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2023ツール・ド・熊野 第1ステージ

クラス:UCI2.2
開催地:熊野市
日程:6月3日
距離:63km








天候:晴れ
出場チームメイト:トマ・ルバ、ドリュー・モレ、ライアン・カバナ、山本元喜、新城雄大、津田悠義


レースレポート

前日の古座川シティ国際ロードレースはあいにくの荒天により中止となってしまい、当日にギリギリまで開催の可能性を模索し準備してくださっていた主催者の方々の気持ちを考えると非常に悔しい思いでした。
古座川ロードレースとツール・ド・熊野は自分の所属するキナンレーシングチームのメインスポンサーである株式会社キナンさんが大会スポンサーとして主催に関わられており、自分たちにとって外すことのできないシーズン中の重要レースとなっていました。
ツール・ド・熊野は前日の雨の影響で札立峠が使用できず、千枚田を2周回る短縮コースとしての開催となりました。

チームの作戦としては展開を遅らせてしまい集団でのスプリントの傾向が強くなるほど不利になるため逃げに積極的に加わっていき、逃げ切りないし少人数に絞られる展開を望んでいた。

レースは700mのパレードの後にスタート。
初っ端から津田のアタックで集団が引き延ばされ、そこからアタックが散発的に繰り返される。
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何度か反応を繰り返していたが、前半は登り区間が結構長く、登り前に動いて登りで千切れかけるという経験を過去に何度もしてきたので、かなり抑えつつ動いていた。
逆に登りでの動きに対しては自分から積極的に攻撃こそしないものの、自分の一定のペースで踏んで前を追ったり、逃げる選手に合わせて踏んだりしていた。
初日で距離も短くなっていることで動く選手が多く、何度か分断が生まれるが、お見合い状態になり止まることや、遅れた組が全力で追ってくることで繋がることが多かった。
今回のコースはキナンのチームキャンプで幾度となく走っているため、プロフィールが完全に頭に入っており、緩んだ場合に逃げが決まりやすい場所も把握していた。
それも重なり、集団の人数が減った状態でペースが緩んだタイミングで集団からアタックして抜け出した。
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先にシマノの選手が抜け出しており、そこにすぐに追いつき2人でローテーションを回していた。
更にその前にはトレンガヌの選手が逃げており、一定のペースで追っていれば追いつけるかと考えていたが、思った以上に前で全開で踏んでいたことで差を詰めることが出来なかった。
シマノの風間選手と2人逃げのまま1回目の千枚田に突入した。
突入時にはタイム差が40秒ほどあったので、無理に踏み過ぎないように気を付け、頂上までにトレンガヌの選手に追いつければ、という感覚で踏んでいた。
しかし、半分以上登ったところでメイン集団が急速に接近していることに気が付き、急いで踏みなおした。
しかし、ラスト1kmを切ったところで大喜を先頭に登ってきたメイン集団に追いつかれ、一緒は付くことが出来たものの、再度のペースアップで遅れてしまう。
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集団の人数がかなり絞られていたので、2回目の千枚田に向かうまでの区間で追いつけるだろうとは考えていたが、キナンがドリューとトマしか残っていない状況にも関わらず、右京が4名残していたことが不安な要素だった。
下り区間と2回目の千枚田に向かう区間で前に選手を残せなかったチームが牽引したことにより、想定通りに前に追いついた。
しかし、右京のジャージが2人しか見当たらず、少なくとも右京の2名が逃げていることが分かった。
自分の後ろにいた雄大にそのことを伝え、急いで集団の先頭まで上がる。
最中にメンバーを確認していると岡選手と大喜が居ないことが分かった。
先頭を牽いていたトマが下がったタイミングで逃げているのが大喜と岡選手か再確認し、間違っていなかったのですぐに全開で集団の牽引を始めた。
自分、雄大、ライアンの3人で全開でローテーションを回したが、牽き始めた際には45秒差であったものを千枚田の入り口で30秒にまで縮めるだけで精いっぱいだった。
オールアウトまで踏み切ってしまったことで右肺と右肩がかなり痛くなっており、完全に限界だった。
止まりそうなくらいのペースでユックリ登っていると、遅れたグループに追いつかれたため、そこに乗っかってゴールを目指した。
ゴールの最後の坂でもアンダーのリーダーがかかっていたのかスプリントが発生していたが、関係が無かったので、無視してゆっくりと走って6分遅れでゴールした。
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感想

逃げてタイム差を取ることでステージ優勝と総合優勝を狙いたかったが、無念だった。
やりたかったことをそのまま岡選手と大喜にやられてしまい、キナンとしては苦しいレースとなった。
仮にステージを狙えない状態になった際には中途半端におくれるのではなく、ガッツリ遅れてしまうことで、翌日に逃げ切りを容認されやすくする計画だったので、そこだけは上手くいった。


キツさレベル
10
短時間のレースであったが、全開で踏み倒している区間が非常に長く、完全にオールアウトして散ったので限界だった。
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