ選手を先頭にした集団に追いつかれ、そこにライアンも居た。
その集団に付いて行けず、自分は遅れたがライアンも楽そうに走っているわけでは無かったので、すぐには踏み止めずに自分のペースを刻んでいた。
しばらくするとライアンが遅れてきたので、「俺が行くよ」と伝えてパスした。
そこからは頂上に向けて一定のペースを維持し続けた。
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ラスト3kmを切ってくると勾配が緩くなる箇所が増えてくるので、他の選手を利用して風避けにして休みつつ、登りは踏んで少しずつ前の選手のグループまで位置を上げていった。
総合順位を上げるのが目的ではなく、少しでも先頭からの遅れを少なくするのが目的なので、勾配が緩くなる直前でかなり踏んで前に無理に追いつきに行くこともあった。
最終的に途中でパスされたマンセボ選手のグループまでは追いつくことが出来た。
最後はそのグループでスプリントを始めていたが、自分は無視してペースを刻むことにしたが、最後に大喜がもがいてきたので、そこだけは踏みなおして勝っておいた。
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先頭ではドリューが3位でゴールしてくれた。


感想

中盤で一度踏み過ぎた感覚があり、失速したが回復したので終盤はしっかりとペースを上げなおせていたように感じた。
今年は動いていることも多く、疲労感が溜まっている中での富士山だったが、そこまで悪い感覚ではなく登ることが出来たので、良かったとは思う。
チーム総合は3位に落ちてしまったが、全員でベストは尽くした。
明日は自分好みのコースである相模原なので、結果を残せるように頑張りたい。


キツさレベル

中盤にかなり辛くなったが、終盤の勾配が緩くなるところで少し休めたので、トータールでは限界突破という感じでは無かった。
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