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ニュージーランド・サイクリング・クラシック 4日目

クラス:2.2クラス ステージレース
開催地:ニュージーランド
日程:1月13日
距離:122km
天候:曇り








平均ワット:219W
最大ワット:952W
出場チームメイト:ドリュー・モレ、ライアン・カバナ、山本元喜、新城雄大、孫崎大樹、宮崎泰史

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レースレポート

平坦基調の周回レース
昨日の時点で総合順位の大枠は決まってきているが、中間スプリントや逃げ切りのよるチャンスが残っている選手が多く、レースが激しくなることが予想された
キナンとしては逃げ切りのチャンスにかけてステージを狙いに行き、集団スプリントであれば孫崎で勝負するという作戦。
ドリューの総合よりもステージの1勝を狙う事に照準を置いた。
しかし、中間スプリントが70kmと96km地点に設定されていることもあり、容易には逃げが決まらないだろうと考えられ、序盤から激しく動き続けると消耗しすぎてしまうため、動きは絞っていきたい、という考えもあった。
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今日のパレードは短めでスタート
先導車のペースが速いな、と感じていたらパンク等でトラブった選手が居たのか、一度ペースダウンを行い、予定より長めのパレード走行を挟んでのレーススタートとなった。
スタート直後から強烈なペースアップが始まる。
自分は脚の感覚が少し重く、動きが良くなるまでは動けないな、と考えていたが、まさかの初っ端の逃げが非常にハイペースで抜け出し、早々に8人ほどの先行が出来た。
本来であればあの動きには乗っておくべきなのに、油断した、という後悔と、でも脚の感覚的には反応できなかっただろう、という二つの想いがあった。

さて、逃げが決まったし集団が落ち着くか?とも思ったが、流石に8人逃げは多すぎる、という事で逃げと集団の全開の追いかけっこが始まった。
何としても逃げたい8名と何としても捕まえたい集団、という状況でブリッジレーンがローテーションに加わっている他にも数チームが協力して全開で集団を牽引していた。
逃げている側も今日が逃げ切りの最終チャンスとばかりに全開で踏んでおり、時速50km前後で横風追い風向かい風関係なく全開で追っていた。
集団は2列くらいでビヨンビヨンに引き延ばされ、位置取りがどうこうとか言っている場合では無く、自分のポジションをキープすることで精いっぱいの状況だった。
おそらくスタート20kmあたりで逃げが捕まり、逃げていたメンバーがこの世の終わりのような疲れ切った表情をしながら、集団に一瞬でパスされていき、再びアタック合戦が始まる。
リーダーも動き出しており、リーダーを含む10名以上が先行する場面もあり、必死でブリッジを掛けてオールアウトしかけた。
その状態から始まった登りで一度は散りかけるも、ライアンが動いてくれており、一度は登りで吸収されたものの再度アタックを仕掛けて5人ほどの逃げを決めた。
流石に集団も疲弊してきており、自分も集団の先頭に出て必死にペースを抑えて逃げを決めさせようとしていたが、数名がパラパラと追加でブリッヂを仕掛けていた。
最大で4名ほどの小集団が2つほど転々とブリッジを計っていた状態だったが、どうせ力尽きて帰ってくるだろう、と自分は考えていたが、小集団がブリッジを仕掛けている事が気に食わなかったのか、総合リーダーのアーロン・ゲート自身が追走のアタックをし始めた。
咄嗟に反応して数名の抜け出しになったが、風下側に張り付いて全開で踏まれていることで、後ろに付いていても辛い。
後ろも振り返らずに延々と踏み続けられ、一番近くで先行していた4名に追いついたと思ったら、その直後に再び踏み始めて、その前に居た4名も捕まえに行く。
何としても付いて行かないと、もしかしたらこのまま先頭まで追い付いて新しい逃げが出来る可能性もある、と全開で踏み続けて粘っていたが、緩急を付けた加速に耐え切られず千切れてしまう。
これは流石に無理!、と横にズレて先頭交代しざまに後ろを振り返ると誰も居らず、少し離れたところで必死で踏んでいる他チームの選手が居た。
先に千切れとるんかい!と思いながら追いついてくる選手達の後ろに入って、いったん休憩すると、前の4名を捕らえた時点で踏み止めてペースを落としており、そこに自分たちの集団も合流する。
状況としてはライアン達の逃げだけが残っている状況だが、その逃げとも今のペースアップでかなり差が詰まっている。
しかし、全員が横風で全開で踏んだせいで疲弊しきっており、追走を仕掛けようとする選手はおらず。
なにより、どうせ追走を掛けたところでリーダー自らに潰される、という諦め感も出ていた。
そして集団がやっと落ち着き、ライアン達の逃げとニュージーランド代表のコントロールするメイン集団、という構図に落ち着く。
コントロールにはリーダージャージも加わっており、逃げとのタイム差があまり広がらないようにしっかりとペースを維持していた。
キナンは集団の前方に固まり、他チームと小競り合いしながら集団内での場所を確保して走っていた。
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残りの距離が減るにしたがって最大で1分半まで広がていたタイム差がジワジワと詰められていき、40秒ほどをキープした状態に落ち着いた。
開けた場所では逃げを視認できるほどの距離間で、ゴールまでに絶対に捕まえる気が満々といった雰囲気だった。
タイム差調整でペースが緩んだことによって前方に上がってくる選手が増え、密集度が上がり始めて場所のキープが難しくなってきた。
コーナー毎にインターバルがかかり、道が細くなったタイミングで前方で落車が発生し、一時的に集団が分断されたこともあった。
前の集団に追いついたタイミングでドリューが自分たちの後方にいるはず、と思い様子を見に下がったが見つからず、他のチームの選手に前輪がパンクしていた、という情報をもらう。
雄大にも声を掛けて相談したが、ゴールが近いことと自分が消耗していたので雄大は前に上がって孫崎とゴールスプリントに備え、自分がドリューのフォローに回ることにした。
難度か後ろを確認していたがドリューの姿が見えずに少し焦っていると、良い勢いで集団に復帰してきて、そのまま前方に上がっていった。
自分も追いかけて前に上がろうとしたが、登りが始まり前方が詰まったことで上がれなくなってしまった。
頂上に向けてペースが上がり始め、スペースが出来たものの脚に来ていて前に上がれず。
周回コースなので登り切った後の下りの先に直角コーナーが何度かあり、そこでインターバルがかかって辛いことは分かっていたが、全力で踏んで付いて行くしかない、と腹をくくる。
そして下り切った1回目の直角コーナーはクリア。
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2回目の直角コーナー後の立ち上がりで、楽だな?と感じたら何人か前の選手が中切れしており、前を追っている最中に脚を使い切ってしまい千切れた。
そこからは6kmほどゴールまで流して帰った。

ライアンが逃げていたことで敢闘賞を獲得した。


感想

思っていたより2段階くらいペースが速く、最初の1時間の平均時速が48kmだった。
その中でアタックを仕掛けようとはしていたが付いているだけで精一杯の場面も多く、数回しか挑戦できなかった。
リーダーが単独でレース展開をコントロールしてくるので、どうしようもない感が出てくる。
昨年の感覚からもう少しどうにかなるか、と考えていたが、昨年のレースが体調不良者続出のせいで各チームの戦力が削がれていた、と考えると今回のレースの諸々に納得がいくと気が付いた。
そうなると明日のクリテリウムが昨年以上のハードさになると考えられてかなり辛い。


キツさレベル

踏み切って遅れているものの、限界ギリギリで引きずられている時間が少ないので完全に終わっているという感じでは無かった。
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